「環境をリセットするのも良いですよ」という知った風な駄話 | 三角絞めでつかまえて2

「環境をリセットするのも良いですよ」という知った風な駄話

※今回の記事は、非常に知った風なことが書かれているので、そういうのが「面倒クセー (´Д`;) ナニコイツ」という感じで苦手な人は間違いなく読まない方が良いです。

先週の「ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル」は面白かったですな~。「上戸彩さんの夢」というおかしな話から始まって、たわわちゃんの新コーナーも予想以上に楽しかったし、「テルマエ・ロマエ」評も驚くほど容赦なくてタメになったし、「子どもが好きそうなmix」もよく分からないけど良かったし、ぼんやりニュースでのshowtaxiさん話も愉快だったし…(ブログにその様子がアップされてますな)。

そして、何よりも僕がグッときたのが、「タマフル・ティーン白書2012」10代の少年たちの人生話を聴いていると、自分の青春時代を思い出して、笑いつつも切なくなったりしてね。で、その翌日に「ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン」という良い映画を観たせいで、さらに温かい気持ちになりまして。そんな心境でネットをいろいろ見てたら、たまたま“ある人”のダウナー気味の文章を読んでしまって、非常に励ましたくなりつつも、何の面識もない普通の人だから直接メールを送ったりするのもアレな感じがしたので、本人に届くかどうかは置いといて、衝動的に何か知った風な文章を書いておきたくなったという次第。


なんとなく貼っておきますね↓ このイントロを聴くだけで、この企画元になった映画を思い出して涙が… (ノω・、)




これは10代に限らない話ですけど、キツくなったら“その場所”に固執しなくても良いと思うんです。学校然り、職場然り、家族然り。いや、負荷を与えることで筋肉が肥大するように、人間の精神も厳しい状況に身を置くことで経験値が溜まってレベルアップするものであって。指のささくれが剥けた程度のことで「ツラい~ ヽ(TДT)ノ」なんて逃げ出してたら、いつまで経ってもスライムすら倒せないことぐらいは僕も重々承知しておりますよ。

ただ、もしその負荷が大きすぎて筋肉が壊れちゃったら、修復するのにかえって時間がかかるし、最悪、ケガが治らないこともあるワケで…。100キロのバーベルスクワットしかできない人が200キロにチャレンジしたら、確実に背骨が折れるじゃないですか。「本当に無理だったらそのトレーニングメニューを変えた方が良い」という程度のことは頭に入れておいた方がラクというか。「この半年間、毎晩、布団に丸まってシクシク泣いてるんです… (ノДT) シニタイ」なんて状況だったら、さすがに環境を見直した方が良いじゃないですか。

私事ですが、僕は昔、警察官でして。見た目はゴツくても心は豆腐のように柔い男ですよ。基本的にバカではあるから、周りの人たちが「スターシップ・トゥルーパーズ」の兵士ライクにテストステロンをムンムン放出させながら「Kill' em All!ヽ(`Д´)ノイエーッ!」って感じの時は普通にマッチョな男に染まりきってましたけど、夜、1人になるといろいろとツラくて…。もう毎日辞めたくて仕方がなかったワケです。


なんとなく「スターシップ・トゥルーパーズ」の動画を貼っておきますね↓




その頃の僕が一番思ってたのが、「ここで辞めるのは男失格なんじゃないか (´・ω・`)」と。さらに「公務員なんて安定した職業を辞めるバカがいるかよ ( ゚д゚)、ペッ」ってのもあって、少し頑張ってみたりして。でも、それでも無理だったので、結局、依願退職させていただいて。辞めた時は、母親が非常に悲しんじゃって、そういうのを見ちゃうと「僕なんて1ミリも根性がないダメ人間ですな… ('A`)」と超ションボリしちゃって、1カ月ほど自室に引きこもったりしましてね…。

がしかし! 時間が経ってみると、辞めて超良かった!ヘ(゚∀゚*)ノ ホエホエ! というか、引きこもった後に親友の家に居候させてもらったりして(スゲー迷惑かけた)、落ち込みから程良く回復した途端、「んもう、アタシったら、なんでさっさと辞めなかったんだろ (ノ∀`) バカネ」と思うほどでしたよ。ちょっとだけ「あの時、ああしておけば良かったな~」なんて胸が痛い時もあるし、未だに悪夢にうなされたりもするけど、あのまま警察にいたら変な事件とか起こしてそうなので未練ゼロというか(誤解を招く文章)。

その後は変なイベント会社を手伝ったりとか、ボーリング工見習いとして働いたりとか、ピザ工場で流れ作業をしたりとかの末に、今の仕事に就いて、奧さんと出会って、娘が生まれて…って、今の僕の人生は「根性がなくて警察を辞めなければ、存在しなかった」ワケでさ。まぁ、僕のことなんてあくまで一例でしかないんですが、職場に限らず、学校、友人関係、家庭諸々、「そんなにイヤなら環境をリセットするのもアリですヨ (・∀・)」と心底思うのです。残念ながら“人生そのもの”をリセットするボタンはありませんけど(“電源ボタン”はありますが、それは押しちゃダメ絶対!)、環境を変えることくらいなら“それなりの覚悟”があれば出来ますから…たぶん。


なんとなく花くまゆうさく先生の名著を貼っておきますね↓
三角絞めでつかまえて-人生リセットボタン
人生リセットボタン (Mag comics)

なんとなく「人生リセットボタン」も貼っておきますね↓




とは言いつつも! 当然ながら環境を変えるというのはマイナスになることもあるというか、特に仕事に関しては、安易にリセットしまくると人生の選択肢が狭まってくるのも事実。それに、人間は弱い生き物ということで、“挙げられる重さのバーベル”から逃げるようになってしまったりもするから、難しいんですが…。僕的には「オレはいつだってリセットできる男なんだぜ? ( ̄ー ̄)ニヤッ」というナイフを胸に隠し持ちつつ、「きっと良くなるから、もう1日頑張って!ヘ(゚∀゚*)ノ」って感じで日々を耐えながら、それでも半年くらい枕を濡らす夜が続いてたら、「環境を変えた方がいいんじゃないカナー (・ε・)」って思っております(アバウトでごめんネ)。


ということで、Wilson Phillips「Hold On」を貼っておきますね↓




ううむ、何が何やらな文章になっちゃいましたな…。つーか、「なんだ、リア充自慢かよ (`Δ´) ケッ」と思う方もいるかもしれませんが、それはそれでOK!(o^-')b とにかく、僕は間違いなく「警察を辞めた」という選択だけは一生後悔しないから(もちろん僕に合わなかっただけで大事な仕事だし、今、ハードな現場で働いている警察官は尊敬しております)、なんて言うんですか、そういうことに縛られてる人への何らかの一助になればと思って、僕なりにありがちな文章を書いてみた感じ。まぁ、そういうことだから、あまり気にしないでね。おしまい!ヽ(`Д´)ノ