風立ちぬ(ネタバレ) | 三角絞めでつかまえて2

風立ちぬ(ネタバレ)

風立ちぬ

三角絞めでつかまえて-風立ちぬ

2013/日本 上映時間126分
監督・原作・脚本:宮崎駿
プロデューサー:鈴木敏夫
製作担当:奥田誠治、福山亮一、藤巻直哉
作画監督:高坂希太郎
動画検査:舘野仁美
美術監督:武重洋二
色彩設計:保田道世
撮影監督:奥井敦
音響演出・整音:笠松広司
アフレコ演出:木村絵理子
編集:瀬山武司
音楽:久石譲
主題歌:荒井由実
アニメーション制作:スタジオジブリ
出演:庵野秀明、瀧本美織、西島秀俊、西村雅彦、スティーブン・アルパート、風間杜夫、竹下景子、國村隼、志田未来、大竹しのぶ、野村萬斎
パンフレット:★★★(600円/年表とか載ってるのがいいね)
(あらすじ)
大正から昭和にかけての日本。戦争や大震災、世界恐慌による不景気により、世間は閉塞感に覆われていた。航空機の設計者である堀越二郎(庵野秀明)はイタリア人飛行機製作者カプローニ(野村萬斎)を尊敬し、いつか美しい飛行機を作り上げたいという野心を抱いていた。関東大震災のさなか汽車で出会った菜穂子(瀧本美織)とある日再会。二人は恋に落ちるが、菜穂子が結核にかかってしまう。(以上、シネマトゥデイより)

予告編はこんな感じ↓




95点


※今回の記事は、映画とは関係のない文章や自分語りが多く書かれている上に、NOROKE要素もふんだんに盛り込まれており、この映画の好き嫌いに関わらず、不快になる怖れがあるので、読まない方が良いです。
※今回の記事は、本当に大したことを書いていないので、ちゃんとした感想が読みたい方は別のブログに行った方が良いです。
※今回の記事は、「ウィンダリア」のネタバレにも触れているので気をつけて!
※今回の記事は、本当ならもっと後にアップする予定だったんですけど、「今日参加予定のイベントの“腐女子トーク”を聞いたことで、自分の感想も腐ってしまったら…?」と不安になって、映画を観てすぐに徹夜で書いたので、変なところがあっても許してぇ!ヽ(TДT)ノ ウワァァァァン


なんか賛否両論が渦巻いているっぽくて、スゲー面倒くさいというか。庵野秀明監督の声優っぷりも予告編を見る限りは結構残念なムードだし、そもそも映画館で4分間の予告編を見すぎたせいで、ちょっと食傷気味だったりもして…。でも、やっぱり5年振りの宮崎駿監督作はチェックせざるを得ないということでね、「4回目の『ユーロミッション』が見たいなぁ」と思いながら、新宿バルト9で午前0時45分の回を観てきました。大好きでしたよ。


新宿バルト9ロビーにはジブリの歴代作品のポスターが展示されてました。
三角絞めでつかまえて-ポスターの展示


正直、さっき観たばかりなので、まだ感想が頭の中でまとまっていないんですけれども、僕が大好きな秋山奈々ちゃん(現・秋山依里ちゃん)「わかってくれるともだちはひとりだっていい」 をリリースした時の「瞬間の思いを、伝えたいんだ。」というキャッチフレーズが当ブログの基本理念ということで!(眉唾な文章) これから<良くも悪くも心に残った12のこと>という“仕事や恋に忙しいOL”にウケると信じたいタイトルを付けつつ、個条書きを垂れ流してみますね↓



<良くも悪くも心に残った12のこと>

① 文武両道描写

映画冒頭、小学生の二郎が教師から英語の雑誌を借りる→辞書で調べながら読むと言い出した時点で、「秀才め!(;`Δ´) ヌゥ」と思わされるんですが、その直後! いかにも悪そうなガキどもに絡まれている下級生を躊躇無く助ける正義感に感心させられつつ、さらに掴みかかってくるクソガキを背負い投げで鮮やかに投げるに至っては、「柔を使うのか!Σ(゚д゚;)」と驚愕。1対3で苦戦したのか、顔には擦り傷ができたものの、親の前で弱みを一切見せないところを見ると、勝利したことが伺えるワケで…。開始早々、そのスペックの高い文武両道振りに「敵わない… (ノω・、)」と思い知らされましたよ。

いきなり背負い投げを披露する二郎の姿に、渋川剛気も感心。
三角絞めでつかまえて-柔を使いおるか

僕はすっかり刃牙に母親の話を聞かされた梢江ちゃんのような心境に…。
三角絞めでつかまえて-かなわない...


② クールな男とイナセな男

時が経ち、大学生になった二郎が汽車に乗ってたら、風で帽子が飛ぶ→近くにいた女の子・菜穂子が鮮やかにキャッチ! そのままフランス語でやり取りする様子は「インテリめ!(;`Δ´) ヌゥ」と妬みつつも、関東大震災が起こった時の冷静な行動振りは大したものだなぁと。みんなが大慌ての中、「汽車は爆発しない」と落ち着いて、使用人オキヌの折れた足を応急処置。そのまま文句も言わず背負って歩くわ、清潔なシャツだと伝えてから含ませた水を飲ませるわ、さらには名前も告げずに立ち去るわと、「なにこの完璧超人!Σ(゚д゚;)」と再度驚愕しました。

さらに一瞬しか出てこないものの、オキヌを迎えに来たのが“ねじりハチマキの超イナセな男”であり(彼女を「オキヌ坊」と呼ぶ!)、一瞬で心を掴まれたというか、「僕があの域に達するにはどうすれば…」と自問自答させられたというか。あんなわずかな場面で人を魅了するなんて、宮崎駿監督のキャラクター造形力、さすがですな~。


③ タバコ、そして美味そうな定食

この映画、時代背景的に仕方ないんですが、登場人物たちが喫煙するシーンが多いんですよね。僕は奧さんがタバコ嫌いということで、結婚する際に止めて、もう10年近く経つワケですが…。正直なところ、今も喫煙という行為を愛してまして。だから、二郎や本庄の喫煙シーンを観るたび、「美味しそうダナー (・ε・)」と思ってましたよ。

そして、さらに美味そうだったのが、定食屋で二郎と本庄が食事をするくだり。あの2人が鯖の味噌煮定食と肉豆腐を食べる姿には、熟練のボクサーがスピードバッグを叩いているかのように、日々のダイエットで餓え気味な胃袋を軽やかに刺激されまして。「映画が終わったら食べよう」と心に誓いながら観たし、その後、実際に食べました (o^-')b ウマカッタ!

映画を見終わって、西新宿小町食堂にやって来たのは、午前3時45分。
三角絞めでつかまえて-西新宿小町食堂

この店は、オカズを自ら組み合わせて定食を作るスタイル。こんな感じにしてみました。
三角絞めでつかまえて-深夜の定食

まずは鯖味噌! これが食べたかったし、美味しくて満足しましたよ。
三角絞めでつかまえて-美味しそうな鯖味噌

ただ、骨がなかったのは残念…(普段はない方が全然好きだけど)。いわゆる「ファストフィッシュ」ってやつね。
三角絞めでつかまえて-骨がない

残念なことに肉豆腐がなかったので、鳥肉の照り焼き+冷や奴=肉豆腐という力業。これでアメリカも倒せるぜ!
三角絞めでつかまえて-鳥肉の照り焼きと冷や奴

ご飯を十穀米の小盛りにしたのは、ダイエット中である僕の良心です。
三角絞めでつかまえて-十穀米ご飯の小

合計870円/800kcalって感じ。美味しかったから後悔はしてません。本当ダヨ!ヽ(´Д`;)ノ
三角絞めでつかまえて-完食!


④ 妹再登場→「にいにい」発言

オキヌが二郎の大学を突き止めて、大震災の時のお礼を届けた後、二郎の下宿に妹の加代がやって来ましてね(この時の二郎はオキヌのことが好きっぽい)。ここで彼女は二郎を「にいにい」と呼ぶんですが…ここが超ツボなんですYO!ヽ(`Д´)ノ というのは、大きな声では言えませんが、実は僕も奧さんに「にいにい」と呼ばれているというね… (*ノ▽ノ) キャッ

不機嫌になりそうなので、理由は一切聞いたことがないんですけど、僕は彼女の7つ上ですし、ブラザーコンプレックスの解消的な感じなんでしょうな、たぶん。奧さんは本当に心が折れるようなキツイことを言う女性なんですけれども、それでも憎めずに懐いてしまうのは、僕をそんな風に呼ぶ愛らしさがあるからなんですよね…というNOROKE! m9・∀・) ビシッ まぁ、そんなワケでね、僕以外の人には心底どうでも良いだろうし、人間としてのスペックはまったくかけ離れているんですけど、この瞬間、二郎には超親近感が湧いたのでした (´∀`) それと、二郎が下宿の2階に上がる際、管理人っぽい女性の“様子を伺う顔”にも萌え。


⑤ やる気に溢れる真面目な就職先

大学を卒業した二郎は三菱内燃機で飛行機の設計をすることになるワケですが、みんな真面目でやる気に溢れていて、超イイ職場なの。上司の黒川とか、「意地悪な人なのだろうよ (`∀´) ケケッ」と思ってたら、単に仕事に厳しいだけの善人だったりするしね。なんかね、主人公の性格設定も合わせて、最近観た「舟を編む」を思い出したというか。イヤな奴が1人も出てこない&チーム感に溢れていて、職場描写はどの場面も素晴らしかったです。

全然関係ありませんが、「舟を編む」の予告編を貼っておきますね↓




⑥ 「シベリア」登場

二郎が小さい店に立ち寄って、「シベリア2つ!(・∀・)」みたいなことを言った時、「昔はそんな銘柄があったんだ?」と、てっきりタバコを買ったと思ってたんですよ。ところが、袋の中身を近くにいた“幼い不憫な姉弟”に食べさせようとするから、「あれ?」と思って。本庄の前で広げてみれば、“黒い具を挟んだ黄色いサンドイッチ”といったビジュアルの食べ物であり、「この食べ物は何だ!?Σ(゚д゚;)」と。本庄がモリモリと食らうその姿は、「キックボクサー」でヤシの木を倒した時のJCVDの蹴りのように、僕の胃袋に何度もハードな衝撃を与えてきましてね…。「映画が終わったら調べて食べよう」と心に誓いながら観たし、その後、実際に食べました (o^-')b アマカッタ!

最初に探しに行ったのは、ドン・キホーテ。ここで「大昇 羊羹カステラ」を購入したものの…。
三角絞めでつかまえて-ドン・キホーテ

やっぱり三角のが食べたかったので、近くのスリーエフで「ヤマザキ 三角シベリア」も買ってみました。
三角絞めでつかまえて-スリーエフ

午前4時20分。カステラに羊羹を挟んだスイーツを無脂肪牛乳(ささやかな抵抗)と一緒にいただくのさ!
三角絞めでつかまえて-牛乳と一緒にいただくぜ

まずは大昇の方から食べたけど…恐ろしく甘い! 苦手なくらい甘い! これはもう食えない!
三角絞めでつかまえて-こっちもスゲー甘い

そしてヤマザキの方は…さらに甘い! オリンピック甘い! つーか、アンコ、苦手かも…。
三角絞めでつかまえて-スゲー甘い

たぶん500kcalくらい摂取したので、食後に50分ランニング(500kcal消費)いたしました… (´Д`;) ネムイヨゥ
三角絞めでつかまえて-そしてランニング

それと、この場面、「飛行機の設計に使う金があれば、日本中の子どもにご飯を食べさせられる。矛盾だな!(`∀´) フハハハハハハ」みたいなことを言ったりとか、“まったく愛が感じられない嫁取り発言”をしたりとか、ちょっと本庄がカッコ良かったです。


⑦ ちょくちょく挟まれる夢描写

実は映画の序盤から、二郎の夢の中の描写がちょくちょく挟まれてきまして。世界的に有名な飛行機製作者のカプローニが出て来て、幻想的な飛行機描写を交えながら、「パイロットが無理なら近眼でもなれる技術者になれよ」「設計はセンス」「創造的人生が送れるのは10年」「風は立っているか?」なんて言ってきたりするんですね。ここで印象的なのが「ピラミッドがある世界はどうよ?」という会話で、本庄の「飛行機or子どものご飯」話に通ずるというか。「何かを成し遂げるための犠牲の話なのね (・ε・)」と気付かされるのです。


⑧ 七試艦上戦闘機の失敗シーンのエンジン音

一応、関東大震災の時から違和感を感じつつも、よくわかってなかったんですが、ここでやっと「うわ、気持ち悪い!Σ(゚д゚;)」と、エンジン音が明らかに変なことに気付いて。で、見終わった後、検索してみたら、「飛行機のプロペラ音や車のエンジン音、関東大震災の地響きの音などさまざまな音は、人間の声で表現されている」そうで…。飛行機描写自体は最高なんですが、ごめんなさい、この試みにはまったく乗れなかったです。


⑨ 避暑地でラブラブ

失意の二郎が避暑地に行ったら、偶然、菜穂子と再会しまして。菜穂子ったら、初っ端にオキヌが結婚したことを伝える策士であり、それに乗せられて、二郎も菜穂子をロックオン! 「だあれが風を見たでしょう 僕もあなたも見やしない けれど木の葉をふるわせて 風は通りぬけてゆく 風よ翼をふるわせて あなたの許へ届きませ!ヘ(゚∀゚*)ノ マセ!な~んて、よくわからないことをブツブツ言いながら、自作の紙飛行機を飛ばして、結核のせいでダウン気味な菜穂子とイチャイチャ三昧ですよ。

そこからは「結婚して!ヽ(`Д´)ノ」「結核なの!ヽ(`Д´し」「じゃあ、婚約ということで ( ´∀`)人(´∀`し キスマデヨ」というスピード展開。このくだり、「SEXしても友達。それが二人のハッピールール?」なんて爛れた思想の男女が存在する現代と比べると、牧歌的でありつつも妙に性急なやり取りでもあって、奇妙な面白さがありましたね。

って、イヤなムードで取り上げちゃいましたけど、「ステイ・フレンズ」は結構愉快な映画ですゾ。




⑩ 新たな挑戦&菜穂子との結婚

新型戦闘機を作ることになって、チームが結成されるワケですが、ここでの「オレたちで良い物作ろうぜ!」感がたまらない… (´Д`;) ハァハァ あの自主研究会シーン、僕はああいう状況で質問とか一切浮かばないタイプだけど、とりあえず手だけは挙げたい気分に。

そんな中、病を治すために山奥にいた菜穂子ですが、二郎の手紙が超素っ気ないので寂しくなって下山。二郎と合流→即結婚するくだりは「ちゃんと病気を治してからじゃないと… (´・ω・`)」とスゲー心配に(菜穂子はキレイだったけど…)。で、2人の新婚生活描写自体も、微笑ましく感じるところは多いんですが、いくら菜穂子が許可したとは言え、結核患者の前でタバコを吸う二郎は死ねと強く憎悪しました。


⑪ 菜穂子、自ら山に戻る

九試単座戦闘機のテスト飛行の日、菜穂子ったら、みんなに黙って山奥の療養所に戻っちゃうんです。その唐突な行動に、僕の頭の中は「なぜ?」の嵐だったんですけど、黒川の奧さんの「美しいところだけ好きな人に見てもらったのね… 川ノω・、)」という発言に号泣ですよ。

僕はすっかり「菜穂子も病気を治してから下山しろよ ( ゚д゚)、ペッ」気分だったんですけど、そう言えば結核って、今の時代だって死者が出るほどの病気であり、特に昔の完治率なんてたかが知れてたんですよね…。療養所でそのまま弱って逢えなくなってしまうより(二郎の野郎から会いに来る気配なさそうだし)、元気な今のうちに愛する人の側にいたいという乙女心…。もうね、「アタシ、菜穂子の気持ち、全然分かってなかったんだ!ヽ(TДT)ノ」と大泣きしつつ、「二郎の野郎!ヽ(`Д´)ノ ブッコロス!」と、凄まじく憎悪がボーボー状態でした。


⑫ 地獄の中の救い

まず、九試単座戦闘機のテスト飛行は無事に終わるんだけど、その瞬間、二郎が体感していた“創造の風”が止む→創造的人生が終わる描写が、美しくて残酷で非常に素晴らしいのです。

そして、時が経ち、二郎はまた夢の中にいるんですけど、そこは彼が作った飛行機の墓場と化していて。「地獄かと思いました」という台詞がまさにピッタリの光景で、夢先案内人だったハズのカプローニが悪魔に見えてくる(宮崎駿監督もパンフレットでメフィストフェレスと言ってた)。二郎は自分の理想を追い求めた結果、すべてを失ってしまったんですね…。

ただ、ここで感動的なのが、「菜穂子が待ってくれていた」という展開。彼女は「生きて! (´∀`し」と告げると消えてしまって、二郎は「うん、うん」「ありがとう…」って泣くんです。二郎はそんなに薄情じゃないというかさ、汽車の中で仕事をしつつも菜穂子を心配するあまりに涙を流してたことからも、相手を想う気持ちは彼なりにあって。「美しい飛行機を作りたい」という衝動=“技術者の業”が彼を立ち止まらせなかっただけなんですよね。

ラスト、彼が流したのは“業に囚われて最愛の人を失ったことへの涙”だと思って(それを反省してるかどうかは別として)。主人公のダメっぷりは雲泥の差なんですけど、僕が大好きな「ウィンダリア」の終わり方を連想して凄まじく泣けたし、カプローニが「ワインでも飲もうぜ!ヘ(゚∀゚*)ノ」みたいなことを言った後、エンドクレジットが始まって、「ひこうき雲」が流れた時にはあまりの破壊力に殺されるかと思いました… (ノДT)

というワケで貼っておきますね↓ ああん、良い歌すぎ!ヽ(TДT)ノ






以上、ダラダラと読みにくい駄文を書き連ねて来ましたけれども、僕的にこの映画は、技術者賛歌でもなければ、それを叩いているのでもなく、宮崎駿監督は「理想を追う者の覚悟」を描きたかったんじゃないかと。映画の状況は、例えば原発の技術者とかにも当てはまるワケでさ。自分のやることで何が生まれて、何が失われるのか、そういう話なんじゃないかと思わなくもなかったんですけど、なんだかよくわからないや (ノ∀`) エヘヘ

あと、庵野秀明監督の声ですけど、最初は違和感があったんですが、途中から慣れてきて、最後の「地獄かと思いました」という台詞の疲れた&皮肉っぽい雰囲気にグッときたりもしたし、僕は予想外に良かったです(つーか、最後はエヴァの「おめでとう」を宮崎駿監督なりにやってあげたとも言えますよね)。他の俳優さんたちも良い感じにハマッてたのではないでしょうか。

ちなみに、今回の映画の概略を話した時、ウチの奥さんが「零戦って、帰って来れない飛行機のこと?川・∀・)」なんて言ったのを、ついヤレヤレ顔でさえずったりしちゃいましたけど、零戦の編隊を眺めるカプローニと二郎の「美しいな。良い仕事だ」「一機も戻って来ませんでした」というやり取りを観ると、まったく間違ってなかったというか。なんかね、「奧さんはやっぱり僕より頭が良い人だなぁ (´∀`) ウフフ」とうれしくなったりもしたというNOROKE! m9・∀・) ビシッ

そんなワケで、嫌いなところもあるんですが、最終的には宮﨑駿監督作の中でもベスト4に入るくらい大好きな映画でした。つーか、僕もね、ついついブログばかり書いて、奧さんをないがしろにしがちだなぁと反省しましたよ…な~んて言いつつも、結局、今も睡眠時間を削ってブログを書いているという矛盾だな!(`∀´) フハハハハハハ(←本庄風に) 何はともあれ、賛否両論なのもわかるので、積極的にはオススメしませんが、日本を代表する監督の映画なのでね、一応は観ておいた方が良いですぞ (´∀`) オワリ




主人公のモデルとなった堀越二郎さんの著書。ちょっと興味あります。



ベースとなった堀辰雄先生の著作。Kindle版ですが、タダなのがうれしいですな。



同じく堀辰雄先生の小説。ヒロインの名前はここからとったんだとか。最後の展開も似てます。



絵コンテ全集を貼っておきますね。「ジ・アート・オブ 風立ちぬ」も超良さげ。



映画の公開を記念してリリースされた40周年記念盤。かなりほしいけど、値段が…。



サントラも貼っておきますね。



1976年に公開された山口百恵主演映画。堀越二郎要素は皆無だと思うので気をつけて!∑(゚Д゚) キケン!



松田聖子さんのアルバム。正直、「風立ちぬ」という言葉から連想するのは、この歌「今川焼き」の替え歌だったり。



僕が宮崎駿監督作で一番好きなのはこれですかね。



なんとなく連想した大好きすぎるアニメ。ちくしょう、さっさとBlu-rayだせ!ヽ(`Д´)ノ