写真は雪割草。
各局の天気予報を聞き比べる趣味はないのですが、それぞれ予報の伝え方に工夫があって、面白いですね。
ただ伝えるだけではあい済まぬと思われるのか、時々ダジャレを述べたりなさるのには閉口致します。
ダジャレは天気予報以外の「爆笑」番組で、芸人衆が頻発したり、仲間内で、手を打ち笑い転げておられるので、もう沢山ですな。
それにしても番組表に「爆笑」「号泣」などと銘打った番組のなんと多いこと。
「爆笑」とある以上は、視聴者として多少なりとも笑わなければなるまい、と芸人の愚劣なやりとりを見ておりますが、「爆笑」致した経験は皆無であります。
あ、さようさよう、ここは天気予報について。
天気予報では要らざる演出はないようなので、安心して見ていられるのです。
もし、これが「爆笑天気予報」であったり、「号泣天気予報」であったら、面白いのになあ、と思うのですが如何でしょうか。
昨晩の予報では、「関東地方も大荒れに注意」というご託宣でありました。
愚老、買い整えた雪かき道具を頭に浮かべ、大きく頷いたのであります。
植木棚の花はもういくつもありません。
椿の鉢植えの間から「雪割草」が頭をもたげています。
「雪降らば割ってみしょうぞ雪割草」
駄句5句と愚歌1首。
新しき雪を待つや雪割草
雪割草淡雪溶けて無念げなり
雪割草雪の白さを見せたげに
初雪の溶けて流れて雪割草
雪割草雪の知らせを待つ風情
大荒れの予報ありしが小雪なり買い整へし雪かき新し