杞憂であってほしい | 牛久の小盆栽 ながちゃんのブログ

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伝統的な盆栽愛好者の姿は、培養歴6年で樹齢150年、200万円の五葉松を出入りの業者に任せる旦那でした。「なんとか盆栽展示会」にその蔵者が得意げ写真におさまる、とか。私は貧乏なので全て実生、挿し木の小盆栽です。


桑

写真は桑(くわ)。

始めの一行を書いたとき21:23。
突然の揺れあり。
テレビの速報は震度5弱を報じた。
諸方からの問い合わせ頻り。

あの強烈な揺れで、震度は5弱だと!
でもね、故郷肥後では震度5弱は普通だって。
我が書斎の被害は、壁に貼った雑俳と愚歌の色紙が落下。

明日は早朝から庭を巡見しないとね。
如何なることになっているやら。

写真の「桑」と突然の揺れとは関係がないのですが、昔ムカシ菅原道真公が太宰府に左遷され、菅公の恨みゆえか、天変地異が続いた。
けれど、菅公旧所領の「桑原」は無被害であった。
そこで京の町の人々は「桑原、桑原」とまじないの如く唱えたとか。
のちに「クワバラ、クワバラ」となるのですね。

落ち着いて考えると、ここで駄文を弄している場合じゃござらんな。
今日はここまで。


駄句5句。
鉢の桑蚕を思ひ実も記憶
桑苺食ひし畑は新開地
夏桑は思ひ深く葉は緑
お蚕は二階に広き座敷あり
桑苺母は止めたり甘くとも


腰折れ1首。
桑苺食ひし畑に幟立つガス水道電気揃ふ造成地