吾妻ひでおさんお亡くなりになったんだ・・・の巻 | 乾パンのブログ

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今日は「即位礼正殿の儀」の日ですか!!

今日は祝日でお休みなんでしょうかねはてなマーク

本社からは何の指示もないしなぁべーっだ!

カレンダーも祝日扱いではないし普通通りに出勤ですね、私は。

 

郡山では朝から冷たい雨が結構な勢いで降っています雨

ここ最近の福島県では一雨毎に寒くなってきている気がします。

ちょっと前までは半袖着ていても暑い夏だったのになぁ晴れ

 

もう冬も目前・・・ですかねぇ雪の結晶

季節が巡るのはホントに速いです。

 

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漫画家の吾妻ひでおさんがお亡くなりになったんですねぇ・・・

 

吾妻ひでおさん死去「失踪日記」「ななこSOS」型破り漫画家 69歳食道がんで闘病していた

 

10/22(火) 5:30配信 

 

 「失踪日記」で知られる漫画家の吾妻ひでお(あづま・ひでお、本名日出夫=ひでお)さんが13日未明、東京都内の病院で死去した。69歳。北海道出身。葬儀・告別式は近親者で行った。喪主は妻紀三代(きみよ)さん。食道がんで闘病していた。

1969年デビュー。テレビアニメ化もされた「ななこSOS」や、「ふたりと5人」などのギャグ漫画、「不条理日記」などSF・不条理をテーマにしたマニアックな作品でも注目された。2度の失跡、アルコール依存症での入院などで、漫画執筆が何度も危ぶまれた。2005年出版の「失踪日記」は、同年の日本漫画家協会賞大賞デビュー以来、一貫して美少女を描き、現在の「おたく文化」の源流として再評価されていた。などに選ばれた。

 

ショックですショック!

ご冥福をお祈り致します。

 

一昔と違って69歳だとまだまだ若いのに・・・という印象です。

食道ガンですかあせる

 

相当の愛煙家だったみたいですね。

ふと思い出したのは「失踪日記」に血痰が出ている記述があるし、

自覚症状は昔からあったのかもなぁ

 

代表作は「ななこSOS」や「ふたりと5人」でしょうかはてなマーク

私の少年時代は少年ジャンプ・少年サンデー派で

残念ながら少年誌で活躍していた頃の吾妻さんの漫画は読んだ記憶はありません。

 

いわゆるロリコン漫画家の元祖の1人であり、サブカルチャーの創始期に活躍したエンターテイナー。

SFにも造詣が深かった記憶があります。

 

その後、低迷して・・・失踪(家出)やアルコール依存症での入院を繰り返してガーン

その状況を描いた「失踪日記」や「アル中病棟」で再ブレイクという凄い人生。

 

 

私が現在持っている吾妻さんの著作は「失踪日記」「アル中病棟」「逃亡日記」の3冊のみ・・・

相当に悲惨な自分の状況を笑い飛ばして客観的に描ける第三者的視点が素晴らしい。

 

(ちょっと名前が知られている)漫画家の普通じゃない経験を描いた自伝的作品で再ブレイクといえば、

花輪和一の「刑務所の中」と双璧だと思います。

 

(吾妻さんも花輪さんも北海道出身で2人とも複雑な家庭環境で恵まれない少年期を過ごしたという

共通点がありますな。)

 

 

この本も分厚いんだよなぁ・・・

これで1,300円(税抜)は安いビックリマーク

 

 

ブックカバーの裏側にもぎっしり書いてある。

余白を嫌う人」だったのかな汗

もっともっと売れる要素はあったのですが・・・それをしなかった(出来なかった)人ですね。

 

息子さんと娘さんがいらしたようです。

(元アシスタントだった)奥さんもエラい人生だったと察します。

 

普通の奥さんだったらアル中で家出(失踪)を繰り返す旦那を持っていれば離婚するでしょう。

最後まで(喪主になって)面倒見るんだからなぁ

 

「失踪日記」を読んでいると吾妻さんは野垂れ死する可能性もかなり高かったのではドクロ

それでも何とか「畳の上」で死ねたのは家族が居てからこそだったのでしょう。

 

まだまだ描けていないことも多いと思います。

惜しい人を失ったモノです。

 

黙祷