落ち葉に秋が埋もれていく。





満足度高めの温泉を後にして、帰路につく。

「また来年おいで」

阿蘇レインボーバレーを出発して、
帰りは北周りから県境を越え大分県へ。
九重(ここのえ)町の「川底温泉」に立ち寄る。
涌蓋(わいた)山は周辺に多くの温泉を
湧き出していて、ここもその一つ。

何とも風情のある佇まい。

ちょうど他に客が居らず、貸し切り状態。

湯気が朝陽に照らされ明るい雰囲気。

湧出するお湯の流れによって、
湯温の違う湯船が3層もあり、順番に入浴した。
河原の石を敷き詰めた浴槽は露天風呂とは
ひと味違う自然の中で浸かってるような
開放感がとても気持ち良い。

右手にはこれで今年見納めの涌蓋山。


涌蓋山△が優しく笑ったように見えた。






