今日の福島県郡山市は暖かかったなぁ
っていうか、暖かさを飛び越えて暑かったです
もうさすがに春ですね。
スタッドレスタイヤをノーマルタイヤに履き替えなきゃ
郡山市街の桜は満開です
郡山の駅前から東に伸びる麓山通り。
微妙に屈曲した街道で、どう見ても古道ですね。
通り沿いにあるのが高獄山如宝寺。
桜が綺麗で寄り道してしまいました
弘法大師様の銅像・・・ってなわけで、誰がどう見ても真言宗の寺院だと分かります。
このお寺も1969年(明治二年)の戊辰戦争でほぼ全焼したそう
明治時代になってから復興したそうです。
鐘楼は国の重文みたいですね。
本堂で合掌(-人-)
南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏・・・
境内は手狭ながら良い雰囲気です
境内には切支丹墓碑があります。
江戸時代初期の墓碑ですが、あからさまにキリシタンだと言うことが分かるとのこと。
十字架状の墓碑・・・だそう。
キリスト教禁制化に生きた、この人の人生はどのようなものだったんだろう
戦国時代の郡山は会津地方の戦国大名の影響下にあったのですが、
会津地方を治めた(キリシタン大名としても有名な)蒲生氏郷に関連するのでは
という説もあるようですが、永遠の謎でしょうね。
如宝寺の桜は散り始めて、桜吹雪状態。
今週末が最後の見頃でしょうな。
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付近には明治以降の近代遺蹟がアッチコチにあって、散策には絶好の場所です。
麓山公園にある安積疏水麓山の飛瀑。
何と・・・1882年(明治十五年)建造の治水施設だそうで・・・凄いね。
郡山公会堂は1925年(大正十四年)の構造物。
丸い屋根の時計塔が印象的なルネサンス様式の洋風建築。
ある意味、大正年間らしい洋館です。
煉瓦造りと思いきや・・・RC構造だそうで。
これは1923年(大正十二年)の関東大震災の影響なんでしょうね。
で・・・近くにある福島県郡山合同庁舎。
かつての郡山市役所だったようです。
1930年(昭和五年)完成の、如何にもな官衙ですな
窓が小さくて無骨な直線重視の洋館。
いわゆるバロック様式ってヤツですか。
帝冠様式よりも軽快な感じがしますね。
もうすぐ福島県合同庁舎としての役割も終了するそうですが、取り壊されるのかなぁ
壊すには惜しい建物ですから。