「宝塚歌劇公演の座席料金の一部改定について」について・・・の巻 | 乾パンのブログ

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昨日は宝塚歌劇団公式サイトで座席料金の一部改定についての発表もありました。

 

宝塚歌劇公演の座席料金の一部改定について

 

平素より宝塚歌劇にご愛顧を賜り、誠にありがとうございます。

宝塚歌劇はおかげさまで今年105周年を迎えました。これもひとえに皆さまの温かいご声援の賜物と心より感謝申し上げます。
近年、音響や照明といった舞台装置が高度化するとともに、演出も多様化しており、公演にかかるコストが従前よりも増加してきております。こうした変化に対応しながら、宝塚歌劇はこれからもオリジナリティを追求し、華やかでクオリティの高い公演作品の提供に努めていきたいと考えております。
つきましては、これらの状況を踏まえ、以下に記載の公演より、座席料金を一部改定させていただくこととなりました。さらにお客様にご満足いただけるよう、魅力ある作品づくりとサービスの向上に、より一層努めてまいりますので、何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。

なお、宝塚大劇場公演ならびに東京宝塚劇場公演のA席・B席・当日B席・お立見 及び「宝塚友の会」の会費等につきましては現行料金を据え置きます。   

 

1)新しい料金体系(消費税込)

 

《宝塚大劇場》

席種    現行料金    現行料金(新人公演)    改定後    改定後(新人公演)

SS席  12,000円   5,200円          12,500円  5,300

S席    8,300     4,100円                       8,800     4,200

A      5,500    3,000                      5,500     3,000

B       3,500     2,500                     3,500     2,500

2階席17列目(当日B席)は、現行料金2,000円(新人公演1,500円)を据え置きます。

 

《東京宝塚劇場》

席種    現行料金    現行料金(新人公演)    改定後    改定後(新人公演)

SS   12,000    5,200                     12,500   5,300

S       8,800    4,100                      9,500   4,200

A       5,500    3,000円                       5,500   3,000

B席        3,500    2,000                      3,500   2,000

B2階席16列目は、現行料金2,500円(新人公演1,500円)を据え置きます。

 

《その他の公演》

全国ツアー公演、首都圏公演、バウホール公演、梅田芸術劇場メインホールおよびシアター・ドラマシティ公演等の座席料金につきましては、公演の発表毎にご案内いたします。詳しくは、宝塚歌劇公式ホームページにてご確認ください。   

 

2)実施時期
宝塚大劇場
月組公演(2019104日~1111日)より
日本オーストリア友好150周年
ミュージカル『I AM FROM AUSTRIA-故郷(ふるさと)は甘き調(しら)べ-』

東京宝塚劇場
花組公演(20191018日~1124日)より
三井住友VISAカード シアター
MusicalA Fairy Tale -青い薔薇の精-』レヴューロマン『シャルム!』

その他の公演
公演の発表毎に、ご案内いたします。  

 

 

まぁねぇ・・・

宝塚ファンの誰もがチケット値上げは望ましくないと考えるのは当然でしょうけど、

宝塚歌劇団も営利企業ですすから、料金値上げも致し方ないんでしょうねぇ

もうすぐ消費税も上がりますからねべーっだ!

 

料金改定はSS席・S席のみで、A席・B席・BB席が据え置きってのは評価したいですわ。

何だかんだ言って、外部のミュージカルのチケット代って矢鱈高い。

それに比べたら・・・です。

 

安い席の方は拍手を、その他の席の方は付けている宝石をジャラジャラしてくださいDASH!」  

ってなジョン・レノンのジョークがありましたが、「安い席」に座る方々を優遇しないと

宝塚歌劇の未来はないですから・・・

 

重要なのは公平感なのだと思います。

高い席は高い席なりの、安い席は安い席なりの、ステータスがないと納得できないですからね。

 

ってなわけで、宝塚大劇場におけるS席拡大がなかったのも良かったと思います。

宝塚大劇場における23~25列目のS席は今でも納得行きませんガーン

(通路後ろの22列目はS席でも納得ですが・・・)

東京宝塚劇場のように1階席全てがS席化とかだったら、さすがに怒るところでしたよ。

 

その反面、S席とA席で倍近い価格差が出来てしまったってのも何だかなぁ・・・ですがあせる

大劇場で1階25列目と26列目の差でどれだけ違うのだろうかはてなマーク

そこが不公平感なのです。

完璧な公平などこの世にはあり得ないのは承知ですが、なかなか難しいところです。

 

それから宝塚(エンタメ業界)では「需要と供給」のバランスが必ずしも一致しないのも面白いところ。

安くて定員の少ない別箱公演やバウホール公演の方がチケット難で、

高い大劇場公演の方が観劇しやすいのはよくあることですからね。

 

別箱公演でも2番手価格ってのがあって、

座席料金の差で宝塚ファンが喧々囂々の議論を呼ぶこともあります。

 

宝塚歌劇ってあからさまに形式主義と言いますか、原理主義の世界なんですよねぇ・・・良くも悪くも。

私も含めてねしょぼん