武器学校・土浦駐屯地、春の一般公開に行く・・・の巻3/31 | 乾パンのブログ

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昨日は2024年(令和六年)3月31日です。

令和五年度最後の日で有ります。

 

昨年度の年度末は近年稀な忙しさでした汗

私の業種は公共事業のインフラ整備に係わる業界です。

役所も工事の発注のやり方を考えて欲しいですむかっ

 

昨日は棚卸しの為に出勤。

夜遅く帰って来ましたが休日出勤は疲れますなぁにひひ

 

今日から令和六年度が始まります。

今年度がより良き年度でありますように。

南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏(-人-)

 

一昨日の土曜日は思い切って全休取らせて頂きまして、

茨城県稲敷郡阿見町にある陸上自衛隊土浦駐屯地(武器学校)の

春の一般開放に出かけました車

 

 

郡山市の弊アパートを朝5時15分に出立。

いわき経由で磐越道→常磐道を乗り継ぎ、

予科練平和記念館駐車場には8時15分に到着

 

 

訪れるのは2度目ですね。

 

 

予科練平和記念館は立方体を重ねたような斬新なデザインですベル

 

 

先ずは程近い霞ヶ浦から。

対岸が見えません目

まるで海ですねぇ波

 

 

振り返ると蓮根畑・・・というか沼あり。

農家の人達が何か有機肥料はてなマークを散布してましてた。

 

 

沼の吐出口から流出する肥料を求めてはてなマーク

鯉が沢山群がってましたにひひ

 

 

草むらを見るとヒメオドリコソウとオオイヌノフグリが一杯ヒマワリ

春ですねぇベル

 

 

路肩にはツクシも沢山ありました。

いわゆるスギナの胞子茎ですが今の季節にはお馴染みです。

 

 

予科練平和記念館に野外展示されている零戦二一型の実寸大模型。

翼端が少しだけ折りたためる太平洋戦争緒戦期に活躍した初の量産形。

「無敵期」の零戦の象徴。

 

 

こちらは人間魚雷回天の模型。

魚雷に操縦席を設けた特攻兵期です。

直径1mほどでこれに1人で乗り込むのは怖いなぁ汗

 

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では土浦駐屯地の正門側へ回ります走る人

 

 

土浦駐屯地には陸上自衛隊の武器を研究する武器学校があります。

なお日本国は憲法によって軍隊(戦力)の保有が禁止されているので

自衛隊は軍隊ではないのが「建前」。

 

自衛隊では「兵」や「軍」という用語を徹底的に排除してるんですね。

本来なら「兵器学校」なわけですが「武器学校」ってな塩梅パー

 

 

少し並んで9時に正門通って入場走る人

 

 

展示してある「武器類」

最新型の10式戦車。

スカートの裾に黒いゴムはてなマークのスカートが張ってあって車輪が見えませんな。

 

 

ちょっと前の90式戦車。

こうみると自衛隊の戦車はドイツ連邦軍のレオパルトの影響が強いように感じますビックリマーク

 

 

出も私の世代だとどうしても74式戦車だなぁ音譜

独特の避弾経始が印象的です。

もう完全引退も間近ですか・・・

 

 

16式装甲機動車(16MCV)

最近は装輪式の砲車が世界的なトレンディです。

先進国だと道路網が発達してますから舗装道路を高速移動できる装輪車が必要というわけ。

 

 

軽装甲機動車って好きだなぁラブラブ

 

 

木造板張りの恐らく昭和戦前期からある倉庫。

自衛隊には歴史的建造物が沢山有りますドキドキ

何とか文化財として保存できないかなぁ

 

 

三式中戦車と八九式中戦車。

 

三式戦車は米国のシャーマンと互角に打ち合えるように開発された戦車。

本土決戦のために温存されて終戦を迎えたようです。

 

八九式中戦車は戦前期の日本を代表する主力中戦車。

でも前面に乗車扉があるのは何とも怖いガーン

 

ココに敵砲弾が命中したら前方機銃手は確実に戦死ドクロ

Il-2襲撃機の後部銃手みたいなもんか・・・

 

日中戦争の戦記を読むと初期の中国軍は迫撃砲はあるけど野砲はなかったそうで・・・

だからこそ「この程度」の戦車で何とかなってしまったと。

 

 

WWⅡ期のソ連軍主力野砲76mm榴弾砲Zis-3。

ドイツ軍の88mm高射砲のように対戦車砲として多用され、

その初速度の速さから「ラッチェバム」と称され恐れられたのは有名。

 

結構、ソ連軍の兵器・・・じゃなくて武器が多く展示されてて驚きましたべーっだ!

どこで入手したのかなはてなマーク

 

 

手前はこれもソ連軍の82mm迫撃砲。

 

中迫撃砲だと81mm口径が世界的に一般的だけど、

敵の81mm砲弾は捕獲して使えるけど敵は82mm迫撃砲の弾は使えない・・・

という姑息的手法で1mmだけ口径を大きくしたとのこと。

 

奥は自衛隊で非制式となった155mm迫撃砲とのこと。

重迫撃砲は人が弾を持てる限度の重量は120mm口径らしいけど

155mm口径の迫撃砲弾はどれくらいの重さなのかはてなマーク

 

 

火砲館には明治時代の大砲展示。

三八式野砲。

日本陸軍で始めて駐座器を備えた野砲だったっけべーっだ!

 

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正門から駐屯地のメインストリートを歩きます走る人

 

 

本来なら今の季節だとちょうど桜が満開なんでしょうねぇ桜

今年は残念ながら桜の開花はほぼゼロしょぼん

 

 

1%ぐらい咲いてました

同じ木でも一斉に咲くのではなくてバラツキがあるのかな!?

 

 

グランドにあった号令台。

陸自土浦駐屯地が日本海軍土浦海軍航空隊だった名残の一つ。

 

 

1942年(昭和十七年)公開の戦争映画「ハワイ・マレー沖海戦」に出てくる

上矢印コレですね。

手すりも変わらないようです!!

 

 

土浦海軍航空隊は予科練(予科飛行練習生)航空隊があったことで有名。

 

 

朝の朝礼時に海軍体操をする予科練生徒。

実際に現存する号令台が使われている映像も貴重ですな。

 

 

この先に海・・・じゃなくて霞ヶ浦があるのですが見学者が入場できるのはここまで。

 

 

土浦駐屯地のPXはファミリーマートのようです。

 

 

自衛隊の基地ならではの商品も並んでいます。

隊員の皆さんはこれらの装備を自費で購入して訓練に使用するようで・・・

もっと装備を官給品として給付して欲しいという声もあるようです。

 

 

こちらは外部入場者向けの食堂でしょうかウサギ

 

 

名物らしい温玉豚しゃぶ丼700円を購入おにぎり

 

 

豚バラ肉が多くて結構ボリューミーでしたクラッカー

私的にはタレの味付けが濃くてちょっと・・・

もっと若い人向けなんでしょうねニコニコ

 

 

グランドにコンダラが・・・

 

 

後側から戦車等の装甲車両類をじっくり見学目

 

 

予科練の碑。

合掌(-人-)

 

 

それにしても天気良かったなぁ晴れ

あらゆるイベント事が中止となっていた2年前だったら確実に昨日はハイキングでした。

今では再びイベント廻りに精を出す週末になっています。

 

 

正門前にあった寿旅館さん。

今は旅館として営業されていない様子です。

 

予科練時代から生徒の面会者が宿泊する旅館が

航空隊周辺に沢山あったんではビックリマーク

その名残だと思います。