写真は「山間の田植え」
昨日は連休最終日。なあんて書きながら、ふと思う。
「無職爺に連休などはじめから無縁ではないか」
あえて言えば背筋を中に、2列にすえる「連灸(お灸のつもり)」ぐらいですな。
来る日も来る日も欠かせぬ800鉢の植木への水撒き、草抜きの苦行ばかりですよ。
かかる試練の繰り返しで、ボケ爺が少しは利口になればまだ救いはあるものの、その兆しは全くございません。
難聴は進み、目はかすみ、頭は退化するばかり。
あ、いえいえ、ここではアホ爺の惨憺たる日常を告白致して余人の同情を惹かん、との魂胆ではございません。
昨日は連休最終日ゆえ、孫の武闘派諸君も遊び納め、忘れ果てていた宿題を思い出し、親に叱られベソかきながらしぶしぶ教科書を開く日であったのです。。
シブシブでもイヤイヤでも、出された宿題は片付けないとね。
でもね、余計な世話ながら時々爺が直接見てあげないと、うまくないこともありますよ。
先生がたは大変熱心なで、算数の問題プリントなどは手作りなさる。
例えば昨年の例。
【もんだい】
「お母さんはおにぎりをぜんぶで10こ作りました。お兄さんはおにぎりを3こ食べました。お姉さんは2こ食べました。のこりはいくつでしょう。」
【ユタ君のこたえ】
「ぼくはおにぎりを食べてません」
大変愉快で正しい解答だと爺は思っておりましたが、後ほどのプリントには大きな赤×が書いてありました。
大きな赤×に込められたセンセイの「思い」がなんとなく伝わりましたね。
さてさて、彼らの宿題を横目で見ててみようかな。
駄句5句。
田植機の唸り一人の田植えかな
花酒はいつか忘れし田植えなり
畦狭き山間の田も田植えなり
田植え待つ鷺のきょとんと夫婦(めおと)づれ
小半時縄張りもなく田植え終(お)ふ
腰折れ1首。
代掻きの田に流るる水を追ひ白鷺二羽の忍び足なり