マルシェで買った Côte de bœuf でステーキの夜ごはん | カナルセットのおいしいしあわせ ~フランスのキッチンから~

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フランス・パリ在住。料理を研究しています。
「おいしいはしあわせ」は万国共通!
和洋中問わず、お家で作れる美味しいレシピを紹介しています。

 

Bonjour.

 

月曜日。

今週も始まりました。

 

今はビザの関係で公にお仕事ができないでいますが、

やっぱり週末になると嬉しくなるし、

月曜日はびしっと気が引き締まります。

いや、そうでなければいけないな、と気を付けています。

 

 






先週、毎週行っているマルシェの肉屋の前で立ち止まった旦那さん。

視線の先には立派なCôte de bœufがありました。

Côte de bœufとは、牛肉のあばら肉。

骨付きでどかーんと大迫力で置いてあるその存在感に

いつも前を通るたびに圧倒されていたのだけど、

ついに買いたいと言い出した。

彼がずっと気にしていたのは知っている。

 



「一回焼いてみたいんだよね、買っていい?」

 


そんなわくわくした顔して、少年か。

 



いやぁこんな大迫力なお肉、お値段結構いくのでは・・・

と思ったのだけど、

こういう経験もフランスならではだな、とOKした。

 

 

2人分と伝えると、肉屋のお兄さんがカットしてくれた。

おおおお豪快・・・!

 

 





 

 

そしてその日の夜。

やけに携帯を真剣に見ているなと思ったら、

YOUTUBEでステーキの焼き方を調べてそれはそれは入念に見ていた。

 


「肉にはガチだから。」

 

 

と、なんかまぁ訳がわからんけどとにかくやる気でいるらしい。

 

 




フライパンで焼き色を付け、オーブンに入れては寝かし、

入れては寝かしを繰り返して

綺麗に焼いてくれました。

 

 



 

 

 

私、数年前からレアのステーキを食べると胃がおかしくなるようになりまして。

消化ができないんですね、きっと。

ずーっと胃にあって2日ほどご飯が食べられないほどで。

胃だけは年齢絶対3倍くらいな気がするわ。

レア肉を消化する酵素というものを持ち合わせていないらしい。

なのでこの日も気を効かせて

少しだけよく焼きにしてくれました。

悪いね若者よ。(旦那さんはレアがお好み。5歳上だが胃は若い)

 

味付けはシンプルに塩胡椒。

いやーやっぱりこれに限ります。

 


日本では霜降りの柔らかいお肉が美味しいとされているけど、

こちらでは断然赤身肉。

ビストロとかでパリジャンたちは、

え?これ嚙み切れます?噛まずに飲み込んでます?

ってくらいなかなか弾力のある赤身のステーキを

ポテトフライと共にペロリと食べている。

 

この肉肉しい、しっかり肉食べてるぜー!っていうステーキが

きっといいんでしょうね。

私もどちらかというとそのタイプ。

 

今回のお肉もジューシーでしっかり弾力があって

でもお肉の旨味や焼き付けた外側の香ばしさが

しっかり感じられて美味。

 

 

 

 

 

その他には、

アボカドスライスにコンテチーズと生ハムのおつまみプレート、

友人からお裾分けいただいたポテトサラダに、

ブロッコリーとズッキーニ、マッシュルームのガーリック醤油。

 

最後のこれは本当にとても簡単なのだけど、

美味しくて気に入っています。

レシピをざっくり。



 

さっと塩ゆでするかレンチンして硬めに火を通したブロッコリーと、

一口大に切ったズッキーニとマッシュルームを

みじん切りのにんにくたっぷりとオリーブオイルで炒めて軽く塩をし、

火が通ったら最後に醤油ひと回しと粗びき黒胡椒で味付け。

 

ワインのおつまみにもぴったりなので、ぜひ。

 

 

 

 


 

本当はお肉には赤ワインなのだけど、

この日も暑かったのでロゼで乾杯。

 

気になっていたお肉が焼けて食べれて、

ご満悦な旦那様でした。

 

 

 

 

 

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