ぼくと魔法の言葉たち(ネタバレ) | 三角絞めでつかまえて2

ぼくと魔法の言葉たち(ネタバレ)

ぼくと魔法の言葉たち

ぼくと魔法の言葉たち

原題:Life, Animated
2016/アメリカ 上映時間91分
監督・製作:ロジャー・ロス・ウィリアムズ
製作:ジュリー・ゴールドマン
製作総指揮:モリー・トンプソン、ロバート・デビテット、ロブ・シェアナウ、ロン・サスカインド
原作:ロン・サスカインド
撮影:トーマス・バーグマン
編集:デビッド・ティーグ
音楽:ディラン・スターク、T・グリフィン
出演:オーウェン・サスカインド、ロン・サスカインド、コーネリア・サスカインド、ウォルト・サスカインド、ジョナサン・フリーマン、ギルバート・ゴットフリード
パンフレット:★★★★(700円/コラム3本はタメになるし、脇役キャラ解説も良い企画ですな)
(あらすじ)
サスカインドの次男オーウェンが2歳から言葉を失い、コミュニケーションが取れなくなってしまった。オーウェンが発するモゴモゴとした意味不明の言葉の正体が、彼が毎日擦り切れるほど見ていたディズニー映画「リトル・マーメイド」に登場するセリフであることに気づいた父ロンは、息子の好きなディズニーのキャラクター、オウムのイアーゴのぬいぐるみを手に取り、身を隠しながらオーウェンに語りかける。父の問いかけに言葉を返すオーウェン。その時、オーウェンは7歳になっており、5年ぶりに耳にした息子の言葉に涙をこらえながら、両親はディズニー映画を通じてオーウェンの言葉を取り戻すための作戦を練る。(以上、映画.comより)

予告編はこんな感じ↓




70点


※この記事は「シグマ15」に従って書いています。

なんとなく「良さげなドキュメンタリーだな〜」と思った&前売り特典の“魔法の色えんぴつ”に惹かれて、つい前売り券を買ったのですけれども。仕事が忙しくて劇場に全然行けない…という、お馴染みのパターン。気が付けば都内の上映がすっかり終わってしまった6月5日、「横浜・黄金町の某ラーメン店でカレータンタン麺を食べる→白いワイシャツにカレーをはねさせる」という失態を経て、シネマ・ジャック&ベティまで足を運んできました。良い映画でしたな ( ;∀;) ヨカッター


この前売り券を消化できて本当に良かった…。
前売り券

スクリーン「ベティ」は、10人ぐらいだったような。
ジャック&ベティにて


ザッと内容を書くと、2歳の時に自閉症で言葉を失ったオーウェンが、ディズニーアニメの台詞を使って会話するようになって社会性を獲得。大学を無事卒業して独り暮らしを始めると、同じ障害を持つ恋人エミリーにフラれて落ち込んだりもしたけれど、私は元気です…って感じでしたよ、確か。もうね、話はなかなかドラマチックだし(特に「オーウェンがつぶやいた『ジューサボース』という言葉を『リトル・マーメイド』の台詞だと気付く展開はグッときた!)、途中途中で挟まれるアニメ『迷子の脇役たちの国』(ディズニーの脇役たちが活躍するオーウェンが考えたお話)も良かったし、アメリカでの自閉症の人たちへの接し方も勉強になったし(ちゃんと「個人の人格」を尊重する感じ)、非の打ち所がないドキュメンタリーというか。オーウェンのお兄さんが語っていたように、両親が死んだら大変なんだろうけど、でも、映画に出てくる人たちがあまりに“良い人揃い”であり、力を合わせて問題を解決できる環境に見えるので、「彼らなら何とかやっていけるのでは?」と希望を感じさせられるんですよね。その他、オーウェンが主催するディズニークラブの会合中に「アラジン」イアーゴの声優ギルバート・ゴットフリード本人がサプライズで出てきたシーンは「偉いなぁ (ノω・、)」と涙が止まらなかったです…(オーウェンたちの喜びっぷりも泣ける!)。


途中で流れるアニメもなかなか良いのです。
迷子の脇役たちの国


なんて言うんですかね、「もし自分の子が自閉症だったら?」とスゲー考えさせられた以上に、「人間はそれぞれ、自分が主人公の人生がある」なんて当たり前のことをあらためて感じさせられたというか。正直なところ、なんだかんだと自閉症の人に偏見を抱いていた自分に気付いて、恥ずかしい気持ちにもなりましたよ。もうね、観やすいし、タメになるし、良くできた良い映画ではないでしょうか。とは言え、70点の評価なのは、僕的には「ザ・コンサルタント」のような自閉症の人の映画が好きだから…なんて台無しな文章を書いて、この感想は終わるのでした (ノДT) スミマセン 




父親が書いたノンフィクション。興味がないワケではないけど、読まない気がします…。



パンフに寄稿していた神戸金史さんの著書。興味がないワケでは(ry