二つ葉も四つ葉も幸せ運ぶなり | 牛久の小盆栽 ながちゃんのブログ

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伝統的な盆栽愛好者の姿は、培養歴6年で樹齢150年、200万円の五葉松を出入りの業者に任せる旦那でした。「なんとか盆栽展示会」にその蔵者が得意げ写真におさまる、とか。私は貧乏なので全て実生、挿し木の小盆栽です。


四つ葉の


写真はクローバー。


エヘン、このクローバー御覧の通り四つ葉なり。


長女夫妻が、牛久郊外の耕作放棄地の荒れ放題の篠竹、灌木を切り倒し、整地して「グラスランド オーク」を開始したのは3年前のことでした。
「地域住民の繋がり」と、「子供たちの生活の拠点へ」、という願いは今確実に実を結び始めました。


足痛の病を抱える爺は、力仕事は無理でも「枯れ木も山の賑わい」と、しばしばマルシェを訪れ、お邪魔を致しております。
芝生の庭にはシンボルツリーの「oak」が聳え、ネジバナが顔を出し、クローバーが白花を咲かせています。
まさに大自然真っただ中。


爺は庭に吊した「子供用(たぶん)ハンモック」に忍び込み、先日まで春告げ鳥のラヴソングや谷渡りに耳を澄まし、少年の日の雲の流れにみとれていたものです。
ホトトギス、カッコウの鳴き声は間もなくでしょう。
芝生のクーローバーには沢山の四つ葉が!


昨日は孫の乙女衆を引き連れて訪問致しました。


爺はそっと隠れて摘んだ「四つ葉のクローバー」を、いきなり孫のミイちゃんに見せ、
「どうだ、これ四つ葉。可愛いだろう?」
「ヨツバ?」
「うんこれを持っておくと幸せになるんだって」
と、得意げに話したのです。


「四つ歯?あたしも四つ歯が欠けたよ」
ミイちゃんは両手の指で唇を押し広げ、乳歯の欠けた前歯を突きだして見せました。
ああ、歯欠けお嬢は前歯4本がない。


四つ葉のクローバーは可愛い。
四つ歯欠けのお嬢は可憐。

楽しい一日でしたよ。


もし皆様が、お近くにお出での折にはお寄り下さい。
爺は酒のお相手も、お遊びのお相手もできませんが、自然の推移を確かめ語り合うことはできますぞ。


駄句6句。
芝庭のクローバー抜きて四つ葉知る
牧草の茂る小庭にハンモック
ハンモック転げる庭の四つ葉かな
夏の夕シロツメクサを宴の庭
四つ葉なり声あぐ乙女詰め草庭
四の字のクローバー其処彼処


腰折れ1首。
白樫のグラスランドオークマルシェに生ふ四つ葉のクローバ花言葉Be mine.