花に邪気なし | 牛久の小盆栽 ながちゃんのブログ

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伝統的な盆栽愛好者の姿は、培養歴6年で樹齢150年、200万円の五葉松を出入りの業者に任せる旦那でした。「なんとか盆栽展示会」にその蔵者が得意げ写真におさまる、とか。私は貧乏なので全て実生、挿し木の小盆栽です。


アサガオ


写真はアサガオ。


このアサガオのタネは、孫のコタ君の学校土産です。
昼休みにふと見かけたアサガオのタネを爺の土産にしようと思い立ったのですね。
コタ君はそれだけでもう嬉しく、タネ入りのポケットを撫でておりました。
帰りの会には、机に並べてタネを数えていたそうです。

コタ君はエライ!
普段は「ものを数えるなどの面倒は大嫌い」
あのコタ君が「1,2,3,4…」とタネを数える後ろ姿は神々しくもありましたね。


ただね、時と場所を考えないとね。
担任の先生は「人生いかに生きるべきか」の訓戒を述べておられる時、草花の種を夢中で数えるコタ君が許せなかったのですな。
コタ君はその場で厳重に訓戒を受け、保護者には担任の先生から怒りの電話が入りました。

詳細は忘れましたが、爺はコタ君の持ち帰ったアサガオを咲かせよう、と思ったのです。


駄句1句。
梅雨開けに朝顔の青きこと邪気はなし


腰折れ1首。
車椅子朝顔までは止められて青か白かと重ね尋ねたり