オススメ本 六百九十六冊目 ネオカル日和 | カモシダせぶんの、日々の文

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松竹芸能のピン芸人、カモシダせぶんです。本屋と図書館が好き。そんな僕の、ブログです。僕を、知ってる人がいたら嬉しい。好きな小説家は詠坂雄二。好きな歌手は後藤まりこ。好きなダンは、モロボシダン。

現役書店スタッフ芸人 ウルトラトウフ カモシダせぶんの

木曜に、一冊、本の話を

今回は、辻村深月のエッセイやインタビュー、ショートストーリーも入った文庫

ネオカル日和




小説家の辻村さんの「芯」の部分がわかってきそうな本でした…


能や、Q-pot、フジロック、ポケモン、ガンダム、果てはアメトークの関係者まで取材に行く。


辻村深月さんは、僕と同じ80年代生まれというのもあって近い興味のフィールドで読みやすかったです。長編小説「水底フェスタ」が、かなり好きな作品なので、フジロックの主催、日高さんへのインタビューは興味深かったなー。


そして辻村深月さんはドラえもんフリークとしても有名。そんな辻村さんのドラえもん愛、藤子・F・不二雄愛に満ち溢れてる章「四次元の世界へ」は、今まで読んできたエッセイで一番感動しました…


辻村深月さんって、まず文体や話の構成がめちゃ上手で、どの本も読みやすくて面白いんですが、特に

人の「敬意」に対しての描写がずば抜けてると思います。

辻村さんが、大山のぶ代さんに会う話があるんですが

全然辻村さんが泣いたりとか、過剰に感動を煽ったりしてないのに

すっっごい泣けるんですよね…あぁ、本当に良かった、自分もこういう時が人生で熱くなる瞬間だなって心から思えます。元々学生時代テレビで好きだった方々とご一緒した時とか。

スロウハイツの神様、ハンバーグ屋さんの待ちでベンチに座りながら読んで

号泣して周りの他の人をドン引きさせてしまった事を思い出しました…

直木賞受賞の裏側や、短編も読めて、とってもお得です。是非とも。

1/11(土)
【Candy Bell】
会場 なかの芸能小劇場
開演 18時50分
チケット 1000円

1/23(木)
【長崎館お笑い祭り】
会場 日本橋 長崎館
開演 18時
チケット 500円(1ドリンク込み)
(じゃんけん大会もあるお笑いステージです、お土産もらえるので実質無料ライブですよっ。)

1/24(金)
【パインジューススペクトル】
会場 高円寺北区民集会所
開演 19時10分
チケット 1000円

1/25(土)
【トウフでトーク】
会場 秋葉原ZERO-G
開演 14時
チケット
前売 1000円
当日 1500円