高玉金山(高玉温泉)跡地を散策する・・・の巻 | 乾パンのブログ

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こん前の日曜日ですが・・・喜多方ラーメンを食べてからの帰り道で、

安子ヶ島にある高玉金山(高玉温泉)跡地を少し散策してきましたチョキ

 

 

上矢印赤丸のところ。

高玉金山は16世紀に会津を治めた戦国大名蘆名盛興によって開山。

1970年代に閉山するまで日本有数の金山だったとのこと王冠1

 

その後、平成になってから閉山された坑道をトロッコで巡る高玉金山と

坑道から湧出する鉱水を利用する高玉温泉というアミューズメントパークを開設したそう・・・

 

かなりの怪しげなB級スポットとして「その筋のマニア」には有名だったそうですが、

2011年(平成二十三年)の東日本大震災で致命的打撃を受け、

翌年の2012年に休園してしまったとのこと。

 

安子ヶ島はかつて散策したことがありますグッド!

この辺りは歴史的に交通の要所として重要な場所だったようです。

 

 

明治時代に安積疏水が建設されるまでの現在の福島県郡山は「不毛の原野」であり、

むしろ戦国時代までは肥沃な会津地方を治めた蘆名氏によって

この辺りは「前線基地」として重要視されていたようです。

(戦国最末期に伊達政宗によって全てが蹂躙されるまで・・・)

 

 

県道8号線(越後街道)の菊美食堂のところが高玉金山の入口。

 

 

8年前に閉園したのにまだ「高玉金山」の看板がありますな。

 

 

高玉金山があった頃の痕跡が点々と残っています。

もっとも現在休業中だそうだから、再開の可能性もなくはないのですが・・・

 

 

この道路を大型車両で走るのは困難だあせる

 

 

で・・・高玉温泉にはこの常磐道を潜るボックスカルバートを通らなければなりませんドンッ

観光バスが入れるハズ無い叫び

 

 

ボックスカルバードを通って暫く進みまして・・・

 

 

高玉金山(高玉温泉)に到着。

 

 

小さな滝有り。

 

 

砂金取りコーナーのプール。

 

 

現在でも砂金は取れると思います。

 

 

奥に進みまして・・・

 

 

高玉金山の建物はてなマーク

 

 

昔はそれなりに賑わっていたんだろうなぁ汗

 

 

坑口に進む道は通せんぼDASH!

 

 

柵がある以上は入れませんねえっ

 

 

ホントに時が止まったような空間。

 

 

こちらが高玉金山の事業所があったと思われる家屋。

 

 

何時でも再開できそうな・・・雰囲気はあるんだけどなぁ

 

 

直ぐ脇には磐越道を走る車両がガンガン走り抜けます車

このアンバランス感がね。

 

 

更に奧には「黄金温泉」の標識。

 

 

チェーンがありまして・・・入れませんな。

まぁ私有地ですからね、引き返すしかないです。

 

 

全てが廃墟のディープな空間ですねぇ

 

 

道路が茶色ってのは日本海側の豪雪地帯に良くある風景。

融雪に用いる地下水に鉄分が含まれているためです(いわゆる赤さびってヤツ)

 

でもココは水脈的には太平洋側。

よく分からないけどこの場所は太平洋側なのに日本海側の地下水が湧水してるってことでして。

それとこの場所が鉱山ってのが関係あるんだろうかはてなマーク