女性に意外と多い鉄欠乏性貧血
漢方養生指導士/不妊カウンセラー
よっしいです
妊活女性の多くは
意識している鉄欠乏性貧血
からだの貯蔵鉄(フェリチン)が
足りなくなり貧血の手前で
卵の成長や子宮にも影響します。
この鉄欠乏性貧血は
意外と日本人女性に多く
4人に1人はあるとされます。
実際、鉄欠乏貧血に
なりやすい時期は結構あり
幼少期、思春期
妊活期、産後と40代手前です。
女性は基本、月経がある間は
出血が続くため🩸
鉄欠乏性貧血のリスクはあります。
また仮に一度改善しても
再発しやすいです
私は再発した一人です
また通常の病院の
血液検査の項目だと
診断されることが少なく
”かくれ貧血”
と呼ばれます。
きちんと鉄欠乏性貧血の検査
をしている病院に行きましょう。
ただ最近では妊活施設で
血液検査があるので妊活で
診断される方も多いと思います
私と鉄欠乏性貧血
ちなみに私が初めて
鉄欠乏性貧血を診断されたのは
20代後半でした。
ダイビングの帰りに
飛行機を降りた瞬間
ぐらっとめまいを覚えました
そしてその後何日も
雲の上をあるいているような
浮遊感が続きました☁️
これはまずいかも?と
病院の血液内科に行ったら
「鉄欠乏性貧血によるめまいです。
フェリチンが一桁代です」
と診断されました。
ちなみに先生からは他には
「爪は割れやすいですか」
「氷とか食べたくなりませんか」
「足はよるムズムズしませんか」
など確認されました。
たしかに当時の私は
爪がもろく欠けることがあり
爪の表面に縦線がたくさんありました。
腸の炎症が縦線に出ます
また仕事で外出が多く
喫茶店に入っては
「氷多めのアイスコーヒー」を
バリバリ食べていました。
今考えると相当異常ですね
これは「異食症(ピカ)」といって
鉄が足りなくなると
刺激のある触感を求めて
食べたくなる症状です。
子供だとペンや爪を
かじったり、時には
粘土などの異物も
食べたりもします
これは単なるストレス行動
としてみられることもありますが
幼少期でも鉄欠乏性貧血
のリスクは大きいです。
お母さんが妊娠中から授乳中に
鉄欠乏性貧血だと遺伝します。
足のムズムズは
”レッグレストレス症候群”とも
言われ夕方から
夜に起きやすいのですが
私の場合は思春期からよく夜中に
突然ふくろはぎがつって
悶絶することがありました
痛いですよね。
鉄欠乏性貧血の3大症状
まず3つの症状なんですが
「爪が割れやすい」
「氷を食べたくなる」
「足がムズムズする」
これは鉄欠乏性貧血の代表症状です。
東洋医学からみても
いずれも血が足りない
血虚の不調🩸
になります。
氷を食べたがるのは
”虚熱”といって
血が足りないことでおきる
口の乾きと情緒のイライラ🔥
血がないとこころも
体の熱も冷ませない
またきっかけとなった
浮遊感のあるめまいは
血虚のめまいの特徴でもあります。
人は血が足りなくなると
体の手足や頭の末端まで
栄養を届けることができず
また心も栄養不足で
不安定になりやすくなります💦
ちなみ足がつる
「こむら返り」は
代表的な血虚の症状です。
今思えば、既に思春期から
私のからだは
血が足りないよ~!って
サイン🚨を出していたんですね。
単なる筋肉痛と
我慢していました
その後の鉄欠乏性貧血は
どうなったかというと
鉄剤を処方されて2週間ほどで
浮遊感のめまいは解消され
半年ほどで貯蔵鉄(フェリチン)
の値は20ng/mlぐらいに回復しました。
やはり鉄剤すごいと感動
鉄剤については過去記事を
服用3か月後ぐらいには
爪が割れることも減り
壁をけずるぐらい硬くなり(笑)
氷も次第に食べたくなく
なるようになりました。
ただ妊娠を目指すのであれば
できれば50ng/mlは欲しいところ
とのこと治療は続けました。
というものも出産時にフェリチンは
40ng/mlほど減るとされるからです。
しかし月経がある状態で鉄剤だけで
50ng/mlを目指すのはなかなか
難しいもので
それは栓を抜いた状態で
お風呂のお湯を溜める感じで
月経や生活を見直さないと
なかなか血は溜まりません
ということで、次回また
続きを書けえばと思います✨
今月のセミナーのお知らせ☘️