PMC ザ・バンカー(ネタバレ)
PMC ザ・バンカー
原題:PMC 더 벙커 英題:Take Point
2018/韓国 上映時間125分
監督・脚本:キム・ビョンウ
撮影:キム・ビョンソ
美術:キム・ビョンハン
編集:キム・チャンジュ
音楽:イ・ジュノ
出演:ハ・ジョンウ、イ・ソンギュン、ジェニファー・イーリー、ケビン・デュランド、マリク・ヨバ、スペンサー・ダニエルズ
パンフレット:★★★★(800円/この値段でこの薄さは…と思ったら、コラム3本+銃器解説と充実した1冊!)
(あらすじ)
CIAから、北朝鮮の要人を捕らえて安全な場所へ護送する依頼を受けた傭兵エイハブは、11人の部下を率いてDMZ(軍事境界線)の地下バンカーに潜り込んだ。凄腕のエイハブの手にかかれば、その任務は10分程度で完遂できるはずだった。しかし、アメリカと中国それぞれの北朝鮮をめぐる思惑に翻弄され、信頼していた仲間たちからも裏切られたエイハブの部隊はバンカー内で行き場を失ってしまう。暗殺者の汚名まで着せされてしまったエイハブが窮地を脱する唯一の方法は、敵の包囲網を突破して北朝鮮最高指導者「キング」を地上へと連れ出すことだったが……。(以上、映画.comより)
予告編はこんな感じ↓
75点
ああん、アップしていない感想がかなり溜まっているんですけど(涙目)、「むしろ最近観た映画から更新していこう!Σ(°д° ) クワッ!」と思うようになってきたので、本日は3月20日(金)に観た作品の記事を垂れ流しておきますね。それほど観たかったワケではないんですが、「大好きなハ・ジョンウ主演の傭兵モノ」となれば、一応はチェックしておきたくなるのが男心…ということで。ユナイテッド・シネマ アクアシティお台場に足を運んできました(その後、「ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY」をハシゴ)。「やはり…ッッ (`Δ´;) ヌゥ」と思ったり。
新型コロナウイルスのせいで映画館も大変そうなので、思わずホットドッグセットを購入。
6番スクリーン、観客は僕を含めて4人でした。
「いやん、バンカー (´Д`*)」なんて、村上ショージさんライクな親父ギャグは、お好きですか?(お好きですか?) 苦手ですか?(苦手ですか?) こんな心底どうでも良い書き出しのせいで多くの人がそっ閉じした気がするんですけど(汗)、とりあえず率直な感想を書いておきますと、スゲー面白かったです!(*゚∀゚)=3 ムッハー まず、タイトルの「PMC」とは「Private Military Company(民間軍事会社)」のことであり、「バンカー」は「掩蔽壕(地下施設)」といった意味でしてね。本作でハ・ジョンウが演じるのは、民間軍事会社のチーム「ラプター16」の隊長エイハブ。CIAから「韓国と北朝鮮の軍事境界線の地下に作られた巨大バンカーに潜入→北朝鮮の要人を拉致して安全な場所に移動する」という任務を依頼されて、最初は「簡単なお仕事です (o^-')b」ってことだったのに、拉致予定の要人が最高指導者に変わっていたりと、予想外のことが次々と起きまくった挙げ句、地獄のような状況に陥るのです!m9`Д´) ビシッ
主人公エイハブの名前は「白鯨」から。彼も片脚を失っている&仲間を失いまくることに…。
みんな大好き集合写真。エイハブを合わせて13名でございます。
「10分で終わる任務」のハズが、「ラプター16」はハメられて窮地に陥るというね。
アメリカ的には「選挙当日に北朝鮮の非核化を実現して大統領を再選させる」という目論見だったんですが、中国にバレていて。中国側は「北朝鮮の最高指導者を殺してアメリカのせいにする→戦争を始めて北朝鮮を支配する気マンマン」なので、傭兵軍団を使ってラプター16&最高指導者を襲撃してくるから、さぁ大変! ハードな銃撃戦が始まると隊員が次々と死んでいく…だけでなく。片腕と思っていたマーカス(ケビン・デュランド)が裏切って銃撃戦になったり、エイハブの義足が破壊されて歩行困難になったり、銃弾が最高指導者に当たって死にそうなので必死に救命措置を施さなくちゃいけなくなったり(最高指導者が死ぬと証拠隠滅のために爆撃される)、そのために“北朝鮮の医者”を探さなくちゃならなくなったりと、エイハブを怒濤のように困難が襲いまくるというね。この「主人公に矢継ぎ早にストレスを与える展開」は「24 -TWENTY FOUR -」や「フライト・ゲーム」を連想したんですが、「そういえば『テロ, ライブ』のハ・ジョンウも無茶振りを連発されてたな…」なんて思いながら鑑賞後にパンフを開いてみれば、同じキム・ビョンウ監督が撮っていたから、「やはり…ッッ (`Δ´;) ヌゥ」とスムースに納得した次第。
監督がキム・ビョンウと知った時の僕の気持ちを代弁する烈海王を貼っておきますね(「範馬刃牙」より)。
正直なところ、困難が立ちはだかりすぎてちょっと笑っちゃうというか。特にクライマックス、やっと飛行機で脱出した…と思ったら被弾→パラシュートで脱出しながら北朝鮮の医者ユン(イ・ソンギュン)を救おうとするくだりは、「まだやるの!? (°д°;) マジカ!」と。主人公のエイハブは「パラシュート降下中に失神した部下を救おうとして足をなくした&部下もそのまま死亡」なんてヘビーな事故を過去に体験してトラウマを抱えていて。それゆえ、劇中では何度も仲間を見捨てようかどうか迷ったりするんですけど、まさか最後の最後に「モロに同じ状況を用意する」なんて直球勝負には口がアングリ状態になりながらも、それもまた美味!(°∀°)b オイシー! つーか、「同じ轍は踏まぬ」顔でユンを肩に担ぐエイハブの表情が超カッコ良かったのでノー問題だったのでした。ちなみにユンを演じたイ・ソンギュン、最初は顔が見えない状態で登場するんですが、あの特徴的な声で誰なのかすぐ分かったのは愉快でしたね〜。
エイハブとユンの友情描写がまた良くて、腐女子の方々の足音が聞こえるーー。
一応、オチを雑に書いておくと、チームは全滅するも、エイハブとユンは無事生き残って、ちょうどエイハブの子どもも産まれて、めでたしめでたし…ってな調子。まぁ、ハ・ジョンウが途中から歩行困難になってアクションをしなくなる展開は残念だったし(ドローンを駆使するのがメインになる)、短時間にいろいろな出来事を盛りすぎて逆にリアリティが失われた感がなくもないんですけれども。今どきのP.O.V.やらドローンやらを駆使した銃撃アクションの数々は迫力があったし、とにかく先の展開が読めなくて、なかなかハラハラいたしました (・∀・) ヨカッタ! 意外と読み応えのあるパンフによると、軍事関連の描写にはかなりこだわっているみたいなのでね、ミリタリーorガンオタの方は観といた方が良いんじゃないかしらん。
本作のパンフの銃器解説記事。銃器には興味がないものの、こういうページは好き。
おしまい。
本作のサントラがあったので、貼っておきますね。
キム・ビョンウ監督×ハ・ジョンウ主演作。僕の感想はこんな感じ。
なんとなく思い出したリーアム・ニーソンが無茶振りされる映画。僕の感想はこんな感じ。
原題:PMC 더 벙커 英題:Take Point
2018/韓国 上映時間125分
監督・脚本:キム・ビョンウ
撮影:キム・ビョンソ
美術:キム・ビョンハン
編集:キム・チャンジュ
音楽:イ・ジュノ
出演:ハ・ジョンウ、イ・ソンギュン、ジェニファー・イーリー、ケビン・デュランド、マリク・ヨバ、スペンサー・ダニエルズ
パンフレット:★★★★(800円/この値段でこの薄さは…と思ったら、コラム3本+銃器解説と充実した1冊!)
(あらすじ)
CIAから、北朝鮮の要人を捕らえて安全な場所へ護送する依頼を受けた傭兵エイハブは、11人の部下を率いてDMZ(軍事境界線)の地下バンカーに潜り込んだ。凄腕のエイハブの手にかかれば、その任務は10分程度で完遂できるはずだった。しかし、アメリカと中国それぞれの北朝鮮をめぐる思惑に翻弄され、信頼していた仲間たちからも裏切られたエイハブの部隊はバンカー内で行き場を失ってしまう。暗殺者の汚名まで着せされてしまったエイハブが窮地を脱する唯一の方法は、敵の包囲網を突破して北朝鮮最高指導者「キング」を地上へと連れ出すことだったが……。(以上、映画.comより)
予告編はこんな感じ↓
75点
ああん、アップしていない感想がかなり溜まっているんですけど(涙目)、「むしろ最近観た映画から更新していこう!Σ(°д° ) クワッ!」と思うようになってきたので、本日は3月20日(金)に観た作品の記事を垂れ流しておきますね。それほど観たかったワケではないんですが、「大好きなハ・ジョンウ主演の傭兵モノ」となれば、一応はチェックしておきたくなるのが男心…ということで。ユナイテッド・シネマ アクアシティお台場に足を運んできました(その後、「ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY」をハシゴ)。「やはり…ッッ (`Δ´;) ヌゥ」と思ったり。
新型コロナウイルスのせいで映画館も大変そうなので、思わずホットドッグセットを購入。
6番スクリーン、観客は僕を含めて4人でした。
「いやん、バンカー (´Д`*)」なんて、村上ショージさんライクな親父ギャグは、お好きですか?(お好きですか?) 苦手ですか?(苦手ですか?) こんな心底どうでも良い書き出しのせいで多くの人がそっ閉じした気がするんですけど(汗)、とりあえず率直な感想を書いておきますと、スゲー面白かったです!(*゚∀゚)=3 ムッハー まず、タイトルの「PMC」とは「Private Military Company(民間軍事会社)」のことであり、「バンカー」は「掩蔽壕(地下施設)」といった意味でしてね。本作でハ・ジョンウが演じるのは、民間軍事会社のチーム「ラプター16」の隊長エイハブ。CIAから「韓国と北朝鮮の軍事境界線の地下に作られた巨大バンカーに潜入→北朝鮮の要人を拉致して安全な場所に移動する」という任務を依頼されて、最初は「簡単なお仕事です (o^-')b」ってことだったのに、拉致予定の要人が最高指導者に変わっていたりと、予想外のことが次々と起きまくった挙げ句、地獄のような状況に陥るのです!m9`Д´) ビシッ
主人公エイハブの名前は「白鯨」から。彼も片脚を失っている&仲間を失いまくることに…。
みんな大好き集合写真。エイハブを合わせて13名でございます。
「10分で終わる任務」のハズが、「ラプター16」はハメられて窮地に陥るというね。
アメリカ的には「選挙当日に北朝鮮の非核化を実現して大統領を再選させる」という目論見だったんですが、中国にバレていて。中国側は「北朝鮮の最高指導者を殺してアメリカのせいにする→戦争を始めて北朝鮮を支配する気マンマン」なので、傭兵軍団を使ってラプター16&最高指導者を襲撃してくるから、さぁ大変! ハードな銃撃戦が始まると隊員が次々と死んでいく…だけでなく。片腕と思っていたマーカス(ケビン・デュランド)が裏切って銃撃戦になったり、エイハブの義足が破壊されて歩行困難になったり、銃弾が最高指導者に当たって死にそうなので必死に救命措置を施さなくちゃいけなくなったり(最高指導者が死ぬと証拠隠滅のために爆撃される)、そのために“北朝鮮の医者”を探さなくちゃならなくなったりと、エイハブを怒濤のように困難が襲いまくるというね。この「主人公に矢継ぎ早にストレスを与える展開」は「24 -TWENTY FOUR -」や「フライト・ゲーム」を連想したんですが、「そういえば『テロ, ライブ』のハ・ジョンウも無茶振りを連発されてたな…」なんて思いながら鑑賞後にパンフを開いてみれば、同じキム・ビョンウ監督が撮っていたから、「やはり…ッッ (`Δ´;) ヌゥ」とスムースに納得した次第。
監督がキム・ビョンウと知った時の僕の気持ちを代弁する烈海王を貼っておきますね(「範馬刃牙」より)。
正直なところ、困難が立ちはだかりすぎてちょっと笑っちゃうというか。特にクライマックス、やっと飛行機で脱出した…と思ったら被弾→パラシュートで脱出しながら北朝鮮の医者ユン(イ・ソンギュン)を救おうとするくだりは、「まだやるの!? (°д°;) マジカ!」と。主人公のエイハブは「パラシュート降下中に失神した部下を救おうとして足をなくした&部下もそのまま死亡」なんてヘビーな事故を過去に体験してトラウマを抱えていて。それゆえ、劇中では何度も仲間を見捨てようかどうか迷ったりするんですけど、まさか最後の最後に「モロに同じ状況を用意する」なんて直球勝負には口がアングリ状態になりながらも、それもまた美味!(°∀°)b オイシー! つーか、「同じ轍は踏まぬ」顔でユンを肩に担ぐエイハブの表情が超カッコ良かったのでノー問題だったのでした。ちなみにユンを演じたイ・ソンギュン、最初は顔が見えない状態で登場するんですが、あの特徴的な声で誰なのかすぐ分かったのは愉快でしたね〜。
エイハブとユンの友情描写がまた良くて、腐女子の方々の足音が聞こえるーー。
一応、オチを雑に書いておくと、チームは全滅するも、エイハブとユンは無事生き残って、ちょうどエイハブの子どもも産まれて、めでたしめでたし…ってな調子。まぁ、ハ・ジョンウが途中から歩行困難になってアクションをしなくなる展開は残念だったし(ドローンを駆使するのがメインになる)、短時間にいろいろな出来事を盛りすぎて逆にリアリティが失われた感がなくもないんですけれども。今どきのP.O.V.やらドローンやらを駆使した銃撃アクションの数々は迫力があったし、とにかく先の展開が読めなくて、なかなかハラハラいたしました (・∀・) ヨカッタ! 意外と読み応えのあるパンフによると、軍事関連の描写にはかなりこだわっているみたいなのでね、ミリタリーorガンオタの方は観といた方が良いんじゃないかしらん。
本作のパンフの銃器解説記事。銃器には興味がないものの、こういうページは好き。
おしまい。
本作のサントラがあったので、貼っておきますね。
キム・ビョンウ監督×ハ・ジョンウ主演作。僕の感想はこんな感じ。
なんとなく思い出したリーアム・ニーソンが無茶振りされる映画。僕の感想はこんな感じ。