猪苗代第四水力発電所を外から見学するとか・・・の巻6/23 | 乾パンのブログ

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こん前の日曜日は雄国沼を散策後、素直に郡山に戻りました車

 

 

県道猪苗代塩川線を走るのも久し振り。

喜多方ラーメン食べるのに喜多方に通い詰めていた頃は・・・この道を通っていましたラーメン

 

この道は会津若松⇔二本松を連絡する二本松街道(下の道)で

近世には重要幹線でした。


 

猪苗代湖から会津へと西に向かって流れるのが日橋川でありますチョキ

阿賀川の支流で新潟から日本海に至ります。

猪苗代第四水力発電所を見かけたのでちょっとだけ寄り道してしまいましたべーっだ!

 

 

猪苗代第四水力発電所。

1926年(大正十五年)完成の美しい鉄筋コンクリート構造物ラブラブ

関東大震災を経て煉瓦構造物から耐震性に秀でたRC構造物へと大きく転換ですねグッド!

 

 

石造の水路もGoodestクラッカー

曲線美を感じます。

 

この水力発電所は東京電力の所有です。

誰がどう見てもココは東北地方ですが・・・

猪苗代水力電気→東京電燈→東京電力へと複雑な変遷があるようですチョキ

 

 

猪苗代第四水力発電所から県道挟んで日橋川を渡る切立橋があります。

そもそもは1890年(明治二十三年)作製の九州鉄道の橋梁だったのが、

いろいろ由来があって、現在でも車が通る車道としてココに現役で現存しています。

スンバラシイ音譜

 

 

ボウストリングプラットトラス構造ですねべーっだ!

よくよく見ると接合点が剛結合じゃぁなくてピン結合じゃんパー

 

 

中央のダブルワーレン!?も接合点はピン構造。

これは引張応力のみで圧縮応力には対応していない・・・

ダブルプラットと言うべきかもしんねぇえっ

 

 

現在では消滅したボウストリングトラス橋ですが・・・

部材が短いので鋼材加工技術が未熟だった19世紀に流行したんですかね。

 

だからこそ分解・移設が容易であるわけで

そもそも九州にあったこの橋梁が現在でも福島県の片田舎で活躍しているわけです。

 

よく良く見たら最大荷重6tショック!

4t車走れねぇじゃん。

 

 

コッからだと猪苗代第四水力発電所の水圧鋼管と上部貯水池が望めます目

 

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水力発電所の建屋の少し下流側にある水利施設も前々から気になってましたが・・・

 

 

可動堰と水門がありますね。

 

 

日橋川を分水する背割構造の水門でしょうかはてなマーク

 

 

この水利施設も東京電力(株)の所有物。

市町村の水利施設と違って(一応は)民間企業の所有なので近づけませんねぇショック!

 

 

分水工から分水したこの水路・・・何だろうなぁはてなマーク

と思ったらこの下流側に金川水力発電所があるんですなビックリマーク

アナ~ル。

 

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猪苗代第四水力発電所のちょっと上側も入れるので散策走る人

 

 

何だか用水路があるなぁ・・・と思ったら・・・

帰ってから調べたら駒形堰用水という江戸時代からかる用水路だそうでベル

 

 

水力発電所の水圧鋼管の下を逆サイフォンで潜っているようです。

発電所よりも前にある農業用水路なわけで・・・いろいろ大変だったろうなぁべーっだ!

 

 

見上げると何か施設あり目

調圧水槽か!!と薮を駆け上がりますと・・・

 

 

これは放水路ですね。

水力発電所の上部貯水池が何らかの理由で満水になってしまったら・・・

ココから放水でしょね波

 

 

大正時代のコンクリート(多分)

粗骨材が玉砂利でありますチョキ

 

 

車がガンガン走る県道ですので狭い歩道を通るしかないのですが・・・

 

 

美味しそうな野イチゴ発見晴れ

 

 

ナワシロイチゴという種類のようです。

野生の野イチゴでは美味しい部類とかチョキ

 

私の少年時代は一緒くたにヘビイチゴと称していましたが

いろいろ野イチゴのも種類があるようです。

 

 

野イチゴと共にトゲトゲの植物も一杯べーっだ!

このトゲは皮膚を引き裂きます。

滅茶苦茶痛いぞショック!