たぶん梅雨明けは近い。


雨の止んだ休日に、
急遽決めた久住高原オートビレッジ。


「本日のキャンプは3~4組ですので、
このサイトの辺りにお願いします。」


ここでは予約が少ない日はフリーサイトが
狭くなるらしい。


梅雨時期の平日で併設のホテル利用客も
ガラガラみたいだ。


「お風呂は1回のみのご利用となります。」


フリーサイトの解放感のみならず、
お楽しみの温泉の回数も減ったのか。


何だか居心地の悪い、
居候気分でフリーサイトへ。


カッコウが鳴いている。


カッコウは自分の卵を他の鳥の巣に
預けるらしい。


足元は一面シロツメクサが茫々。


それでも一応久住連山が拝めるし、
後方には阿蘇山も辛うじて見える。


何だかんだ言いながら、
この雄大なマウンテンビューは捨てがたい。


テントを立ててから、お昼ごはん。


途中の道の駅で買った「久住高原弁当」は
竹の子皮の弁当箱が気に入った。


甘辛く煮た牛肉に高菜と水菜の合わせが旨い。


ドロロンロンロン ドロンロンロン


風に乗って、
太鼓の音が聞こえて来た。


一瞬、雷かと思った💧
この間の住吉浜のゲリラ雷雨で
少し過敏になっている。


この辺りのキャンプ場は時に和太鼓グループ
「DRUM TAO」の練習の音が聞こえる。
近くに彼らの活動拠点「TAOの丘」がある。




地元の有名グループだと思っていたら、
全国ツアーや海外公演は大盛況らしい。


湯布院青空焙煎所の珈琲を淹れる。


道の駅で見つけたカボスのシフォンケーキ。


カボスの皮が良い風味を醸し出している。


フリーサイトの少し離れた場所で
お隣りさんがテント設営を始めた。


ColemanのツーリングドームST+。


あれは今回持って来ようかとも悩んだテント。
被らなくで良かった(笑)


もう2組のキャンパーはオートサイトのようだ。
車2台が奥へと進んでいった。


ここは週末しか利用したことがなかったので、
閑散とした雰囲気は初めてである。


カッコウとアオバトが鳴いている。
因みにカッコウは漢字で「閑古鳥」だとか(笑)


17時前に温泉に入る。


入浴客は3人。
露天風呂の阿蘇山の眺望に心癒された。


お風呂上がりには定番のアイス。
最近癖になっている。


只でさえ高原、充分涼んだ。


晩飯はビビンバ丼とたまごスープ。


温泉玉子をトッピング。


夕景の山を包む雲が残念。


食後はエクレアと湯布院の麻生茶舗。


虫の音を聴きながら、もう夏を実感。


21時半就寝。



















4時起床



山はまだ眠っている。


早起きのホトトギスやカッコウが鳴いている。


お湯を沸かし、
道の駅で買ったスマトラの珈琲を淹れる。


アオバトやウグイスも鳴き出した。


鳥達のBGMの中、
朝焼けが久住連山を染めて行く。


この日の出を見に来たとも言える。


清々しい雰囲気の中で朝食準備。


家で揚げたトンカツと道の駅の食パンで
カツサンドを作る。


高原の空気も朝食の味を引き立てる。


お隣さんはもう既に撤収した。


結露びっしょりのフライシートは
袋詰めでお持ち帰り。


帰ってテントを干すのも
今ではまんざら嫌ではない。


キャンプ場を引き揚げても、
キャンプの時間は終わらない。


テントの向こうの久住山△も一緒に
持って帰りたい気分のカムイである。








今回のテント↙️



前回のゲリラ雷雨キャンプはコチラ↙️