写真は姫国光林檎と道祖神母の神。
なんとまあ、命が軽く扱われること。
言葉も出ません。
昨日近郊の村の辻で道祖神を撮ってまいりました。
何度かここの場に公開しているのですが、今回の写真は胸に迫るものでした。
母の神が我が子を抱き寄せ、微笑みを浮かべ授乳しておられる姿が彫られていました。
命の尊さを改めて深く考えました。
母の神に抱かれる子に、国光リンゴが熟したら何があろうとも食べて欲しい。
駄句6句と愚歌1首。
生まれ出る命の尊さ秋に思ふ
青林檎水掛けやるといや青く
青林檎盗み千切りし日の記憶
心浮く紅玉の赤林檎園
国光は病の折の馳走なりき
前髪の林檎を呉れし夢思ふ
肥後育ち林檎の無き国ゆえに林檎を見しは驚きなりき