オススメ本 百三十二冊目 風ヶ丘五十円玉祭りの謎 | カモシダせぶんの、日々の文

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松竹芸能のピン芸人、カモシダせぶんです。本屋と図書館が好き。そんな僕の、ブログです。僕を、知ってる人がいたら嬉しい。好きな小説家は詠坂雄二。好きな歌手は後藤まりこ。好きなダンは、モロボシダン。

木に、一冊。本の話を。

今回はー、ミステリー作家青崎有吾の三作目にして、初短編集

風ヶ丘五十円玉祭りの謎

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夏祭りの表紙、いいですねー。

青崎有吾は前にもこのブログで

体育館の殺人

を紹介した時も書いたのですが

1991年生まれとめちゃくちゃ若い

小説の中に出て来るアニメやラノベなど時事的な小ネタの多さや、キャラクター(殆ど高校生)に

「今の10代感」を随所に感じます。故に躍動感と

キャラクターがその世界にいる、感が凄いです。

文章だけだと何かちょっぴり痛いセリフだなぁと思うかもしれない所が、そのキャラクターや高校の中という場所に完全にマッチして

あぁ…自分もこの高校で青春すごしてぇ~…

と思わせるくらい

とても読みやすく、ただっ。


とても本格感もあるミステリーです。地図や状況の見せ方、探偵の推理パートはしっかりしてます。

因みにデビュー作、体育館の殺人、二作目水族館の殺人と

殺人事件がテーマでしたが、この本には

人死にの事件はありませんっ。

そういうのが苦手な方はご安心して読んで下さい~。

因みにこの体育館、水族館と、綾辻行人の館シリーズへのオマージュのあるタイトルに、ふふふとなる方もいるでしょう。

次はどんな館になるんだろうか…

夏祭り、行きたいなぁ…りんご飴…

因みに僕は中1の時、同じ塾の連中で夏祭りに行き。

好きだった女の子が、その同じ塾のヤツと付き合ってるというのを知らされて

心の中でショックの花火が打ち上がり、目からドロドロと水あめのような涙が出たのを覚えてます…

流石にバナナビで書店員芸人として紹介して頂いた今日ぐらいはブログ見に来る人も増えてるかもしれない…

踏まえて、今日からこの本紹介コーナーでは、最後の告知の後に松竹の動画に上がってる僕の本紹介のヤツのリンクを貼ります。宜しければ見てください。

告知ー。

7/17(木)
【Yabeeライブ】
会場 中野Vスタジオ
開演 19時半
チケット
500円
(TVのバラエティ番組の様なユニットライブ!僕、一時間半出っぱなし!)


7/17(木)発売
月刊TVナビ増刊首都圏版
【Bananavi!(バナナビ)】
780円(税込み)
書店員芸人としてワンコーナーで本を一冊紹介してますー。



僕が本を紹介してる動画(松竹チャンネル)




こちらも良かったら~。