人参とツナのカレーきんぴら | カナルセットのおいしいしあわせ ~フランスのキッチンから~

カナルセットのおいしいしあわせ ~フランスのキッチンから~

フランス・パリ在住。料理を研究しています。
「おいしいはしあわせ」は万国共通!
和洋中問わず、お家で作れる美味しいレシピを紹介しています。

 

Bonjour.

 


 

先日、パリでベビーシッターをしていた子家族が

日本に帰ってきているということで

会いに行きました。

子供はフランス語、彼はカナダ人で英語、

家の中はフランス語と英語と日本語が飛び交う環境。

 


そんな家族と過ごした時間は

なんだかとっても人間らしいな、と思いました。

食べたいものを食べ、飲みたいものを飲み、

やりたいことをやり(もちろん仕事やオンライン授業の時間もあるけれども)

朝起きたらコーヒーを淹れ、

ママはシャワーに行き、彼は寝起き姿で

ポロンポロンとピアノを弾く。

子供たちはゲームに夢中。

 


皆がいい意味でマイペースに

自分の時間を大切にしていて

あぁ自分もこうでありたいなと。

その時間は私もとても心が豊かでした。

 


もちろん現実そうも言っていられなく

帰ってきてからは朝早く起きて決まった朝食を食べ

家事をして仕事に行くという

慌ただしいルーティンなわけですが

自分の生活の見直せるところを見直すことで

心に余裕も生まれるし、

心が満たされれば驚くほどに

欲が落ち着くのですよね、びっくり。

特に食欲。

いつも食べている1/3の朝食の量で

十分満足な自分にびっくりしました。

(いつもどんだけ食べとるんだって話ですが)

 


あれほしいな、ここ行きたいのにと

現実にできないことにジレンマを感じていた時間は

読書の時間として埋めれたりとかね。

 



忙しい毎日は変わらないのだけど

その中でいかに自分を大切にする時間を持てるか

そして心が豊かになれば人にも優しくできる

という

すごく私にとっては壮大な気付きがありました。

 

ということでさっそく

バッハのG線状のアリアを爆音で聴きながらこれを書いています。

 

 



 

 

さて、今日ご紹介したいのは

人参まるまる一本がペロリと食べられちゃうレシピ。

 

いろんなご飯のお供系はあるけれど

きんぴらほどご飯が進むおかずを知りません。

王道なきんぴらごぼうは

幼いころ私の好きな食べ物トップ3にあったし

ご飯だけではあきたらず

パンにまで挟むほど。

 

今回はごぼうではなく

きんぴらごぼうに彩り程度に入っている

人参を主役にしたきんぴら。

 

 

ツナを加えて、しかもその油を使ってコク増し。

甘じょっぱい味にカレー粉を+して

さらに食欲そそられる味。

お弁当にもぴったりです。

 

 


人参とツナのカレーきんぴら

 


(作りやすい分量)

・人参 …1本

・生姜 …1/2片

・ツナ缶 …小1缶

A醤油、酒、砂糖 …各大さじ1

Aカレー粉 …小さじ1

 

 

1. 人参と生姜は千切り(生姜はできるだけ細く)。Aは混ぜ合わせておく。

 

2. フライパンにツナの油を大さじ1程入れて残りはしっかり切る。中火にかけ、人参と生姜を炒める。油がまわってしんなりし始めたらツナを加えてさっと炒める。

 

3. Aを加えて汁気がしっかりなくなるまで炒める。

 

 


 

常備菜にもできるけど

常備菜にならずに終わります。。。

お気に入りのおかず。

よかったらぜひお試しください!

 

 

 

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