過去のブログより・・・2009/11/10(火)
※動画: 「八百万の神々との対話」
全国の神社を旅しています。
各地の古社や鎮守の森などを訪れるたび、様々なことに気付かされます。
その気づきの中の1つが、
「自然に対する敬いや畏れの気持ちを持つことは、環境問題に対応していく際、備えておくべきとても重要な感覚だ」ということです。
日本人は古来から、「八百万の神々」を信仰の対象としてきました。
様々な自然現象や存在の中に「神(カミ)」を見、その神に対する敬いと畏れの気持ちを抱きつづけ、自然がもたらしてくれる恵み、日々の生活に災いをもたらすような天災、自然の流れによって作り出される変化と調和、それらを謙虚さをもって受け止め、接してきたのです。
実はそのような感性は、「環境問題」に対応していく上で、とても大切なものではないかと考えています。
環境問題に対応するため、世界中で様々な取り組みが検討・実施されていますが、そもそも自然に対してどのような認識と態度を持っているかが、取り組みのあり方を決める重要なファクターだと考えるからです。
「八百万の神々との対話」というスライドショウは、私のそんな個人的な思いを表現したものです。
過去に私が撮影した神社や自然の写真、自然音などを編集し、制作しまた。
ご興味がございましたら、ご覧ください。