先週も
病院の役割分担の話を
書きましたが。
今日は
大病院の先生の言うことは
正しいけど
正しくないって言う話。
うちのデイに通いながら
在宅生活中のAさんは
娘さんと二人暮らし。
でもその娘さんが
急遽入院することになり
施設を探しています。
ネックになったのが
インシュリン3回打ち。
しかも
事前に測った血糖に合わせて
インシュリン量を変えて打つ…。
一日3回、
インシュリン打ってくれる施設、
どこ~???
サービス付き高齢者住宅に入って
訪問看護を入れるという手も
なくはないけど
金銭的ハードルが高い。
地域の大病院に
通院中のAさん。
ケアマネが
何度も主治医に
「なんとかなりませんか」
って問い合わせるけど
主治医は
「血糖は
今のインシュリンで
安定しているから
変更なんてありえない」
とけんもほろろ。
うん、先生は正しい。
医学的にとっても正しい。
でもさ~。
そのインシュリン
打ってくれる人を
確保できなかったら
どうしようも
なくない???
高齢者医療、
ベストな治療が難しいとき
次善の策で
手を打つのが大事じゃない?
でも
それを
大病院の医者に求めるのも
違う気がする。
大病院の医者は
ベストで正しい医療を
追い求めるのが仕事だもの。
やっぱり
大病院をやめて
地域で
在宅介護の高齢者を
いっぱい診てる先生に
お願いするのが
いいと思うんだけど。
でもAさん
「ずっとあの病院に
通院してるから…」
って言うんだよね~。
八方ふさがり。
うーん。
いつもお読みいただき
ありがとうございます。
今日は何位かな↓