写真は姫薔薇と秋明菊。
秋の花2種。
2葉の写真の内「秋明菊」は昨年の撮影です。
秋明菊、別名は貴船菊。
どこか高貴な響きがあって、愚老など訳もなく伏し拝みますね。
しかる後に剪り取って一輪挿しに投入。
秋明菊は恨めしげに見つめるのです。
「菊」とついてもキク科にあらず、キンポウゲ科であります。
アネモネの仲間で、そう思うとアンニヤモンニヤ出曖昧模糊ですが、今年も間もなく開花となりそうです。
姫薔薇、別名乙女薔薇(なあんて言いませんよ。別名は極小薔薇、商品名はワンダー5)
極小輪ながら炎暑の夏にこの薔薇姫は咲き続けました。
健気にも懸命に咲く姿に愚老一人で拍手喝采。
今年の夏は、その後にムギのジュースを飲む習慣が身につきました。
小輪なれどもバラはエライ!
怠け爺に躾を施すのですからな。
秋来たる!
【シラガアタマの虫歯にしみ通る秋の夜の酒は賑やかに飲むべかりける】
バカ山ボケ爺
駄句5句と愚歌1首。
夏仕舞ひ秋明菊の語り掛く
秋明の菊はしじまに咲き居たり
忘るなと秋明菊のきりり咲く
忍び寄る虫の声聞き燗所望
雨模様麦藁の帽子傘代わり
ワンダーの名を持つミニ薔薇楚々と咲きたりマッチの程なり