写真は桑(くわ)。
始めの一行を書いたとき21:23。
突然の揺れあり。
テレビの速報は震度5弱を報じた。
諸方からの問い合わせ頻り。
あの強烈な揺れで、震度は5弱だと!
でもね、故郷肥後では震度5弱は普通だって。
我が書斎の被害は、壁に貼った雑俳と愚歌の色紙が落下。
明日は早朝から庭を巡見しないとね。
如何なることになっているやら。
写真の「桑」と突然の揺れとは関係がないのですが、昔ムカシ菅原道真公が太宰府に左遷され、菅公の恨みゆえか、天変地異が続いた。
けれど、菅公旧所領の「桑原」は無被害であった。
そこで京の町の人々は「桑原、桑原」とまじないの如く唱えたとか。
のちに「クワバラ、クワバラ」となるのですね。
落ち着いて考えると、ここで駄文を弄している場合じゃござらんな。
今日はここまで。
駄句5句。
鉢の桑蚕を思ひ実も記憶
桑苺食ひし畑は新開地
夏桑は思ひ深く葉は緑
お蚕は二階に広き座敷あり
桑苺母は止めたり甘くとも
腰折れ1首。
桑苺食ひし畑に幟立つガス水道電気揃ふ造成地