ドルフ・ラングレン ゾンビ・ハンター(ネタバレ) | 三角絞めでつかまえて2

ドルフ・ラングレン ゾンビ・ハンター(ネタバレ)

ドルフ・ラングレン ゾンビ・ハンター



原題:Don't Kill It
2017/アメリカ 上映時間85分
監督:マイク・メンデス
製作:ロバート・ヨーカム、マイケル・スリフキン、スコット・マーティン
脚本:ダン・バーク、ロバート・オルソン
撮影:ジャン=マイケル・ロサダ
美術:ドーン・R・フェリー
衣装:トビー・ブロンソン
音楽:ショーン・ビーバン、ジュリエット・ビーバン
出演:ドルフ・ラングレン、クリスティーナ・クリーブ、ジェームズ・チャルク、トニー・ベントレー、マイルズ・ドーリアック、ビリー・スローター
(あらすじ)
ミシシッピー州の小さな町で、古代の悪霊ゾンビが解き放たれた。悪霊はとり憑いた人間を殺した者に次々と憑依していき、町は大量の犠牲者で溢れ返る。そんな時、くたびれたロングコートを身にまとった大男(ドルフ・ラングレン)が町に出現。数十年前に同じゾンビと戦った経験があるという大男は、FBI女性捜査官(クリスティーナ・クリーブ)と共に悪霊ゾンビに立ち向かう。(以上、映画.comより)

予告編はこんな感じ↓




80点


ここ数年、DVDの感想はまとめて書いているんですが、ドルフ・ラングレン主演作ということで、単独の記事を残しておきますね(ここまで定型文)。今年の8/19(土)〜915(金)まで開催された「ウェルカム・アメイジング・シネマ2017」については、恥ずかしながら存在すら気付かなくて。せっかく本作が劇場公開されていたにもかかわらず、すっかりスルーしちゃいましてね…(遠い目)。12月になってレンタルがスタートしたので、いそいそと借りてきました。超好みでしたYO!ヘ(゚∀゚*)ノ ホエホエ!


こんな愉快な特集上映がやっていたなんて… (ノω・、) ミノガシタ...




邦題は「ゾンビ・ハンター」となっていますが、本作でドルフ・ラングレンが戦う相手は「悪霊」でして。「取り憑かれると目が黒くなる&凶暴になって、無差別に周囲の人間を殺害する→宿主が殺されると、殺した相手に憑依する」という厄介な能力を持っていましてね。その能力を知らない人が“悪霊が取り憑いた人”を殺しては、新たな殺人鬼となって無差別殺人を繰り返すという展開が何度も繰り広げられる上に、ゴア描写が意外と多いので(頭が爆裂したり、手が切断されたり、剥製の鹿の角に刺さったりとバラエティ豊か)、なかなか飽きずに観られるのです (´∀`) タノシー


悪霊が封印されていた壺っぽいモノを犬が発見→凶暴化したので飼い主が射殺したら、家族&隣人を皆殺し(犠牲者9人)。
住宅地での無差別殺人

その次は町の集会所で、殺戮絵巻が展開ですよ(犠牲者23人)。
町の集会所での無差別殺人

少女に乗り移ると、今度はFBIを相手に大暴れ(犠牲者7人)。
FBIの無差別殺人

最後は、バカな神父に率いられた住民を殺しまくり(犠牲者14人)。こんなに人が死ぬ映画だったと思わなんだ (o^-')b イイネ!
キリスト教信者の無差別殺人


「Don't Kill It(殺すな)」という原題の通り、「殺しちゃダメ」なのに、劇中の人たちがつい殺しちゃって(ルールを知らないから仕方ないんですが、いかにも銃社会って感じがする)、事態が悪化していく様子は、ちょっとギャグっぽくもあって、何度も顔がほころんじゃいましたね (´∀`) アラアラ それと「悪霊に憑依された神父が自分の指を食いちぎって骨を剥き出しにして武器にする」とか、そういう細かい仕事にも好感が持てました。マイク・メンデス監督、「わかっている男」って感じがします。一応、オチを書いておくと、実は天使の血を引いていたFBI捜査官が自分に乗り移らせて、手榴弾で爆死→行き場を亡くした悪霊をラングレンが封印して海に投棄→サメが食べて終わってましたよ、確か。


憑依→射殺→憑依がギャグのように繰り返されるので、ラングレンもヤレヤレ顔になるというね。
冗談も程々に

娘想いのお父さんが毒で無駄に死んだりとか、悪趣味な展開もあったりして。
無駄に死んだお父さん

指を食いちぎって骨を出すシーン、ちょっと感心いたしました。
指を食いちぎって骨を出す


そんなワケで、新作レンタル代(400円)の元は十分取れたというか。ラングレンがちゃんと主演なのもうれしかったし、スゲー面白かったですYO!ヘ(゚∀゚*)ノ ホエホエ 雑な作りではありますが、人がよく死ぬゴア系ホラーアクション映画がお好きな方は、マジで借りると良いザンス。




気がついたら観ていたマイク・メンデス監督作。僕の感想はここの1本目



ドルフ・ラングレンと戦闘ロボがゾンビと戦う痛快B級アクションホラー。僕の感想はこんな感じ



「ゾンビハンター」と聞くと、このゲームを思い出すファミコン世代。



K・キング監督作。ダニー・トレホは主役ではない様子。



かなり評判が悪いゾンビ映画。観ることはなさそう。