今日の南東北・北関東一円は雲一つない晴天予報
折角なので久し振りにハイキングに出かけました
何処に登ろうか・・・迷いましたが、
正月に東京の裏高尾に登った時以来、山に行ってないこと。
高速道路の渋滞が予想されることから遠出はしたくない。
以上より勝手知ったる東吾妻山系に行こうと画策し且つ実行に至りました。
五色沼(魔女の瞳)も見たいし、浄土平まで車で上がれば初心者向けですけんね
土湯バイパスから旧道の土湯街道を経由して磐梯吾妻スカイラインへ
野地温泉郷の最深部にある鷲倉温泉。
こういう山奥の温泉宿って好きな人は好きなんでしょうねぇ
磐梯吾妻スカイラインの土湯峠ゲート近くの道端に
ミズバショウが群生していて驚いた
有毒です
触るのも危険。
でもクマさんは好んで食べるんですねぇ
そりゃクマさんこの辺りに出てくるわけです。
夜間通行止めの磐梯吾妻スカイライン。
朝8時に通行止め解除予定とのことですが30分前倒ししてました
それにしても今年は「雪の回廊」の壁が極端に低いなぁ
8時5分に浄土平有料駐車場到着、駐車料500円。
準備して8時20分出発。
朝の噴煙は少なかったなぁ
酸ヶ平湿原に向けた急登。
滑り易いのでチェーンアイゼン着用。
急登を登りきると別世界が広がっています。
酸ヶ平避難小屋、9時。
稜線に出るとこれまた別世界。
ホントに手軽に高山気分が味わえる場所です。
風が強い
抜髄した奥歯こと、吾妻小富士もクッキリ。
一切経山到着、9時30分
標高1,949m
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更に進むと・・・
魔女の瞳(五色沼)が映えるのぉ
これほど綺麗な魔女の瞳を見ることが出来てラッキー
遠くの雪山が・・・左は朝日山地(朝日岳)で右は月山でしょうか
西吾妻山に至る稜線。
ホントに雲一つない青空です
磐梯山に登っても良かったンですけどね。
でも魔女の瞳が見たかったんです
今回はコンパスの使い方の練習もしてみました。
普段はスマホに入れたGPSを使っていて地図もコンパスもほぼ見ません。
でもいざという時には必要ですからね。
厳冬期の雪山に行くとスマホのバッテリ-がイカレて使用不可になるんだよなぁ
吹雪の蔵王に登った時に視界不良の状況でスマホが使えなくなってビビったからね。
この前の陸上自衛隊神町駐屯地創立記念祭の時にPXで購入した自衛隊のコンパス。
使ってみて初めて気が付きましたがこの手の「軍用コンパス」は山登りには不適
オリエンテーリング用のコンパスの方が使い勝手よろし。
最後にもう1回魔女に瞳を眺めて山を下りることにしました。
これほど綺麗な沼はもう二度と拝めないかも知れないから
9時50分、下山開始。
次の目的地である東吾妻山
やっぱり残雪あるなぁ
鎌沼を反時計回り。
雪解け水で鎌沼は満水状態でした
よくアイゼンなし、トレッキングポールなしで歩けるよなぁ・・・
まぁ凍結しているわけではないので。
でも万が一にもスリップしたら鎌沼にドボン
この状況で全身ずぶ濡れになったら命に関わるもんな
まだまだ雪多いもんなぁ
私は根性無しなのでチェーンアイゼンを再び着用
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お花畑(地名)を突っ切って東吾妻山姥ヶ原登山口へ
あと1ヶ月もしたら花が綺麗なんですけどね。
十字路(登山口)、10時50分。
地図見るとこっから頂上までコースタイム40分とのことだけど・・・遠く感じる。
積雪期(残雪期)の冬道は夏道とルートが違っていて道に迷いやすいんです。
ピンクテープが頼りです。
常に2つ以上のピンクテープが視界に入るような密度で設置してますが・・・
それでも道に迷いますな
樹林帯の濃度が濃くて視界が効かない。
ガスが多かったり積雪期は登るべきではない山です
あ~知らない人の後ろを着いてくのも反則
前の人が道を間違えて2人まとめて遭難もよく聞くケースです。
突如として森林限界を超えて視界が開けました。
ココまで来ればあともう少し。
東吾妻山到着、11時35分。
標高1,975m
誰でも登れる一切経山よりも少し難度高いので静かなモンでした
こっからだと磐梯山を挟んで、裏磐梯の湖沼群も表磐梯の猪苗代湖まで拝めるんだ
へぇ~
まぁ一切経山からココ(東吾妻山)が望めるんだから、
こっから向こうも綺麗に望めました。
11時50分下山開始
帰りもピンクテープを頼りに下ります。
上りよりも下りが難しくて・・・道を見失うと360度ルートを間違えることもあります。
私もかつて安達太良山の西側でルート間違えて酷い目にあった思い出が
あの頃の私は全くの初心者でGPS持ってないし地図の見方も知らなかったから。
十字路まで降りるを右折して浄土平駐車場に戻ります。
この辺りは・・・標高1,750m程度なのに森林限界
何で
浄土平登山口近くの急登になると戻るハイカーの皆さんで大渋滞
雪で滑り易い山道を無装備で降りる小さな子供連れの御家族が
残雪期の今の状況で一切経山・東吾妻山に登るとすれば
トレッキングシューズとトレッキングポール(出来れば軽アイゼンの類)は必携だと思う。
登りは何とかなるけど下りが・・・
浄土平駐車場に戻ってきました。
13時15分。
出発から休憩含めて5時間弱。
久し振りのハイキングとすればまぁまぁか
吾妻小富士は今回もパス
だってこの階段、疲れるンだもん