映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ(ネタバレ) | 三角絞めでつかまえて2

映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ(ネタバレ)

映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ



2019/日本 上映時間65分
監督:まんきゅう
原作:サンエックス
脚本:角田貴志
美術監督:日野香諸里
ナレーション:井ノ原快彦、本上まなみ
主題歌:原田知世
アニメーション制作:ファンワークス
パンフレット:★★★★☆(800円/観音開きのストーリー紹介、ペーパードール付属など、素敵な仕様)
(あらすじ)
ある日の午後、お気に入りの喫茶店「喫茶すみっコ」を訪れたすみっコたちが注文した料理を待っていると、地下室から謎の物音が聞こえてくる。音の正体を確かめに行ったすみっコたちは、そこで1冊の飛び出す絵本を発見する。絵本はボロボロでページの大事なところがなくなっており、桃太郎のお話のページには背景があるだけでおじいさんもおばあさんもいない。すると突然、大きな影が現れ、えびふらいのしっぽが絵本の中に吸い込まれてしまう。(以上、映画.comより)

予告編はこんな感じ↓




80点


現在、「2019年に観たにもかかわらず感想をアップできなかった映画」が84本あって、粛々と更新していくつもりなんですが(汗)、今回は「娘が2019年に観た新作映画ベスト5」「課題作品にならなかったリスナー枠の映画トップ10」にランクインした本作をアップしておきますね。いわゆる「すみっコぐらし」というキャラクター商品に関しては、TBSの篠原梨菜アナがラジオ番組「アフター6ジャンクション」に出演した時に熱弁を振るっていった程度の印象しかなくて。今回の劇場版もハッキリ言って1ミリも興味がなかったんですけれども。


鑑賞前はこの烈海王気分でしたよ(「範馬刃牙」より)。



11月15日放送と11月29日放送の「ムービーウォッチメン」のリスナーカプセルに選ばれた→2019年もリスナーカプセルに入った作品を鑑賞しているので、仕方なく観ることに決定。とは言え、仕事が忙しくて劇場へ足を運べずにバタバタしていたら、12月15日(日)は奥さんに予定がある→僕が娘のマナ子(仮名/8歳)と2人で過ごすことになって。何がしたいか聞いてみれば、マナ子ったら同級生から影響でも受けたのか、「『アナと雪の女王』『すみっこぐらし』が観たい!川`Δ´) ツレテケ!」なんて主張してきたから、チャンス到来!Σ(°д° ) クワッ! 15日、新宿ピカデリーにて、「アナと雪の女王2」とハシゴ鑑賞いたしました。「いいハナシじゃないか ( ´_ゝ`) エラソウ」と思ったり。


1番スクリーン、ほぼ満席だった記憶。家族連れだけでなく、大きなお友だちも結構いましたよ。


鑑賞後の僕の気持ちを代弁するグレート巽を貼っておきますね(「餓狼伝」より)。
いいハナシじゃないか


お話を雑に書いておくと、“すみっコ”たちが「喫茶すみっコ」の地下室で見つけた「飛び出す絵本」の中に入っちゃいましてね。「桃太郎」やら「マッチ売りの少女」やらのロールプレイを堪能していたところ、物語には絡まない謎のひよこが登場するのです。このキャラ、「みにくいアヒルの子」なのでは…と思わせて、実は絵本の空いたページに書き込まれた「落書き」であり、“すみっコ”たちは自分たちの世界に連れて行こうとするも失敗!(絵本の中のものは現実に持ち込めないルールっぽい) ひよこはまた独りぼっちになる…と思いきや、同じページに“すみっコ”たちが自分たちをイメージした落書きをする→ひよこに仲間ができたのでしたーー ( ;∀;)イイハナシダナー


“すみっコ”たちが喫茶店でお茶をしていたら、「飛び出す絵本」の中に吸い込まれましてね。


このひよこのために一肌脱いであげるのです。



念のため、“すみっコ”たちの紹介動画を貼っておきますね↓




さて、率直かつ短めな感想をサラッと垂れ流しますが、映画開始早々、「キャラクターたちがまったく話さない→ナレーションがツッコミを入れていく」という演出には驚かされましたよ。で、そりゃあ“すみっコ”たちは可愛くて、彼らのやり取りを観ているだけで微笑ましいのも間違いなくて。温かいラストにも、娘にバレないように涙を拭いたほど感動したし、なんて言うんですかね、「良い絵本」を一冊読み聞かせてもらったような気持ちになった次第。まぁ、正直なところ、この手の映画は好みのタイプではないので、65分という短さもちょうどいい感じでしたね。


あと、このシーンを観た時は…。


ふと、マウスによる“厄介なフォーメーション”を連想した…って、どうでも良いですな(「範馬刃牙」より)。



そして、何よりも娘が満足してましてね…(目を細めながら)。帰り道、「『アナと雪の女王2』とどっちが面白かった?」と聞いてみたら、「ルパンレンジャーVSパトレンジャーVSキュウレンジャー!ヘ(゚∀゚*し」と即答したから、なんだそりゃ ( ゚д゚)、ペッ 何はともあれ、この日以来、「すみっコぐらし」のグッズをほしがるようになったほど楽しかったみたいだし(ねこしろくまが好きみたい)、僕的にも「いいハナシじゃないか ( ´_ゝ`)」とそれとなく満足したので80点という着地。とにかく“すみっコ”たちがキュートだし、“優しい世界観”に癒やされるのでね、興味がある方は観ると良いザンス。




本作の絵本。その他、ストーリーブックジュニア小説などもある様子。



デジタル盤のサントラ。CD盤もあります。



Nintendo Switchのゲームにもなっているのね。