中国好きなわけじゃないのに | 風紋

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鋼の錬金術師ファンの雑文ブログ



  リンとランファンに愛が偏っています

映画「レッドクリフ」を観に行くか迷っています、かもとです。
欧米人の顔より東洋人の顔のほうが好きなのですが、三国志あまり知らん
という程度なのでこの超大作についていけるか・・・。
3時間ある映画でしかもこの後続編へ!ということですからねえ。
でもそんな作品だからこそ逃げ場のない映画館で見るべきか?レンタル
なんかで見たら絶対途中で別のこと始めてしまいそうだもの。


リンランからシンを清と見て中国のことにアプローチしていったという
遅すぎでピントのズレた興味の目でのチャイナネタ、中国通の方からしたら
笑止千万でしょうが今日も行きます!



*あなどれない!NHK教育「からだであそぼ」の「たのもう」のコーナー。
先週から始まった京劇への入門。講師は張春祥さんという方。
基本動作の先週に引き続き、今週は立ち回り篇です。
昨日は跳びながら廻る動作でしたが、今日は片足立ちでの回転。
両手を伸ばして上体を床と水平まで倒し、飛行機のような体勢をとったまま
回転します。
この時、伸ばした両手の指は人差し指と中指のみを立てて残りを握ってたけど
(ピースサインのV字に開かないような形)、この指は太極剣(ターチーチェン)
のほうでも剣を持たないほうの手の形なんです!
ふおお!この指の形には絶対意味があるはず、と思ってたら説明が入りました。
こうすると手にしっかり力が入るからだそうです。
なるほどやってみるとわかりますが、こうすれば前腕の内側・外側両方に
力が入ってピンと張った感じになります。
・・・型ができれば体が使える、ってこういうことなのかなあ。
って、TVの前でマネするいい大人がひとり。アホです。


*ヤオ族のことを含め、色々図書館で本を漁っています。
紀行本ではヤオ族の村を訪ねた本にはまだめぐり合っていませんが、隣の
貴州省のミャオ族の村を旅した人の本を読みました。
ミャオ族・ヤオ族をはじめ中国南西部の少数民族にはモチ米を五色に染めて
祝いの席に出すという習慣があるとは先日から知っていましたが。
この作者は貴州の博物館でミャオ族の習慣のこんな説明を受けたそうです。
なんでも、男の人から娘への求愛の申し出があった場合、お返事として
このモチ米おこわを出すと。
このおこわに箸が二本添えられてたら返事はOK、一本ならイヤじゃないよ
という程度の好意、そしてなんと唐辛子が添えられてたら断固NG、とっとと
帰れなのだそうです!
いや、笑った。唐辛子が添えられてた男の内心を思うと気の毒ながら
笑えてしょうがない。
家父長制でガチガチな漢族社会よりおおらかで自然な男女の交流ができる
文化がありそうですね。いいな、こういうの。



リンはこっちの文化である程度育ってから、王都に入ったというマイ設定
をもっとしっかりさせていけたらいいなと思ってます。