放置したままでは作物はできませぬ | 牛久の小盆栽 ながちゃんのブログ

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伝統的な盆栽愛好者の姿は、培養歴6年で樹齢150年、200万円の五葉松を出入りの業者に任せる旦那でした。「なんとか盆栽展示会」にその蔵者が得意げ写真におさまる、とか。私は貧乏なので全て実生、挿し木の小盆栽です。


パプリカ


トマト


写真はパプリカとトマト。


この野菜を作った方は近所に住んでおられます。
八百屋で買うより形も良く、大きくできています。
定年退職されたご主人が、精魂込めて作出されているのです。
「定年退職後は晴耕雨読の生活ができる」
とかなり早い時期から頑張っておられたのですね。


ときどきお会いしてお話もするのですが、なかなか気ままな生活とはまいらないようで、一作ごとの畝作りはかなり体力が要る、とのことです。

爺も800鉢の植物を栽培していますが、こりゃ、意外にきままな作業ができます。
暑けりゃ葡萄棚の下にハンモックを吊して、日中寝て過ごすこともできます。

畑仕事はこうはまいりませんな。
鍬を振り、鎌で雑草を払い、飛び回る蚊との果てなき戦い。

かような農作業の過酷さをいささかも見せず、笑って作物を下さる。
アナタはエライ!爺はマヌケ!

爺など一本のキュウリを作るのが如何に大変か、考えも及ばず、「葡萄棚」の下に吊したハンモックで昼寝などしておると、ヒモが爺の首に絡まってハイそれまでよ、なあんてことになりますぜ。


昨日我が家を訪れたご主人は、トマトとパプリカをザル一杯に持っておいでになった。
写真のトマトとパプリカがそれです。

ご主人は去り際に、
「これはピーマンではありません。パプリカですぞ」
と念をおして帰られた。

今夜はパプリカ料理だな。
でもね、パプリカとピーマンはどう違うのかな。



駄句1句。
やっと雨ザル一杯のトマト頂く


腰折れ1首。
夕景は強雨あらむテレビでは今日はついでに傘持てと言ふ