安達太良山へ行く・・・の巻 | 乾パンのブログ

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今日は有給休暇を取りました。

実は入社してウン十年ですが・・・有給休暇を取るのは初めてビックリマーク

 

いわゆる休日出勤の代休は取ったことは勿論有ります。

代休の完全取得(会社の所定休日完全取得)も不可能なのに有給休暇などあり得なかったのです。

 

それが今年度から「働き方改革」とやらで年に5日ほど有給休暇を取らなければならない・・・

これは凄い負担です。

止めて欲しいむっ

労働者が認めれば有給休暇無しで済む制度に改善して欲しいです。

 

だって今月だって休日出勤したのに、休日出勤はその月に代休取得しないと消滅するルールだもんな。

何だか納得行かないなぁガーン

 

4月5月と有給取らなかったら支店から厳しく叱責されましてえっ

ってなわけで、月末になって無理して平日に休んだわけです。

 

別に平日に休んだってやることないし、仕事している方が遙かに有意義ではありますがね。

サボって怒られるのはやむを得ませんが、仕事して怒られるのは納得行かないむかっ

 

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ってなわけで、今日は福島県にある安達太良山に行ってきました走る人

中通り地方の福島市~二本松市~郡山市から安達太良山が綺麗に見えます目

一度登ってみたいと目論んでいましたが、今日は晴天なので決行いたしました。

 

 

奥岳登山口にあるあだたら山ロープウェイ山麓駅。

ここまで郡山の我が家から下道使って40分。

 

なお持ち物ですが・・・私は登山ド素人なので登山靴は持っていません。

レッドウィングの編上革靴(ビブラムソール)に帽子。

リュックには雨具上下、山と高原地図、携帯電話、500mlペットボトル2本、お握り2ヶ、

カロリーメイト(フルーツ味)1ヶ、ティッシュペーパーのみを携帯。

 

実はハンカチを忘れてかなり後悔しました。

やっぱりタオルは必要でしたな。

最も役立ったのはレッドウィングのブーツ。

普通のスニーカーだったら、ガレで足を痛めていたと思います。

 

 

ここはスキー場ですね。

 

 

ロープウェイといっても5人乗りのリフトでした。

 

 

こんな急斜面をスキーで滑るんかい叫び

 

 

グングン高度を稼いでいって・・・

 

 

山頂駅に到着。

10分程だったかなはてなマーク

歩いたら90分ってことだから文明の利器はありがたいです。

 

 

ここで標高1350m、薬師岳の山頂付近だもんなぁ

 

 

この上の空がほんとの空です

高村光太郎「智恵子抄」での有名な一節。

ホントに晴天でした。

 

 

ロープウェイ山頂駅付近は木材を敷いた登山道でかなり整備されています。

 

 

木道から1~2号砕石を舗設した舗装道へ。

よくぞここまで砕石持ってきたもんだぜ。

 

 

徐々に荒れた道へと変化していって・・・

(それでも木杭で整備してるんだから大したもんだ)

 

 

突然、森林限界を迎えて視界が開けますニコニコ

 

 

低い松が植わっていましたが、普段はよっぽど強風が吹き付けるのだと察しますDASH!

 

 

ガレ場をヒーヒー言いながら登って行きまして・・・

 

 

はい、安達太良山に到着。

ここまでロープウェイ山頂駅から70分ほど。

前方に見えるのは乳首(ちちくび)と称される山頂部。

この周辺は温泉玉子の匂い(硫化水素)が立ち込めていますな。

 

 

右手の鎖場か、左手のハシゴ場で山頂部に登りますが、私はハシゴを選択。

 

 

山頂部には八紘一宇の石柱がべーっだ!

皇暦二千六百年(昭和十五年)記念だそう・・・傾いていますあせる

標高1700m。

 

 

西側(二本松市)方向。

 

 

東側(磐梯山)方向。

磐梯山の山頂は雲に覆われているようです。

 

 

北側は尾根が続いていて楽しそうラブラブ

左側にチラリと沼ノ平の火口部が見えます。

 

 

牛の背と呼ばれる尾根筋には遭難防止用のマークやケルンが一杯。

今日は晴天で道に迷うなどあり得ないのですが、普段はガスが濃くて強風が吹き付ける場所とのこと。

低山の割には遭難が多い怖い場所みたいですね。

 

 

で・・・ここが沼ノ平。

安達太良山の火口部、いわゆるカルデラってヤツですか。

白いのは硫黄ですね・・・硫化水素の匂いが鼻に付きます。

 

 

今は噴煙は見えませんが・・・1900年(明治三十三年)の大噴火では多数の死傷者を出したようです。

20年ほど昔に濃霧で道に迷ったパーティーがこの凹地に入り込んで

4人中毒死という事故が起こったそうで、現在でも写真の地域は立入禁止汗

 

 

天気が良くて暑いくらいな気温なのでもうちょっと北に行こうかとも思案したのですが・・・

登山にド素人の私がこんな場所で単独行動するのも何なので、くろがね小屋経由で下山を選択。

 

驚いたのは短パンで生足むき出しの女の子2人組がいたこと。

山ガールってヤツかビックリマーク

さすがに膝小僧むき出しは危なくないですかはてなマーク

 

 

牛の背東側斜面にはこぶし大から50~60cmの石がゴロゴロと埋め尽くされていました。

1900年の噴火時の噴石だと思われますが、爆発で舞い上がった噴石が直撃したら命はないな。

 

5年前の御嶽山噴火の時も火口付近にいた多数の登山者が噴石により亡くなられました。

たとえ即死しなくても負傷して身動き取れなくなれば、もうダメですからねぇショック!

 

 

登りはまだしも、下りのガレ場は疲れるなぁあせる

 

 

下っていって森林に入ると、今度は暑いガーン

 

 

安達太良山の東側にもどうやら火口があるらしく、白い硫黄と硫化水素の匂いが!!

 

 

はは~・・・ここが岳温泉の温泉源なんだな。

 

 

くろがね小屋通過。

立寄入浴も可とのこと。

こんな山の中で温泉を楽しめるのも火山の恩恵の1つですねラブラブ!

 

 

くろがね小屋まで4WDの軽が入れるようで単調な道が続きます。

通称「馬車道」と称するようで、昔は馬車が走っていたんだと思います。

 

 

道に沿って温泉を流すパイプも走っているようで、点検口はてなマークからは硫化水素の匂いがえっ

 

 

木橋もあって整備されていました。

 

 

途中から迂回する馬車道を外れて直線の旧道に入りましたが・・・

 

 

泥濘んで滑りやすい赤土の細い山道でヒドイ目に会いましたドクロ

いわゆるローム層であり火山灰の山なんでしょうねぇ

 

 

いろいろあって、やっとスキー場のある奥岳登山口に戻ってきました音譜

ロープウェイ山頂駅からちょうど4時間の行程。

 

良い運動でした。

これも晴天だからこそ順調に物事が進んだわけです。

 

明日からの中通りは再び梅雨に戻って連日の降雨予想。

ホントに今日しか行けなかったので、たまたま有休を取って幸いでした。

 

                                    六段目