夏もそろそろ見納め。


長崎鼻キャンプから戻ったその日の夜、
地元ではこの夏最後のお祭り。


石仏火祭りは61体の磨崖仏の前に篝火を灯す。


いにしえから伝わるこの行事は
地蔵盆と言い、祖霊への供養とも、
稲の虫追いの為とも言われている。


人々の願いに静かに耳を傾ける石仏の姿は
幼き頃より変わらない。


何百年の時を過ごしても穏やかに、
柔らかな表情を浮かべる石仏の端麗さに
心癒される。


竹筒の明かりに照らされた参道で、
処暑のコオロギが秋を待ち焦がれ鳴いていた。










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