写真は椿(壱岐春一番)。
一昨年壱岐旅行の際に買い求めた椿です。
名前は「壱岐春一番」
春一番とは、気象用語で立春から春分までの間に吹く、強い南風のことをさしますが、長崎県壱岐市では江戸時代末頃から使われていた言葉のようです。
「春一番」のむしろうららかな語感とはちがって、壱岐の漁師には忘れることのできない悲劇があったようです。
写真の椿は「壱岐春一番」
花びらは鋭角で、花色は鮮紅。
先祖の悲しみを忘れまいとする、鎮魂の思いが込められているように思うのです。
さて、昨日までの大寒の雨は上がって、気持ちのいい青空が広がっています。
孫の衆総領のケタ君の入試合格祝は落ち着いたものの、酒に卑しい愚老は、まだここにかこつけて痛飲、過飲、この結果また通院の展開になるのでは、と反省致しています。
【日々三省飲酒考】
「はじめチョロチョロ、中パッパ、じわじわ時に輪をかけて、赤児泣くとも猪口置くな」
駄句5句と愚歌1首。
春一番入試合格の知らせなり
春一番心浮き立つことあらむ
春一番風凪なれど漕ぎ出せ
春一番船出の君は胸を張り
春一番吹きたる時は祝い酒
春一番 風ではないと 但し書き 我が心には 嵐でも良し