写真は西洋桜草。
品種名は「プリムラ・フイルクネラエ」と言います。
園芸種、自生種の西洋桜草は沢山あるようです。
沢山ある中で、しばしば目にする、下記の種名を、呆け爺もようやく少し覚えたところです。
「プリムラ・マラコイデス」
「プリムラ・ジュリアン」
「プリムラ・ポリアンサ」
「プリムラ・オブコニカ」
名前の羅列ですが、いかがでしょう?
怠惰な爺にしてはよく覚えたものだ、と自分でも感心しているのです。
どの花も寒さに耐えて、美しく咲く花ですよね。
写真の「プリムラ・フイルクネラエ」古くからある種類のようです。
すっくと立ち上がる茎から溢れるように咲く薄桃色の花は、我が家の孫の衆にも似て、一際可愛い、と爺は見るのです。
色がいい。
形が可愛い。
寒中から咲く。
これを「三拍子咲き」とも「ワルツ咲き」とも爺は思っています。
名前がムズカシイ?
さようさよう、他のプリムラからすると、ややムズカシイですな。
何ごとも言いくるめる業に長けた爺が、「覚え方」を伝授いたそうではありませんか。
「誘拐犯の誹(そし)り」もありましょうが、「フイルクネラエ」→「増える子狙え」。
呆け爺は、原語の「フイルクネラエ」にある、若干の訛りをも調整し、「日本花卉分類辞典」に覚え方を掲載せん、との壮大なホラ夢まで見ているのです。
駄句5句。
メリケンの春待つ花や桜草
プリムラの名ぞ洒落たるしなやかに
西洋の桜草花ついと伸ぶ
桜草鉢一杯の喜びを
メリケンの桜草花笑むごとし
腰折れ1首。
プリムラは寒に薄紅凛として乗り出す花は乙女子の笑み