タロット占いでの小アルカナカード、ワンド。
前回までは、カードの意味がそれぞれ全く違うもので、より細かく、それぞれの意味を見ることができましたね!
今回も引き続き、杖(ワンド)のカードの詳しいご紹介をしていきたいと思います
杖(ワンド)
引用元:セレンディピティー
今回は「杖(ワンド)」の「ワンド6」のカードについて掘り下げていきます
ワンド6
引用元:黒猫アミューのタロット占い
【カードの意味】
馬にまたがった人が月桂樹の冠をかぶっています。また彼の持っている棒にも月桂樹のリースがかけられています。
ローマ帝国では、闘技会の勝利者にはシュロの小枝が与えられ、卓越した者には月桂冠が与えられた。
馬に乗っている人物の背後に隠れるようにして棒を持っているひとたちが見えます。
この棒=ワンド=火は一応鎮圧されて秩序の世界に入ったようです
しかし隠されているのでまたどこかで燃え上がるかもしれないという微妙なバランスがありそうです。謀反をおこされる恐れにつながると思います。
もしまた燃え盛ったら、自分が強く出るのでしょう
この棒を手に、白馬にまたがる騎士は、国を守るために戦いに赴き、今まさに故郷へと戻ってきたところなのでしょう。
そのため正位置では、勝利、成功、プライド、揺るがない自信を意味し 、逆位置では敗北や劣等感といった意味を持ちます。
【正位置の全体的な意味】
「勝利」、「成功」、「凱旋」、「プライド」、「自信」、「信頼」です。
勝利や成功を象徴するカードです
戦いで勝利し、自信につながることを意味します。
このワンドの6のカードが、他者と争うようなスポーツでの試合や、試験の結果を暗示するカードとして開かれたなら、それは好成績を収めると解釈して良いでしょう
周囲の期待に応えられる意味でもあります。
その得られた結果は、多くの人から祝福され、信頼につながるでしょう。
また従者を従えて凱旋することから、個人の独力による結果はもちろん、チームプレーで勝利するリーダーのような役割も担っているといえます。
【逆位置の全体的な意味】
「敗北」、「劣等感」、「自信喪失」、「悪い結末」、「虚栄心」、「油断」です。
逆位置ですと、敗北や劣等感を味わうことになります
カード全体の意味が、真逆に読み取られ、自信を失いうなだれて戻るその姿は、失意に打ちひしがれて強い劣等感を味わっていると解釈できます。
意気揚々と凱旋する正位置の騎士も、逆位置で敗北を味わうことで自信喪失している様です
その敗北は油断や虚栄心、傲りによてもたらされるもので、実力が発揮しきれなかった悔しさも表しています。
そのため、このワンドの6のカードが逆位置で開かれた際には、実力不足による敗北というより、油断による失墜と解釈できるのです。
【正位置の仕事的な意味】
「成功」、「事業の成長」、「目標の達成」、「評価」、「信頼」です。
仕事で成功を成し遂げることができると解釈します
このカードは、独力での成功はもちろん、特にチームのリーダーとしての力量も表しており、仲間を率いて大きな成果を出せることを意味しています。
その仕事で成し遂げる成果は、周囲からも高く評価され多くの信頼を得られることでしょう
成功と勝利、信頼と賞賛、自信と実力、そのすべてが得られますが、その喜びの大きさは、あなたがチャレンジした、ハードルの高さによって決まります。
【逆位置の仕事的な意味】
「油断」、「失敗」、「自信喪失」、「失意の結果」、「劣等感」です。
事業やプロジェクトの失敗を意味します
過信して取り組んだチャレンジが、些細な油断から失敗に終わることを意味し、自信を喪失するとともに、周囲からの信頼も失ってしまう結果になり得ません
その計画や新しい取り組み自体は、決して越えられなものではありませんでしたが、慢心や油断が計画の甘さとなり、結果的に引かざる得ない状況に追い込まれます。
そして失敗の原因は自分自身にあることを自覚し、さらに悔しい思いをします。
【正位置の恋愛的な意味】
「婚約」、「結婚」、「恋の成就」、「祝福」です。
恋愛、結婚がうまくいきます
ワンドの6は、多くの人の祝福を得ることを暗示するカードですから、すでに恋人がいるなら、これまでの二人の努力が実り、周りに喜ばれる婚約や結婚の可能性も高いでしょう。
また片思い中の人がいるなら、その恋が実る可能性も確実に上がっています。
キーポイントは、周囲からの祝福を受けられるかどうかです
不倫などはうまくいかないのでやめましょう!
【逆位置の恋愛的な意味】
「失恋」、自信喪失」、「誘惑による破断」、「叶わぬ恋」です。
逆位置の場合、失恋や破局を意味しています
こんな時には、勝負に出るのは避けた方が無難だと言えるでしょう。
今はタイミングではありません!
もう少し待ちましょう。
また現在恋人が居るなら、甘い誘惑への油断により、関係が悪化することや、裏切られるような、失意を味わう可能性があると解釈できます
ワンドの6のカードは、逆位置となると自分を恥じるような失敗をしかねないので、そのような行動には注意しましょう。
いかがでしたでしょうか?
ワンド6カードは、正位置だとかなり良いカードですね!
是非参考にしてみてくださいね