大滝根山に登る・・・の巻 | 乾パンのブログ

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普段の今頃の休日は高校野球選手権大会地区予選観戦に時間を費やすのが恒例なんですけどね。

今年は少々違う初夏となっています。

 

昨日は福島県田村市滝根町と双葉郡川内町の市町境にある大滝根山に行ってきました走る人

標高1.192mで福島県中通り地域と浜通り地域の間に横たわる阿武隈山地では最高峰とのこと。

 

 

上矢印場所はここです。

この山も前々から登ってみたいと目論んでいました。

 

 

仙台平に行くのは3年ぶりすね。

大滝根山へ至る登山口は幾つもありますが、

初めてなのでメインルートとも言える仙台平からの登山口を選択しましたチョキ

 

 

 

 

 

仙台平のキャンプ場のところにある駐車場に車を置いて出発チョキ

今回は少しながら装備増強しました。

 

 

先ずはトレッキングポール・・・って言うんですか!?

 

 

それからオモチャのピストル。

八連発の火薬が仕込んであるので鳴らすと結構うるさいえっ

 

熊よけの御守ですね。

阿武隈山地にはかつてツキノワグマはいなかったそうですが、最近では目撃情報多発の模様。

 

森のクマさんに襲われそうになった時の最後の手段です。

ホントは実物のピストルが欲しいところですが、それやるとお縄になっちゃうからねにひひ

 

実際に安達太良山でクマさんと面と向かった時・・・熊鈴を鳴らしまくりましたが、

これは返ってクマさんを刺激したんじゃないか!!と反省しました。

鳴り物はホントに命の危険を感じた時のみに使用です。

 

 

7時40分にキャンプ場横の入口出発DASH!

 

 

急坂を下って途中で鬼穴と称される洞窟に寄り道。

 

 

ここはあぶくま洞の直ぐ裏側。

近くにデッカい石灰岩の採掘場があるし、あっちこち洞窟があるのだと察します。

 

 

懐中電灯を点けて中に入りました。

洞窟の中を5~6m進むと鉄柵あり。

 

 

どうやらこの穴はあぶくま洞まで続いているとのお話。

中からは何やら鳥が羽ばたくような音が聞こえてきて不気味。

日本では希少なテングコウモリさんの生息地だそうで・・・

 

 

一旦、林道を通りまして、ここからがホントの登山口。

7時55分。

 

 

倒木が凄いなぁあせる

谷間の針葉樹林帯。

人工林は風通しが悪いと言う話ですが蒸し暑いことこの上なしショック!    

 

 

谷間から尾根筋に直登すると今度は広葉樹林帯の中を進みます。

尾根に出ると風通しが良くて気持ち良いラブラブ

 

 

平坦な場所が続くなぁ・・・と思ったら、5合目ブナ平という場所らしい。

 

 

ここから岩が剥き出しとなった坂道が続きます。

 

 

鎖場が2カ所ありまして、ここがこのルートの目玉でしょうかね音譜

 

 

突如として樹林帯を抜ける場所に出ました。

ここがペラペラ石石ポッケへ至る分岐点。

何だか想像力を掻き立てる岩場があるみたいだな恋の矢

 

 

ここは東北電力の高圧送電線の鉄塔が立ち並ぶ場所でして、

送電路に沿って樹林帯を伐採しているんですべーっだ!

 

 

20基以上立ち並ぶ風力発電所もクッキリ。

福島県は風発が多い土地柄です。

 

ここから再び樹林帯の中の道となりますが・・・

ヴゥゥゥゥゥゥ」という、低いモーター音と振動波を感じるようになりましてドンッ

 

 

突如として立ち入り禁止柵が目の前に現れます。

実は大滝根山の山頂部のほとんどは航空自衛隊大滝根分屯基地という施設になっているんですね。

 

 

金網に沿って右回りすると・・・

 

 

大滝根山峯霊神社に行きつきます。

大滝根山は大正時代までは女人禁制で信仰の対象の場所だったみたいです。

 

 

合掌(-人-)

よくぞこんな石造の鳥居を持ち上げたモンだ。

ここで9時20分。

仙台平駐車場から1時間40分掛かりましたひらめき電球

 

 

神社の裏側が小高くなっていて、金網から基地の中を覗けますが・・・

 

 

中に国土地理院の一等三角点が見えます。

そう・・・大滝根山の山頂には一等三角点がありますが

自衛隊の施設の中にあるので一般人には近づけないので有名なんです。

 

世の中には、国土地理院の三角点を巡ることを趣味とする奇特な方がいらっしゃるのですが・・・

私有地や無人島のように普通の人では訪れることが困難な場所にある三角点もあって、

ここもその一つのようです。

(但し、予め一等三角点訪問希望の許可申請を得れば、中に入れるそうですがねグッド!) 

 

 

神社を少し進むと大滝根山風景林の標識がありますが、

これが実質的な山頂の標識ですかニコニコ

 

 

でっかいドームが見えます。

 

 

これは航空自衛隊のレーダーサイトのようです。

ドームの中は・・・最高機密なんでしょうクラッカー

実は山頂まで自衛隊車両のみが通行できる道路が通っているようです。

 

以上のように山頂からの展望はほぼ皆無です。

後から色々調べてみると、この少し先の屏風岩って場所は展望が良いとのことですが

この時は気が付かずこのまま下山しました汗

 

 

トレッキングポールですが、登り坂はもちろんこのような緩やかな坂道を歩くにも使い勝手が良くて最高。

一方、鎖場のような両手を使わなければならない場所では不便なのも確か。

場所を選ぶようです。

 

 

火の用心って言葉は知っていますが、山火事用心ってな熟語があるんですねぇ

 

 

仙台平駐車場に戻ってきました。

10時40分。

 

大滝根山山頂での20分休憩も含めてちょうど3時間の行程でしたな。

丁度良いやニコニコ

 

仙台平キャンプ場は昨今の新型コロナウイルスの影響なのか営業休止中。

施設を部分的に解体していたし、このまま営業終了するんじゃないかとも思えてさしょぼん

前々から営業的に苦しかったのが、この新型コロナでとどめを指されたのでは・・・と思ったりもします。

 

 

私の職種は・・・テレワークが不可能。

新型コロナウイルスが蔓延しているから仕事が出来ない・・・なんてあり得ません。

社会人にとって顧客第一主義は絶対ですからね。

でも世の中にはいろいろ影響を受けている人も多くいらっしゃるんでしょうねぇはてなマーク

 

 

帰りに仙台平のハンググライダーの滑空場に寄り道ラブラブ!

 

 

昨日の昼間は天気が良かったので最高の気分でした。

こんなところでハンググライダーで飛び降りるなんて・・・自殺行為ですがねビックリマーク

 

 

こちらは郡山市街地方向。

やっぱり会津地方は厚い雲が掛かっているようです。

 

でも今年の秋までは、安達太良山と会津磐梯山に登りに行こう。

今年は・・・新型コロナウイルスの影響でアレコレなので登っている暇はあるはずだからシラー