先ずは・・・
月組本公演『宮本武蔵何たら/クルンテープ』ですが・・・
大劇場公演に引き続いて東京宝塚公演でも、海乃美月ちゃんがショー休演との発表
ココ参照。
う~ん・・・くらげちゃんは芝居でも芸達者な娘役さんですが、
ショーでこそ本領発揮のショースターなのになぁ
今の時期に全公演部分休演とはねぇ・・・口惜しいという表現しか出来ません。
でも最善の選択は、怪我を完全に治して再び踊る姿を観せてください・・・です
現在の月組娘役陣でくらげちゃんの抜けた穴は大きすぎますからね
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専科轟悠理事主演の月組別箱公演『チェ・ゲバラ』の先行ビジュアルの発表もありました。
ヒゲと鋭い眼光。
チェ・ゲバラのイメージドンピシャ
これが理事の魅力なんですよねぇ
驚くのはチェが持つマシンガンは・・・ナチスドイツが制式化したMP40ってこと(多分)
劇団の小道具やマルシンのモデルガンではなくて・・・恐らくモノホン(無可動化はしてるんだろうけど)
宝塚歌劇は男役さんの軍服姿の衣装、記章、装備、小火器類は多いのですが、
大概はチープで時代考証無視が多い
まぁ宝塚って雰囲気重視ですからコレはコレで構わないとは考えています。
でも時として異常なほどに考証的に凝りに凝った演出を見せる作品があります。
誰の趣味なんだろかってね。
『チェ・ゲバラ』を演出する原田先生は・・・ミリオタなのかなぁ
まぁ雑多な兵器を装備したキューバ革命軍ですが、
主要な火器はバティスタ政府軍から奪取した米国製か、
少数のステンマークⅡ等の英国製火器が用いられたのを認められます。
ソビエト製の小火器は意外と少ないようです(というか皆無)。
ボリビアで独国製の火器を用いたのかもしれませんが、これは格好良さ優先なのでしょうねぇ
原田先生がどのように演出し、轟理事がどのようにチェを演ずるのか楽しみであります。
理事が持つMP40ですが・・・このマシンガンの一大特徴はコッキングレバーが左にあることです。
右利きの人は銃把を右手に握りますから、当然ながら左手でコッキングボルトを操作します。
一説によるとこの銃を開発したシュマイザー教授が左利きだった・・・ってな都市伝説がありますが、
まぁ速射性を重視した構造なのでしょうねぇ
WWⅡ後に開発された伊国製のベレッタM12も左側にコッキングレバーがあるしね。
右手で銃把を握れば当然ながら右目で照門と照星で銃の狙いを定めますから・・・
左側にコッキングレバーがあると、顔の正面でレバーが高速で前後運動する事になります。
危険だし鬱陶しい
って、なわけで狙って打つ銃ではなくて、みぞおち辺りに構えて掃射する目的のマシンガンなんですなぁ