メリー・ポピンズ リターンズ(吹替版)(ネタバレ)
メリー・ポピンズ リターンズ(吹替版)
原題:Mary Poppins Return
2018/アメリカ 上映時間131分
監督・製作・原案:ロブ・マーシャル
製作ジョン・デルーカ、マーク・プラット
製作総指揮:カラム・マクドゥガル
原作:P・L・トラバース
原案:デビッド・マギー、ジョン・デルーカ
脚本:デビッド・マギー
撮影:ディオン・ビーブ
美術:ジョン・マイヤー
衣装:サンディ・パウエル
編集:ワイアット・スミス
音楽:マーク・シェイマン
歌曲:マーク・シェイマン、スコット・ウィットマン
出演:エミリー・ブラント、リン=マニュエル・ミランダ、ベン・ウィショー、エミリー・モーティマー、ジュリー・ウォルターズ、コリン・ファース、メリル・ストリープ、アンジェラ・ランズベリー、ディック・バン・ダイク
声の出演(吹替版):平原綾香、谷原章介、岸祐二、堀内敬子、加藤憲史郎、島田歌穂
パンフレット:★★☆(720円/まぁ、普通。萩尾瞳さんのコラムが良かった)
(あらすじ)
大恐慌時代のロンドン。バンクス家の長男マイケルは今では家庭を持つ父親となり、かつて父や祖父が働いていたロンドンのフィデリティ銀行で臨時の仕事に就いていた。しかし現在のバンクス家に金銭的な余裕はなく、さらにマイケルは妻を亡くしたばかりで家の中も荒れ放題。そこへ追い打ちをかけるように、融資の返済期限切れで家まで失う大ピンチに陥ってしまう。そんな彼らの前に、あの「ほぼ完璧な魔法使い」メリー・ポピンズが風に乗って舞い降りてくる。(以上、映画.comより)
予告編はこんな感じ↓
60点
ううむ、超今さらながら、2月1日に公開されて3月上旬に観たにもかかわらず、すでに映像配信やら映像ソフト販売やらが始まっている作品の感想を7月下旬の本日にアップしておきますよ。積極的に観に行く気はなかったんですけど、「劇場版 ダーウィンが来た!アフリカ新伝説」を観ることで、娘のマナ子(仮名/当時7歳)の「映画嫌いの呪い」が解けて、「『メリー・ポピンズ』が観たい!川`Д´)ノ ツレテケ!」とのリクエストを受けたので、即座に前売り券を購入。とは言え、娘の習いごとだなんだと予定が詰まっていてなかなか観に行けなくてね…。すっかり公開が終わりそうな3月3日(土)、妻子とともにユナイテッド・シネマとしまえんで吹替版を鑑賞いたしました。「失望サセテクレル ( ゚д゚)」と思ったり。もうね、映画の感想が53本も溜まっているということで、アッサリめの感想を垂れ流しておきますね。
前売り特典は「スペシャル付箋」でした。
妻子と映画を観る時はポップコーンが必須なのです。
スクリーン9、かなり混んでいた記憶。
すでに観た人が「そんな話じゃなくね?(゚⊿゚)」と疑問を抱くほどに雑なあらすじを書いておくと、舞台は大恐慌時代のロンドンで、バンクス家の長男マイケルは妻を亡くして家中荒れ放題だわ、家の融資の返済の期限が迫って大変だわと、大ピンチだったところに、幼いころにナニーをしてくれた魔法使いメリー・ポピンズがやってきまして。あーだこーだと歌ったり踊ったりした挙げ句、株の所有証明書が見つかった→家のローンを無事完済して、問題は無事解決。マイケルたちが「大切なもの=人生の歓び」を取り戻したっぽいので、メリー・ポピンズは天に帰っていったんじゃないかしらん。
平原綾香さんが歌うエンドソング「幸せのありか」を貼っておきますね↓
いや、それなりには面白いと思うんですよ。エミリー・ブラント演じるメリー・ポピンズは魅力的だったし、他の役者さんたちもベン・ウィショーなどの芸達者揃いだから、演技面は文句ナシじゃないですかね。とは言え、率直に感想を書くと、僕は「これって作る意味があったのかな?」と思っちゃいました。別に1964年のオリジナル版に強い思い入れがあるワケじゃありませんけど、「実写とアニメの融合」って「当時の技術で作ったからスゴい!」ってことなのに、現代の技術で同じようなことをやられても単なる焼き直しじゃないですか。無理を承知で書きますが、僕は1964年当時のスタッフが新しいものを作ろうと頑張ったように、本作のスタッフも現在の映像技術でしか作れない“新しい驚き”を見せてほしかったです。
それと、こういうことを書くのは申し訳ありませんが、劇中の楽曲で印象に残るものがなかったのが残念でしたよ…。僕ですら「スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス」とか「チム・チム・チェリー」は知っていますけど、それらとタメを張れる楽曲が本作にあったようには思えなかったです。その他、「株の所有証明書を凧に使っていた」という展開はバカじゃないかと思ったし、ラストにメリー・ポピンズが飛んで助けるくだりは「じゃあ、最初からやれよ ( ゚д゚)、ペッ」としか思わなかったし…。ハッキリ言って、オリジナル版が偉大なことは誰でもわかっているだけに、わざわざ続編を作る→より良いモノを作り出す算段があるのかと思いきや、単に「続編で商売したかっただけ」って感じがしちゃったので、かなり失望した次第。
ということで、僕の気持ちを代弁するシコルスキーを貼っておきますね(「バキ」より)。
って、文句ばかりになっちゃってますが(汗)、それはオリジナル版が偉大すぎただけで、前述したように「それなりには面白い」し、何よりも僕の妻子はかなり楽しんで観たようで。特にマナ子ったら「今まで観た中で一番面白かった!川*゚∀゚)=3」と興奮していたほどだったので、なんとなく60点という評価。まぁ、普通に観れば、普通に楽しめるんじゃないですかね。おしまい。
すでに映像配信が始まっていて、映像ソフトも売られているというね。
デジタル盤のサントラ。国内CD盤もあります。
1964年に作られたオリジナル版。ジュリー・アンドリュースの長編デビュー作だったのね (゚⊿゚) ヘー
ロブ・マーシャル監督作で一番好きなのはこれですかね。
原題:Mary Poppins Return
2018/アメリカ 上映時間131分
監督・製作・原案:ロブ・マーシャル
製作ジョン・デルーカ、マーク・プラット
製作総指揮:カラム・マクドゥガル
原作:P・L・トラバース
原案:デビッド・マギー、ジョン・デルーカ
脚本:デビッド・マギー
撮影:ディオン・ビーブ
美術:ジョン・マイヤー
衣装:サンディ・パウエル
編集:ワイアット・スミス
音楽:マーク・シェイマン
歌曲:マーク・シェイマン、スコット・ウィットマン
出演:エミリー・ブラント、リン=マニュエル・ミランダ、ベン・ウィショー、エミリー・モーティマー、ジュリー・ウォルターズ、コリン・ファース、メリル・ストリープ、アンジェラ・ランズベリー、ディック・バン・ダイク
声の出演(吹替版):平原綾香、谷原章介、岸祐二、堀内敬子、加藤憲史郎、島田歌穂
パンフレット:★★☆(720円/まぁ、普通。萩尾瞳さんのコラムが良かった)
(あらすじ)
大恐慌時代のロンドン。バンクス家の長男マイケルは今では家庭を持つ父親となり、かつて父や祖父が働いていたロンドンのフィデリティ銀行で臨時の仕事に就いていた。しかし現在のバンクス家に金銭的な余裕はなく、さらにマイケルは妻を亡くしたばかりで家の中も荒れ放題。そこへ追い打ちをかけるように、融資の返済期限切れで家まで失う大ピンチに陥ってしまう。そんな彼らの前に、あの「ほぼ完璧な魔法使い」メリー・ポピンズが風に乗って舞い降りてくる。(以上、映画.comより)
予告編はこんな感じ↓
60点
ううむ、超今さらながら、2月1日に公開されて3月上旬に観たにもかかわらず、すでに映像配信やら映像ソフト販売やらが始まっている作品の感想を7月下旬の本日にアップしておきますよ。積極的に観に行く気はなかったんですけど、「劇場版 ダーウィンが来た!アフリカ新伝説」を観ることで、娘のマナ子(仮名/当時7歳)の「映画嫌いの呪い」が解けて、「『メリー・ポピンズ』が観たい!川`Д´)ノ ツレテケ!」とのリクエストを受けたので、即座に前売り券を購入。とは言え、娘の習いごとだなんだと予定が詰まっていてなかなか観に行けなくてね…。すっかり公開が終わりそうな3月3日(土)、妻子とともにユナイテッド・シネマとしまえんで吹替版を鑑賞いたしました。「失望サセテクレル ( ゚д゚)」と思ったり。もうね、映画の感想が53本も溜まっているということで、アッサリめの感想を垂れ流しておきますね。
前売り特典は「スペシャル付箋」でした。
妻子と映画を観る時はポップコーンが必須なのです。
スクリーン9、かなり混んでいた記憶。
すでに観た人が「そんな話じゃなくね?(゚⊿゚)」と疑問を抱くほどに雑なあらすじを書いておくと、舞台は大恐慌時代のロンドンで、バンクス家の長男マイケルは妻を亡くして家中荒れ放題だわ、家の融資の返済の期限が迫って大変だわと、大ピンチだったところに、幼いころにナニーをしてくれた魔法使いメリー・ポピンズがやってきまして。あーだこーだと歌ったり踊ったりした挙げ句、株の所有証明書が見つかった→家のローンを無事完済して、問題は無事解決。マイケルたちが「大切なもの=人生の歓び」を取り戻したっぽいので、メリー・ポピンズは天に帰っていったんじゃないかしらん。
平原綾香さんが歌うエンドソング「幸せのありか」を貼っておきますね↓
いや、それなりには面白いと思うんですよ。エミリー・ブラント演じるメリー・ポピンズは魅力的だったし、他の役者さんたちもベン・ウィショーなどの芸達者揃いだから、演技面は文句ナシじゃないですかね。とは言え、率直に感想を書くと、僕は「これって作る意味があったのかな?」と思っちゃいました。別に1964年のオリジナル版に強い思い入れがあるワケじゃありませんけど、「実写とアニメの融合」って「当時の技術で作ったからスゴい!」ってことなのに、現代の技術で同じようなことをやられても単なる焼き直しじゃないですか。無理を承知で書きますが、僕は1964年当時のスタッフが新しいものを作ろうと頑張ったように、本作のスタッフも現在の映像技術でしか作れない“新しい驚き”を見せてほしかったです。
それと、こういうことを書くのは申し訳ありませんが、劇中の楽曲で印象に残るものがなかったのが残念でしたよ…。僕ですら「スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス」とか「チム・チム・チェリー」は知っていますけど、それらとタメを張れる楽曲が本作にあったようには思えなかったです。その他、「株の所有証明書を凧に使っていた」という展開はバカじゃないかと思ったし、ラストにメリー・ポピンズが飛んで助けるくだりは「じゃあ、最初からやれよ ( ゚д゚)、ペッ」としか思わなかったし…。ハッキリ言って、オリジナル版が偉大なことは誰でもわかっているだけに、わざわざ続編を作る→より良いモノを作り出す算段があるのかと思いきや、単に「続編で商売したかっただけ」って感じがしちゃったので、かなり失望した次第。
ということで、僕の気持ちを代弁するシコルスキーを貼っておきますね(「バキ」より)。
って、文句ばかりになっちゃってますが(汗)、それはオリジナル版が偉大すぎただけで、前述したように「それなりには面白い」し、何よりも僕の妻子はかなり楽しんで観たようで。特にマナ子ったら「今まで観た中で一番面白かった!川*゚∀゚)=3」と興奮していたほどだったので、なんとなく60点という評価。まぁ、普通に観れば、普通に楽しめるんじゃないですかね。おしまい。
すでに映像配信が始まっていて、映像ソフトも売られているというね。
デジタル盤のサントラ。国内CD盤もあります。
1964年に作られたオリジナル版。ジュリー・アンドリュースの長編デビュー作だったのね (゚⊿゚) ヘー
ロブ・マーシャル監督作で一番好きなのはこれですかね。