ジワジワジワジワ
くじゅう花公園駐車場はもう蝉の声。
標高850mとは言え、本日は気温25℃。
「薔薇はまだ開花していません。」
入場券売り場の女性の返事は素っ気ない。
海抜ほぼ0mの大神ファームより
かなり標高があるのだから、
薔薇の開花が遅いのは致し方ない。
ならば、現在見頃の花を見に行くのみ。
なだらかな斜面一面にネモフィラ畑。
いくつかの花畑に分かれているものの、
るるパークの4倍位はあると思う。
久住連山との組み合わせが絶景だ。
あまりの花の多さに紋白蝶が迷っている。
カムイもスマホ片手にウロウロ(笑)
しばし佇み、花に和みながら耳を澄ます。
近くを流れる小川のせせらぎの音。
風に乗ってウグイスの声。
そして遠くで元気な蝉の声(笑)
わが愛車は更に久住高原を登っていき、
本日の野営地「久住高原ホテル」へ到着。
フロントで受付を済ませ、
第2フリーサイトを選んだ。
今回のギアは「雪峰ごっこ」。
木陰に全て降ろす。
先ずはお湯を沸かして昼食にする。
毎度の「日清のシーフードヌードル」。
カムイキャンプはカップ麺から始まる。
簡単に昼食を済ませて、設営開始。
久住連山の眺望を確保した場所に、
ランドブリーズ5を立てる。
どうも「コウイカ」に見えて仕方ない(笑)
スノピギアにはユニークなギミックが多く、
組み立ての楽しさがある。
風が強いので、さすがにタープは諦めた。
サイトの設営が一段落したら、珈琲タイム。
豆はちょっと癖のある香りだが、
珈琲を淹れると
熟成したような濃厚で深い味わいになる。
久住連山を眺めながら、
花公園で買ってきた「イタリアンピザ」を戴く。
ピーマンと玉ねぎが丁度良い焼き加減で
食感がGOOD。
夏日と設営に汗ばんで気持ち悪いので、
ホテルの温泉へ。
先ずは身体を洗って、
露天風呂「雲海の湯」に入る。
白濁した硫黄泉で、
ほんのり硫黄の匂いのする温めのお湯は
ゆっくり浸って楽しめる。
丁度、福岡から来た男性が入浴中で
お話を聞く。
昔、寝袋1つの車中泊で
九州中を旅したことがあるとか。
実に羨ましい話。
今度は内湯「暁天の湯」に入浴。
こちらは塩化物泉でお肌にしっとり。
湯加減が丁度良いのもあるが、
水質に相性の良さを感じる。
どちらかと言うとこちらが好きだ。
湯上がりには「つぶらなカボスドリンク」。
焚き火に点火。
鍋でお湯を沸かす。
黒くなるであろう鍋底は
帰ったら煤落とし決定(笑)
花公園で買ってきた
「ぐるぐるウインナー」を焼く。
沸騰した鍋でパスタを茹でる。
お味は「レモン缶ひろしま牡蠣」。
食後はくじゅう花公園で買ってきた
アップルパイを戴く。
パイで包まれたリンゴの瑞々しさに大満足。
花公園で買った食べ物は全て美味だった。
お腹も心も満たされ、
21時半就寝。
3時半起床。
早くに目が覚めてしまった。
テント内は14℃。
昨日の記録的な夏日のお陰か、
夜は寒くはなかった。
山の朝日を見届けて、
朝食準備に取り掛かる。
ホットドッグは昨日切り取っておいた
「ぐるぐるウインナー」の端っこと
キャベツをサンド。
いつものアルミホイル焼き。
どこかでカッコーが鳴いている。
この声を聞くと高原の住人の気分。
予定通り8時にサイトから引き上げて、
ホテルへお邪魔する。
ホテルからは阿蘇五岳の大自然の眺望。
キャンプの最後は温泉保養で締めくくる。
素敵な薔薇園はコチラ↙️
ネモフィラのキャンプ場↙️