皆さんこんにちは
タロット占いでの小アルカナカード、ワンド。
今回も、杖(ワンド)のカードの詳しいご紹介をしていきたいと思います
杖(ワンド)
引用元:セレンディピティー
今回は「杖(ワンド)」の「ワンド5」のカードについて掘り下げていきます
ワンド5
引用元:タロット占い小町のブログ
【カードの意味】
ワンドの5は、5人の男性が棒を手にもち、スポーツをするかのように争い、入り乱れて棒を振るっています。
誰が見方で誰が敵なのか、その憶測も付かないほどに混乱したその状態は、まるで冷静さを失い必死になっているかのようです
ただ喧嘩と言っても、登場人物は皆、子供です。チャンバラごっこのイメージですね。
しかしながら、それぞれ違う色の服を着た子どもたちが、棒を天高く振りかざしていることから、この争いが統率の取れていない混乱状態であることが解ります。
このワンドの5は、正位置で開かれると競い合うことや紛争、葛藤を表し、逆位置で開かれると混迷や暴動を意味します。
【正位置の全体的な意味】
「競技」、「スポーツ」、「紛争」、「終わりのない闘争」です。
ワンドの5は終わりのない闘争を意味しており、今まさにその状態に陥っているか、もしくは今後そんな問題に直面することが読み取れます
このカードが正位置で開かれると、意見や考えを主張し合い、ぶつけ合う争いに巻き込まれることを示しています
その争いは、ちょっと厄介で、一向に事態の収拾が見えてきません。
また場合によっては一方だけではなく、他方からの攻撃や意見が出てくるので、気を抜くことも出来ない状態に陥ります。
このカードが開かれた時には、自分を守ることで手いっぱいになり、どんどん疲弊していくことになるのです。
【逆位置の全体的な意味】
「混乱」、「暴動」、「混迷」、「対立」、「我を失う」です。
逆位置の場合、トラブルの終わりが見えないことを意味します
皆、自分の立場を守るために我を失って争っているので、拉致が開かない状態に近いと解釈して良いでしょう。
このような状況では誰も手を付けられないため、当初の目的も見失ったまま、全員が疲れ切って膝をつくまで、問題が続くこととなります。
ワンドの5のカードは、争いを意味するものですが、正位置でも、逆位置でもその解決策が見えない状態なので、時には自らが痛手を受けてでも、その場を去る覚悟が必要かもしれません
この争いは、自分自身では解決できない、強力なものになることを意識しておきましょう。
【正位置の仕事的な意味】
「意見の対立」、「社内争い」、「四面楚歌」、「不毛な努力」です。
仕事に関する占いで、ワンドの5のカードが正位置で開かれると、対立を意味します
会社内での対立による、闘争が始まり、気付かぬうちに巻き込まれてしまったり、自分の同僚と意見のが合わず、四面楚歌のような気持ちになったり
その争いは、お互いが体力を消耗し、疲弊するまで続くので、仕事を継続するためには、早く解決しなければなりません。
【逆位置の仕事的な意味】
「混乱」、「分裂」、「社内での不信」、「暴動」です。
仕事をテーマにした占いで、ワンドの5のカードが逆位置で開かれると不信感からトラブルが起こることを意味します
このワンドの5のカードの逆位置では、正位置の争いがさらに混迷を極め、会社内での争いであれば、分裂や暴動の様相を呈してくると解釈します
もうその争いを止められる人はおらず、お互いが傷つけ合い動けなくなるところまで進んでしまうかもしれません。
深刻に、早めに手を引くことをお勧めします。
【正位置の恋愛的な意味】
「仲たがい」、「家族との衝突」、「同性とのトラブル」、「夫婦喧嘩」です。
異性関係のトラブルが起きると解釈します
恋人同士、夫婦同士で、本当に些細なことから、大喧嘩に発展し衝突が起きます。
自分自身の自己主張が強くなり、争いや葛藤が起きることを意味するカードですから、恋人や夫婦間での対立が起こりやすくなるのです
あまりにもエスカレートすると、時には相手に対して、思わず手を上げそうになる可能性もありますから、特に注意しておきましょう。
【逆位置の恋愛的な意味】
「不毛な恋愛」、「不倫・浮気」、「攻撃」、「葛藤」です。
危険な恋愛に陥ることを意味します
気持ちの迷いから、不倫関係に陥ってしまったり、それが同僚や友人に知られて、周りから否定的な意見にさらされるなど、異性関係で不毛な葛藤を強いられてしまいそう。
この恋愛にハマってしまうと、結果的に心に傷を負うこととなります
あまりに混乱して、自分を見失ってしまうことがないよう注意が必要です。
いかがでしたでしょうか?
ワンド5はやはり、「争い」というキーワードはとても強いカードとなっており、正位置でも注意が必要なカードでした。
とはいえ、知っておけば自身でトラブルの回避もできますので、参考にしていただければと思います!