黒目高沢瀉の陰に蜻蛉切る | 牛久の小盆栽 ながちゃんのブログ

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伝統的な盆栽愛好者の姿は、培養歴6年で樹齢150年、200万円の五葉松を出入りの業者に任せる旦那でした。「なんとか盆栽展示会」にその蔵者が得意げ写真におさまる、とか。私は貧乏なので全て実生、挿し木の小盆栽です。


沢瀉

写真は沢瀉(おもだか)の花。

ご存じでした?
今日8月19日は「俳句」の日、だそうです。
819の数字をハイクと読んだのですね。
かような語呂合わせなら拙老トクイでござる。

819→ヤイク(弥易苦の日)ますます生活苦が募る日。
820→ハニワ(埴輪の日)飲み食いは叶わず、立ち竦む日。
821→ヤニャワン(いや似合わんの日)何を着ても無駄な日。

今日から明後日までの日めくり式記念の日。
いくらでもできるのですが、時間はかかりますな。
アホですぜ。
それにしても我が「記念の日」のセコイこと、もっと明るい標語は思いつかんのかね。

写真は、荒草繁き我が庭に拵えた溜め池の沢瀉(おもだか)の花です。
「沢瀉」は夏の季語であるのに、陽射しは一気に秋に転がり行く今頃、何故、とお叱りくださるな。
我が家の沢瀉は今盛りなのです。
時期遅れのホウスケ坊主など、言うは容易けれど、命の讃歌を歌う植物の不思議こそ見落としてはならぬ、と思うのです。

写真の花をとくとご覧下さい。
線香花火の燃え落ちる寸前の、煌めきにも似た輝きが小生にも伝わるのであります。

なあんてね。
なんにでもリクツを付けたがるのはあんたのイカン癖だよ。
何が「小生にも伝わる」のだ。
「小生」では表現不足である。
「小生意気」にしたまえ」

さてさて、「沢瀉」は梨園の名跡「沢瀉屋」の家紋となった植物です。
写真では「花」を視点の中心に据えたので、葉が分かりずらいのですが、かなり大きな葉です。
形は昔ムカシ洟垂れ時分に「遺跡」で拾った、黒曜石のヤジリに似ています。
このヤジリの形が図案化されて「沢瀉屋」の家紋となったのでしょう。

花の笑みと葉の鋭さがなかなかオモシロイのです。
池には数年前から「緋目高」「黒目高」がツイツイと餌を追っています。
「戦争と平和」「生きるためのエサ追い」
見ていて飽きないですよ。

駄句6句と愚歌1首。


沢瀉は目高見据へて見得を切る
沢瀉はは尖りし葉を剣にして
緋目高は沢瀉除けて餌を追ふ
黒目高沢瀉の陰に蜻蛉切る
沢瀉は和事に合はぬ立ち姿
池の辺に一幕見せる沢瀉の花

池の辺に目高睨みて見得を切り一幕見せる沢瀉の花