オススメ本 九百八冊目 ミステリーの書き方 | カモシダせぶんの、日々の文

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松竹芸能のピン芸人、カモシダせぶんです。本屋と図書館が好き。そんな僕の、ブログです。僕を、知ってる人がいたら嬉しい。好きな小説家は詠坂雄二。好きな歌手は後藤まりこ。好きなダンは、モロボシダン。

現役書店員芸人カモシダせぶんの


木曜に、一冊、本の話を


今回はー、沢山のミステリ作家さんが参加したこちら


そのものズバリ


ミステリーの書き方




東野圭吾、赤川次郎、綾辻行人、伊坂幸太郎、宮部みゆき、などなど


これはハイパーガチ面子っ。そもそもなんでこの本を読もうと思ったかというと


本好きライブ「読者たちの夜会」のプレゼン対決でXXCLUB大島くんが紹介してて


各々のマジのミステリー指南、なんなら


自分のミステリのネタバラしをした人もいるし


他の人のミステリのネタバラしをした人もいます。というビックリプレゼンで優勝してました。


いいんかい。でもこれは「この人のこれを参考にしてます」という自分のネタバレより、より芯のことを書いてくれてる。それぐらいミステリの事、教えたいという皆さんの本気が伺えます。


もう一つ、この本を読むきっかけがあって


つい最近僕が大好きなミステリ小説の作者さんと話す機会があったんですが


ミステリ書いてこなかったのに、どうやって書いたんですか?と聞いたら?


ミステリーの書き方を読んで……と言われて度肝抜かされました


いやホントに、この本読んで面白いミステリ書けるんかいっ。勿論素養はあるでしょうけど。


どんだけいい教科書なんだろうと思って読み始めました。


まず読み物としてこれ凄く面白い。本当に千差万別だし、答え方も独白で答えてる人もいるし、インタビュー形式の人もいる。


岩井志麻子さんの回は笑わせるエッセイの形式も入りつつ、凄く核心的なことを書いてたし


石田衣良先生は完全に「小説」にして自然な会話の作り方を教えてくれる。これがめちゃくちゃオシャレ。


ミステリ別に書かないよ〜って人も、ミステリ好きなら絶対面白い一冊なので是非。


2/5(土)

【おもしろライブ 如月編】

会場 秋葉原ZERO-G

開演 19時

チケット

1000円+1ドリンク

(ネタ、企画、大暴れと盛り沢山なライブです。大暴れ?)