Bonjour.
昨日は近くのマルシェに
ちょいとお買い物。
もうヒーター壊れて（先日の記事参照）
家が寒すぎるので
食べ物で少しでも温まろうと
夜はポトフにする予定で、
お肉屋さんの前で
厚切りベーコンや
数種類あるソーセージを
ガン見していたところ
一人のおじさんが話しかけてきました。
あ、この人
さっきすれ違いざまに
めっちゃにこやかに
微笑みかけてきた人だ。
追いかけてきたのだろうか。。
どうやら彼はとっても親日家らしく
日本にも何度か行ったことあって
日本人の友達も多いんだとか。
日本ではどこに住んでるの？
と聞かれ、
「名古屋（ではないけど近いのでわかりやすくいつもこう答える）
って知ってる・・・？」
大体フランス人って、
東京や大阪、北海道あたりは知ってるんだけど
名古屋って意外と知らない人も多くて。
でもそのおじさん、
「もちろんだよ！
だって大きな都市じゃないか！」
と目を見開いて。
ごめん、
おじさんの日本の知識を
ちょっとなめていたよ
となぜか私反省。
それから
パリでなにをしているか
とか
彼はなにをしているのか
とか
どこに住んでいるのか
とか
いろいろ世間話。
ここから近くに住んでいるよ
という話から
通りの名前を言ったら
「C'est incroyable！！（嘘だろ信じられない！！）」
とまぁたいそうな驚きようで、
何かと思ったら
ただ自分の家が近くだった
というだけの話だった。
なんやねん
もっとすごい何かがあるのかと思った。
フランス人のリアクションって
すごく大きくてそしてわかりやすい。
面白くてこういうところも私は好き。
そんなこんなで
肉屋の前を陣取り（邪魔）
立ち話すること
気付けば30分以上。
また会えるといいね！
とお互い挨拶して
別れました。
思わぬ長居をしてしまい
次の用事があるのを思い出し
猛ダッシュで家に帰ったけど、
私のつたないフランス語でも
必死に聞いてくれようとして
すごくいい人だったなぁ、
良い時間だったなぁ、
とありがたい嬉しい気持ちでいっぱいになりました◎
さて、
結局そのあと
その肉屋で厚切りベーコンと
ソーセージを買ったので
夜は予定通りポトフにしました。
こちらのポトフは
塩漬けにした豚肉を入れたりするのだけど
塩漬けにする時間も無かったので
この日は簡単に
ソーセージとベーコンで。
キャベツやじゃがいも、
人参やセロリや玉ねぎなど
野菜をたーっぷり入れて
ハーブを入れて煮込むだけ。
味付けは塩だけなのだけど、
野菜の甘みと
お肉のうま味で
全然これだけでおいしいのです。
煮込み前は溢れるほど具材を入れたけど
煮込んだらこの通り。
野菜もたっぷり食べられるから嬉しい◎
ソーセージは
「Morteaux」と言って
燻製されたソーセージ。
うま味が強くて
煮込み料理にはぴったりなんです。
私大好き。
あとは、
使い切りたかったパセリを使って
ツナ入りタブレ風サラダ。
きゅうりとセロリを
フムスでディップする
野菜スティック。
人参のポタージュは
鶏の骨で出汁を取りました。
こちらは日本のように
骨を取った鶏肉は
アジア食材店（その中でも2軒くらい）しか
売ってません。
しかもお高い。
なので私は
骨付きもも肉を買って
（クリスマス料理によく見かけるあれ）
自分でさばいています。
するとどうしても骨が出るので
最近はそれで出汁を取って
自家製ブイヨンにしているんです。
それを使ったスープは格別！
人参、玉ねぎ、少しのバターと塩だけで
シンプルだけどおいしいポタージュの出来上がり。
チーズとオリーブのおつまみセットも欠かせない。
焼きたてのパンも添えて
こんな感じの夜ごはんでした◎
写真には載っていないけれど
この後結局
赤ワインを開けてしまった・・・
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