別府湾の眺望は霞んでいた。
目的地のるるパークには13時過ぎに着いた。
チェックインは14時からなので、
時間潰しに園内のフラワーガーデンへ。
ダムを見下ろす丘一面にネモフィラ。
あいにくの黄砂だが、
鮮やかな青が景色を彩っている。
春風に揺れる花に必死にしがみつく蜜蜂。
夢中でスマホを撮っていたら、
チェックイン時間をとうに過ぎていた。
途中のフードコートが気になりながらも、
カムイは急いでキャンプ場へ向かう。
キャンプ場入り口である東ゲートに到着。
受付の女性スタッフが笑顔で応対してくれた。
「今日はお一人だけです。」
初の「るるキャン💮」はどうやら
ひとりぼっちらしい。
先日までお客は多かったそうだが、
春休みも終わって落ち着いたそうだ。
今回はフリーサイトを選んだ。
一面の芝は芝刈りでよく整備されている。
風が少し強く、
黄砂の影響なのか目がショボショボする。
とりあえず遅くなった昼食は
炊事棟の中で済ませる事にした。
とり天ドックと日清ミニカップヌードル。
あまり期待しないでかぶり付いたら、
結構旨かった♪
ドリンクは「ざぼんサイダー」。
ちょっと瓶が小さい(笑)
ランチを済ませたら、
タープとテントの設営開始。
広大なエリアは完全に貸し切り状態だが、
炊事棟とトイレに程よく近い端っこを選ぶ。
フリーサイトにポツンと我が家。
設営が一段落ついたら、周辺を散策。
去年の八重桜キャンプはコチラ↙️
テントに戻り、お楽しみの珈琲タイム。
コーヒー豆はメキシコ産。
ふわっふわっのシフォンケーキを
サービスエリアで買ってきた。
静かな夕暮れを眺めながら、
マヤ文明の?深い香りとコクを味わう。
日の入りを待って、焚き火台に点火。
先ずはお湯を沸かす。
そしてパスタを茹でる。
今夜はバジルパスタ。
ナーンドッグはホットサンドメーカーでベイク。
宵の明星の近くにスバル。
寒空に輝く群れ星もこれで見納めだろう。
焚き火を眺めながら、
シン仮面ライダーチップス。
カード開封は帰ってからのお楽しみ♪
熾火の沈黙を見届けてから
テントに入った。
4時半起床。
眠気覚ましと身体を温める為、
テント内の片付け。
外気温はマイナス0℃。
さすがに寒い。
寒さ凌ぎの珈琲タイムは
デンマーク製のコーヒーブリュウワー。
豆はブラジルアスカリーベ。
香ばしくて強い味わいが気に入っている。
お湯を注ぐだけで
約2杯分の本格コーヒーが淹れられる。
東の空から白々と明るくなってきた。
夜明けを待ちかねたように
近くで鶯が鳴き出す。
朝の散歩。
こちらの白鳥と恐竜達はまだ寝ている(笑)
遠くに由布岳が見える。
朝食はライ麦パンの玉子ホットサンドと
レタスのゴマドレサラダ。
朝の静けさの中、鳥とカムイだけの空間。
デザートは地獄蒸しプリン。
程よい滑らかさと濃厚さが絶妙で、
地獄の味はカムイ好みだ(笑)
今朝の冷え込みで
テントの結露はかなりだったが、
乾燥は暖かな朝陽に助けられた。
チェックアウトの10時ギリギリに
東ゲートを無事脱出💦
公園の外周ぐるりと車を走らせ、
るるパーク正面ゲートへ移動。
昨日のネモフィラの丘を再び訪れる。
この看板が頭から離れなかった。
お目当てのソフトクリームを手にして、
キャンプの終わりを実感したカムイである。
ウェ~イ!