今日は伊達市霊山町掛田にある福島交通(株)飯坂東線掛田駅跡の散策に出かけました
なんでも駅舎に路面電車ミュージアムが新設され、
路面電車が静態展示されているという話を聞いたモンで行ってみようと思っていました。
国道349号線沿いのウェルシアさんに車を駐めさせて貰って、
旧道を歩いて霊山市街へ
この道路の左側にかつて路面電車が走っていました。
福島交通(株)掛田駅。
現在はバスターミナル。
奧に路面電車が居りますね
「掛田驛」の表示板も立派
掛田駅を訪れるのも7年振り
駅舎は外壁を塗り直してリニューアルしてるんですねぇ
現在の掛田駅はバスのターミナルで有人窓口もあり。
こちらは駅舎のホームがあった方ですか。
鉄道開通記念碑
霊山こどもの村に保存されていたのを、移設整備展示したモノらしい。
軌間1,067mmの狭軌(国鉄と同じ)なれど、
車両限界に制限があって車幅が狭い
内部は・・・ロングシートが千鳥配置。
もしも向かいって座る構造だったら、座る人の膝が当って立客出来ない
吊革はなく、立客は網棚に設置された横手すりに掴まる・・・のかな
直接制御のマスコンと空気ブレーキ。
運転士は立って運転していたようです。
兎に角狭い
じゃぁ路面電車ミュージアムに入って見ます。
入場料ロハ。
場内はこぢんまり。
続行運転の表示板といわゆる朝顔式連結器のピン。
しまった・・・方向幕をもっとしっかりと見るべきだった
掛田駅の向かい側。
鉄道ターミナルにはタクシー屋さんと食堂は必須ですね
霊山市街には旅館もありました。
宿場町でもあったわけです。
バイパスが出来て狭隘な市街を車両が通らなくても済むようになりましたが・・・
そうなると市街地が寂れてしまうのも道理であります。
旧伊達郡霊山町の町役場跡の横にある亀岡神社。
ヤブ蚊が5~6匹ほど纏わり付いてきます。
ヒェ~
合掌(-人-)
霊山の街の鎮守神なんでしょうね
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ついでに保原市街に出ると保原中央交流館駐車場にある
福島交通(株)の静態保存車も再訪。
こちらも保存されてますね。
福島交通(株)の路面電車は福島市とその周辺の諸衛星都市を結ぶ
アーバンネットワークの役割を担っており、
飯坂線のように地方鉄道化出来ていたら現存するチャンスもあったと思うんだけどねぇ
保原中央交流館は伊達郡保原町の町役場があった場所。
江戸時代には白河藩の飛び地であり、保原陣屋があったとのこと。
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如何にもな旧街道っぽい通り。
国道349号線は宮城県白石から阿武隈山地の中を縦断して茨城県水戸に至る3桁国道。
もっと県南部では磐城街道・棚倉街道・茨城街道と称されますが、
この辺りでは何街道なんでしょうか
伊達市保原町大柳にある東根堰土地改良区の大柳円筒分水工にも寄り道。
通称マルタンク。
見ていて飽きませんねぇ
でも円筒分水が活躍するシーズンももうすぐ終わりです。
東根堰は阿武隈川の信夫水力発電所に取水口があって
ココまで延々と用水路が続いているようです。
このように豊かに見える田園地帯も様々な水利施設や圃場整備事業による
インフラ整備の賜物であることを忘れてはいけんのですよ。
掛田駅の路面電車ミュージアムで購入したRM LIBRARY161と162
福島交通軌道線(上)と(下)
2冊で2,640円。
これ欲しかったんです
よもや(失礼ながら)こんなところにあったなんって・・・