国民栄養調査 | 「かむ育栄養」子どもの食の悩み解消☆噛んで育てる元気な子

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遊び食いや偏食でお困りのお母さんへ管理栄養士が上手に噛めるコツを教えます

11月15日(日) 国民栄養調査の調査日でした。

この調査、皆さんご存知でしょうか。
栄養士の方はわかると思います。よくデータとかに「厚生労働省:国民栄養調査より」
と掲載しているのを目にしたことがあるかと思います。
実は、このデータは下に書いてあるように無作為抽出で調査世帯は選ばれるのです。


各、都道府県にて抽出された地域が当たると管轄の保健所栄養職員が各家庭に「国民栄養調査が当たりました」と説明に上がるのです。まずはその地域の区長さんにお願いに行くのですけどね。

私も保健所勤務の時は、電話してから訪問に行くのですが「保険はいらん」「ホンマに県の職員さん?」と怪しげな電話と勘違いされたことも多々あり、訪問しては、玄関口であれやこれやと押し問答になったこともありました。
でも、最後は納得していただき、国の調査なので協力していただきます。

今回は私が住んでいる近くの地域の25世帯が当たり、地域の公民館にて実施で、対象世帯の方々お越しいただきました。

まず、身体計測(身長、体重、腹囲、血圧、採血)します。
そして、家族の生活調査(仕事や年齢、生活状況)確認、最後に家族が一日食べたもの確認する食事調査があるのです。
生活調査と食事調査は事前に説明し書いたもの持ってこられて、この食事調査について確認するのが本日の仕事です。

保健所を辞めてフリーになってからもこの調査のお仕事はさせていただいてます。
てっとり早く言うと説明しなくてもわかっているから だと・・・う~ん、そうですね



聞き取りは細かく行います。
たとえば、牛乳はふつうか低脂肪か?味噌は白か赤か合わせか?お菓子の名前やお茶の量など、その日1日口に入れたものすべて聞きます。
ご飯の量も何グラムくらいか聞きます、なので茶碗一杯と書いてあるとどれくらいとフードモデルで聞きます。
献立に入っている調味料の量や惣菜なども資料で示しながら聞き出します。
そして、今月中に分析入力し、県へそして国へ送られていきます。



食事を1日分でも細かく書いていただいた調査世帯の方にはご苦労様です。
こんな調査当たるって大変やったな~と言われる方もおられますが、逆にめったに当たらないから何かほかにもいいこと当たるかもと言われる方もおられました。

皆さんの世帯もそのうちいつか当たるかもしれません。
その時はご協力お願いします。