ダウンサイズ(ネタバレ)
ダウンサイズ

原題:Downsizing
2017/アメリカ 上映時間135分
監督・製作・脚本:アレクサンダー・ペイン
製作:マーク・ジョンソン、ジム・テイラー
製作総指揮:ミーガン・エリソン、ジム・バーク、ダイアナ・ポコーニイ
脚本:ジム・テイラー
撮影:フェドン・パパマイケル
美術:ステファニア・セラ
衣装:ウェンディ・チャック
編集:ケビン・テント
音楽:ロルフ・ケント
視覚効果監修:ジェームズ・E・プライス
出演:マット・デイモン、クリステン・ウィグ、クリストフ・ワルツ、ホン・チャウ、ウド・キア、ジェイソン・サダイキス、ニール・パトリック・ハリス、ローラ・ダーン、ロルフ・ラスゴード、イングイェルド・エーゲベルグ、ソーレン・ピルマーク
パンフレット:★★★(720円/情報量は少なめながら、デザインや作りは良くて、キャストたちの写真が13センチなのは好き)
(あらすじ)
ノルウェーの科学者によって人間の身体を縮小する方法が発見され、身長180センチなら13センチにまで小さくなることが可能になった。人口増加による環境、食料問題を解決する「人類縮小200年計画」が立ち上がり、一度小さくなれば二度と戻ることはできないが、それでも各国で小さくなること(ダウンサイズ)を選ぶ人々が徐々に増えていく。アメリカのネブラスカ州オマハでストレスフルな生活を送る、どこにでもいる平凡な男ポール・サフラネックは、少しの蓄えでも裕福で幸せな生活が遅れるという縮小された世界に希望を抱き、ダウンサイズを決意。しかし、土壇場で妻のオードリーが逃げ出してしまう。ポールは縮小された人間たちの世界で、ひとり寂しい生活を送ることになり、自暴自棄になるのだが……。(以上、映画.comより)
予告編はこんな感じ↓
70点
※この記事は「シグマ15」に従って書いています。
アレクサンダー・ペイン監督作は大体好きですけど、「小さくなれば裕福に暮らせるけど、元には戻れない」という設定に恐怖を感じてしまって。気にはなりつつもスルー予定だったんですが、TOHOシネマズ新宿での上映がすぐ終わりそうだったので(たぶん2週間ぐらい?)、ちょっと可哀相になって、3月中旬某日、いそいそと鑑賞してきました。「アンタらしいや (・∀・)」と思ったり。
最終上映週ということもあってか、結構混んでいたような。

最初にオチを書いておくと、妻に裏切られて自分だけ小さくなったポールは、「13センチの人たちが住む世界」でベトナム人の掃除婦ノク・ラン・トランと出会って、最初はいろいろなことを押し付けられて困惑するんですけれども。最終的には、世界に破滅が迫る中、彼女と一緒に無理矢理小さくされた貧民たちのために奉仕活動を始めて、終わってましたよ。なんて言うんですかね、実に「アレクサンダー・ペイン監督っぽい映画」だったというか。そりゃあ、「小さくなったらこうなるだろうな」描写の数々は気が利いてたし(クラッカーのシーンは笑った)、「権力者によって、強制的に小さくされた人々」の設定あたりも感心したけど、基本的には「人間を描きたい」んだなぁと。正直なところ、僕的に「小さくなれるけど、元には戻れない」という設定を脳内シミュレーションした際、一番恐ろしかったのは「小さくされた人間たちが、“大きいままの人間”の悪意や、小動物・昆虫の襲撃などから身を守れるのか?」という点だったので、そこら辺がスルーされたのは少し物足りなかったです。
こういったギャグとかは100点だったんですが、しかし。

例えば、居住区に侵入したカマキリを蟷螂拳で迎え撃つといった展開が観たかった(「範馬刃牙」
より)。

いや、むしろ「スターシップ・トゥルーパーズ」
のような展開になれば良かったのに…という誰の共感も呼びそうにない願望(グロ注意!)。
とは言え、人間ドラマ自体は素晴らしくて。役者さんたちは芸達者揃いで本当に良かったんですけど、特にノク・ラン・トラン役のホン・チャウがとても可愛くて、自分の奥さんが重なってしまった…というNO-RO-KE!m9・∀・) ビシッ ラスト、「安全のためにシェルターに入るか、自分を必要としてくれる人の側にいるか」という2択でポールは後者を選んで、ノク・ラン・トランと奉仕活動を続けるワケですが、そりゃそうだよなぁと。人間は誰かに必要とされるからこそ、人間らしく生きられるのではないか。なんて知った風なことを思ってね、ちょっと泣けました。残念ながら「人vs昆虫 or 小動物」は描かれませんが、興味がある人はチェックすると良いザンス。
デジタル版のサントラ。輸入盤
もあります。


一番好きなアレクサンダー・ペイン監督作はこれですかね。僕の感想はこんな感じ。



原題:Downsizing
2017/アメリカ 上映時間135分
監督・製作・脚本:アレクサンダー・ペイン
製作:マーク・ジョンソン、ジム・テイラー
製作総指揮:ミーガン・エリソン、ジム・バーク、ダイアナ・ポコーニイ
脚本:ジム・テイラー
撮影:フェドン・パパマイケル
美術:ステファニア・セラ
衣装:ウェンディ・チャック
編集:ケビン・テント
音楽:ロルフ・ケント
視覚効果監修:ジェームズ・E・プライス
出演:マット・デイモン、クリステン・ウィグ、クリストフ・ワルツ、ホン・チャウ、ウド・キア、ジェイソン・サダイキス、ニール・パトリック・ハリス、ローラ・ダーン、ロルフ・ラスゴード、イングイェルド・エーゲベルグ、ソーレン・ピルマーク
パンフレット:★★★(720円/情報量は少なめながら、デザインや作りは良くて、キャストたちの写真が13センチなのは好き)
(あらすじ)
ノルウェーの科学者によって人間の身体を縮小する方法が発見され、身長180センチなら13センチにまで小さくなることが可能になった。人口増加による環境、食料問題を解決する「人類縮小200年計画」が立ち上がり、一度小さくなれば二度と戻ることはできないが、それでも各国で小さくなること(ダウンサイズ)を選ぶ人々が徐々に増えていく。アメリカのネブラスカ州オマハでストレスフルな生活を送る、どこにでもいる平凡な男ポール・サフラネックは、少しの蓄えでも裕福で幸せな生活が遅れるという縮小された世界に希望を抱き、ダウンサイズを決意。しかし、土壇場で妻のオードリーが逃げ出してしまう。ポールは縮小された人間たちの世界で、ひとり寂しい生活を送ることになり、自暴自棄になるのだが……。(以上、映画.comより)
予告編はこんな感じ↓
70点
※この記事は「シグマ15」に従って書いています。
アレクサンダー・ペイン監督作は大体好きですけど、「小さくなれば裕福に暮らせるけど、元には戻れない」という設定に恐怖を感じてしまって。気にはなりつつもスルー予定だったんですが、TOHOシネマズ新宿での上映がすぐ終わりそうだったので(たぶん2週間ぐらい?)、ちょっと可哀相になって、3月中旬某日、いそいそと鑑賞してきました。「アンタらしいや (・∀・)」と思ったり。
最終上映週ということもあってか、結構混んでいたような。

最初にオチを書いておくと、妻に裏切られて自分だけ小さくなったポールは、「13センチの人たちが住む世界」でベトナム人の掃除婦ノク・ラン・トランと出会って、最初はいろいろなことを押し付けられて困惑するんですけれども。最終的には、世界に破滅が迫る中、彼女と一緒に無理矢理小さくされた貧民たちのために奉仕活動を始めて、終わってましたよ。なんて言うんですかね、実に「アレクサンダー・ペイン監督っぽい映画」だったというか。そりゃあ、「小さくなったらこうなるだろうな」描写の数々は気が利いてたし(クラッカーのシーンは笑った)、「権力者によって、強制的に小さくされた人々」の設定あたりも感心したけど、基本的には「人間を描きたい」んだなぁと。正直なところ、僕的に「小さくなれるけど、元には戻れない」という設定を脳内シミュレーションした際、一番恐ろしかったのは「小さくされた人間たちが、“大きいままの人間”の悪意や、小動物・昆虫の襲撃などから身を守れるのか?」という点だったので、そこら辺がスルーされたのは少し物足りなかったです。
こういったギャグとかは100点だったんですが、しかし。

例えば、居住区に侵入したカマキリを蟷螂拳で迎え撃つといった展開が観たかった(「範馬刃牙」

いや、むしろ「スターシップ・トゥルーパーズ」
とは言え、人間ドラマ自体は素晴らしくて。役者さんたちは芸達者揃いで本当に良かったんですけど、特にノク・ラン・トラン役のホン・チャウがとても可愛くて、自分の奥さんが重なってしまった…というNO-RO-KE!m9・∀・) ビシッ ラスト、「安全のためにシェルターに入るか、自分を必要としてくれる人の側にいるか」という2択でポールは後者を選んで、ノク・ラン・トランと奉仕活動を続けるワケですが、そりゃそうだよなぁと。人間は誰かに必要とされるからこそ、人間らしく生きられるのではないか。なんて知った風なことを思ってね、ちょっと泣けました。残念ながら「人vs昆虫 or 小動物」は描かれませんが、興味がある人はチェックすると良いザンス。
デジタル版のサントラ。輸入盤
一番好きなアレクサンダー・ペイン監督作はこれですかね。僕の感想はこんな感じ。