宝塚音楽学校の合格発表ですか・・・の巻 | 乾パンのブログ

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昨日は宝塚音楽学校の合格発表の日だったんですねぇクラッカー

春の風物詩の一つですな桜

今回は107期ですかね。

 

 

お昼のNHKニュースで全国放送されるんだから大したもんですDASH!

たまたま録画していた選抜野球の試合の合間のニュースに入ってました。

 

 

よく見かけるお馴染みのシーン。

いつもながら儀式的です。

本科生の皆さんも予行演習するんだろうなぁ

 

 

この「発表いたします!!」の子、可愛い人ですねぇドキドキ

こういうところばっかし目が行くようななっちまいました。

宝塚脳ですなガーン

 

 

この場所は音楽学校の校舎の南側、武庫川沿いのところだったんですねぇ

宝塚大橋と阪急今津線の鉄橋の間の箇所。

フムフム

 

 

競争倍率22.9倍だったんですね。

狭き門です。

 

 

この子とか喋り方が上手いなぁ

企業研修のインストラクターさんみたい・・・

まだまだ若い子なのにな。

 

 

阪急電鉄の鉄橋の桁下は4.0mなのか・・・

トレーラートラックのコンテナ車は通れないじゃんえっ

 

 

この手の映像は7年後、10年後に見て楽しむモンです。

今、活躍しているジェンヌさんの音高入学時はこんな素材だったんだなぁ・・・ってね。

 

 

宝塚音楽学校のような学校制度って組織にとって金食い虫です。

生産性皆無ですから。

しかしながら必要不可欠な存在でもあります。

 

宝塚歌劇の終焉の始まりが来るとすれば、それは音楽学校の縮小(1年化とか)や廃止でしょうね。

巷には私営の宝塚受験スクールが沢山あります。

そのような民間教育機関に音高教育(と同等の内容)を丸投げしても良いわけですから。

 

 

えっと・・・

宮崎市定先生の中公新書「科挙」を若い頃に貪り読んだ記憶があります。

中国王朝時代の官僚選抜で加熱した科挙という試験制度を分かりやすく説明した名著。

 

そもそもの科挙は(男性限定ですが)誰でも受験できて実力本位で合格できる優れた試験制度でした。

欧州では(日本でも)閨閥や世襲によって人材登用が行われていた時代でしたから、

その先進性は特記すべきです。

 

しかしながら、儒学に偏向した受験内容と共に、

教育を民間に丸投げしてして受験のみを極度に重要視するシステム

が国家近代化の弊害となり科挙制度そのものが陳腐化してしまう結果となります。

 

現代日本でもよくある話ですが・・・

宝塚歌劇でも受験のみを重要視する世界であっては欲しくないですからね。

 

音楽学校の2年制ってのは日本陸軍の兵役制度と似通っているってよく指摘されます。

日本軍での初年兵は二年兵に苛められたという話は数々の文献で確認されます。

でもこれは少年が大人に成長するための通過儀礼であるという受け止め方をされていたようです。

(戦時ではなくて平和な時代のお話ね)

 

辛いのは1年間だけだから我慢しろってな感じ。

古兵に苛められるからこそ、同期の絆は強烈になる。

その経験(人間関係)は後々に役に立つってね。

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