「『キック・アス』は最高の映画であり、ヒット・ガールは僕の理想のヒロインだった」という報告
※今回の記事は基本的にネタバレしないつもりですが、やはりちょっと「キック・アス」の内容に触れてしまう箇所があるかもしれないので、嫌な人は読まないほうが良いですぞ。
まず、最初に書いておきたいのは、「『キック・アス』は最高の映画であり、ヒット・ガールは僕の理想のヒロインだった」ということです。
この娘がヒット・ガールだ! 可愛いけど実は凶暴な女の子。
昨日、「第3回したまちコメディ映画祭in台東」に行ってきましてね。僕のお目当ては「前夜祭 映画秘宝祭り」として日本初公開される「キック・アス」! 「キラ★キラ」で町山智浩さんの話を聴いたときからずっと観たくて観たくて…。平日の17時開場という社会人を無視したようなスケジュールにもめげず、仕事を早めに切り上げて、浅草に向かったワケです。
浅草公会堂に来るのは初めてだったり。
「第3回したまちコメディ映画祭in台東」の看板。吉田戦車先生のイラストが素敵。
お目当てはもちろんこの映画! もう期待でビンビン状態ですよ!
入り口にはコスプレした宣伝の人たちが。こういうのって大事ですよね。
なんと入場者全員にシールのプレゼント! 超うれしいッス!
ちなみにこんなチラシがありました。日本公開が決まって良かったなぁ…。
イベントは17時半から始まりまして。まずは高橋ヨシキさん製作のオープニング映像が流れたんですが、オッパイとブルース・リーから始まるという実に信用できる作りに感動しました。で、どこかの配給会社の人と「映画秘宝」関係者たちのグダグダ感溢れる仕切りの中、予告編大会がスタート。「マチェーテ」やら「エクスペンダブルズ」やら「スコット・ピルグリムVS.ザ・ワールド」やら「ピラニア3D」やら「ビッチ・スラップ 危険な天使たち」やら「裁判長!ここは懲役4年でどうすか」やら「巨乳ドラゴン 温泉ゾンビ VS ストリッパー5」やら「エイリアンvsニンジャ」やら「冷たい熱帯魚」などなど、時間にして約30分ほど“雄度の高い映画”の予告編ばかり観たワケですが、僕的にやはりグッときたのが井口昇監督の「電人ザボーガー」と杉作J太郎監督の「チョコレート・デリンジャー」ですな。特に「チョコレート・デリンジャー」の方は、“映像のシュールさ”もさることながら、撮影開始から3年経つのに「未だに出演者が増えている」という状況に戦慄しました。ちなみに宇多丸師匠やしまおまほさんも出演されてましたが…(なぜか下を向く僕)。
予告編大会は、正直、あまり期待してなかったんですけど、意外と面白かったですね~。で、体が十分温まったところで、待望の「キック・アス」の上映ですよ!
「キック・アス」のポスター。ヒットガールバージョン。
予告編はこんな感じ↓
もう「最高!」の一言。もちろん「ユニバーサル・ソルジャー:リジェネレーション」を絶賛するような男の言うことですから決して鵜呑みにはしないでほしいんですが、今年のベスト候補としか言いようがないです。その最大の要因は冒頭に書いたヒット・ガールというキャラクターであり、僕的には今まで観てきた数多くの映画の中で一番萌えたヒロインでしたよ。さらにおかしなことを書くと、僕は彼女と出会うために映画を見続けてきたのかもしれません…。
このミンディ・マクレディ(ヒット・ガールの本名)役を演じたのはクロエ・グレース・モレッツちゃん。あの「(500)日のサマー」の妹役ですよ! あの時も萌えたけど、今回はもう…。もちろん彼女自身が可愛くて素晴らしい女優ということもあるんですけど、マシュー・ヴォーン監督の見事な普通の演出&アクション演出がさらにヒット・ガールというキャラクターを魅力的にしてまして。「可愛らしさ×強さ×いじらしさ=破壊力」の公式に当てはめると、「地上最強の男竜」ですら一撃で屠る攻撃力でしたよ!
11歳の女の子なのに悪党には驚くほど容赦ないヒット・ガール。こんなヒロインを待ってたぜ!
敵のアジトでの戦闘シーン。今年観た映画の中でもナンバー1のクオリティでしたぞ!
素顔も可愛い~。“ツインテール萌え”の野郎どものハートが次々と握りつぶされる音が聞こえる!
実際はこんな感じ。僕もすっかりロリおじさんですな…。
基本的にコメディなんですけどハードな描写もドッサリなので、例えばウチの奥さんと一緒に観たら「こんなのを観て笑ったりする人だとは思わなかった!」と間違いなく激怒されるような映画なんですが、この「キック・アス」、日本では12月18日に公開されるそうなので、みなさん、ぜひ劇場に観に行ってくださいな!!!!!!!!
で、映画を観た後は、町山さんと水道橋博士さんによる「FUCK-ASS」という“水野晴郎先生のゲイ疑惑を追求する映像”を観ながらのトークショーが行われまして。もう「キック・アス」の余韻が台無し(笑)。 内容に関しては「浅草キッド水道橋博士が大暴走!『故・水野晴郎さんのホモ疑惑を流したのは自分たち』と激白!!」を読んでもらうとよく分かるかと。昔、僕も「未来ナース」とか観てたんですけど、まさかボンちゃんの証言が聞けるとはなぁ…。スゲー面白かったです。
と、ノホホンとしていたら! なんと、この「FUCK-ASS」を巡っていろいろと論争が起きたりもしまして↓
「FUCK ASS」お笑いと差別とホモと
読んでみると、確かに僕も無自覚に笑っていたなぁと反省しましたよ。ゲイだなんだと笑い飛ばせる世の中になればそれが一番良いんだろうけど、常に傷つく人はいるというか、そうなったらそうなったで、それに乗じて差別する人も出てきそうだし…。ただ、水道橋博士さんは芸人という生き物なので、その姿勢自体は仕方ないと思います。風見鶏的な意見ですけど、やっぱり「どっちの言い分も分かる」というか。いや、難しい問題ですな…。
ということで、何だか神妙な感じになっちゃいましたが、何はともあれ、今回の記事で僕が一番言いたかったのは「『キック・アス』は最高の映画であり、ヒット・ガールは僕の理想のヒロインだった」ということです。ううむ、輸入版DVDを買っちゃおうかなぁ…。
まず、最初に書いておきたいのは、「『キック・アス』は最高の映画であり、ヒット・ガールは僕の理想のヒロインだった」ということです。
この娘がヒット・ガールだ! 可愛いけど実は凶暴な女の子。
昨日、「第3回したまちコメディ映画祭in台東」に行ってきましてね。僕のお目当ては「前夜祭 映画秘宝祭り」として日本初公開される「キック・アス」! 「キラ★キラ」で町山智浩さんの話を聴いたときからずっと観たくて観たくて…。平日の17時開場という社会人を無視したようなスケジュールにもめげず、仕事を早めに切り上げて、浅草に向かったワケです。
浅草公会堂に来るのは初めてだったり。
「第3回したまちコメディ映画祭in台東」の看板。吉田戦車先生のイラストが素敵。
お目当てはもちろんこの映画! もう期待でビンビン状態ですよ!
入り口にはコスプレした宣伝の人たちが。こういうのって大事ですよね。
なんと入場者全員にシールのプレゼント! 超うれしいッス!
ちなみにこんなチラシがありました。日本公開が決まって良かったなぁ…。
イベントは17時半から始まりまして。まずは高橋ヨシキさん製作のオープニング映像が流れたんですが、オッパイとブルース・リーから始まるという実に信用できる作りに感動しました。で、どこかの配給会社の人と「映画秘宝」関係者たちのグダグダ感溢れる仕切りの中、予告編大会がスタート。「マチェーテ」やら「エクスペンダブルズ」やら「スコット・ピルグリムVS.ザ・ワールド」やら「ピラニア3D」やら「ビッチ・スラップ 危険な天使たち」やら「裁判長!ここは懲役4年でどうすか」やら「巨乳ドラゴン 温泉ゾンビ VS ストリッパー5」やら「エイリアンvsニンジャ」やら「冷たい熱帯魚」などなど、時間にして約30分ほど“雄度の高い映画”の予告編ばかり観たワケですが、僕的にやはりグッときたのが井口昇監督の「電人ザボーガー」と杉作J太郎監督の「チョコレート・デリンジャー」ですな。特に「チョコレート・デリンジャー」の方は、“映像のシュールさ”もさることながら、撮影開始から3年経つのに「未だに出演者が増えている」という状況に戦慄しました。ちなみに宇多丸師匠やしまおまほさんも出演されてましたが…(なぜか下を向く僕)。
予告編大会は、正直、あまり期待してなかったんですけど、意外と面白かったですね~。で、体が十分温まったところで、待望の「キック・アス」の上映ですよ!
「キック・アス」のポスター。ヒットガールバージョン。
予告編はこんな感じ↓
もう「最高!」の一言。もちろん「ユニバーサル・ソルジャー:リジェネレーション」を絶賛するような男の言うことですから決して鵜呑みにはしないでほしいんですが、今年のベスト候補としか言いようがないです。その最大の要因は冒頭に書いたヒット・ガールというキャラクターであり、僕的には今まで観てきた数多くの映画の中で一番萌えたヒロインでしたよ。さらにおかしなことを書くと、僕は彼女と出会うために映画を見続けてきたのかもしれません…。
このミンディ・マクレディ(ヒット・ガールの本名)役を演じたのはクロエ・グレース・モレッツちゃん。あの「(500)日のサマー」の妹役ですよ! あの時も萌えたけど、今回はもう…。もちろん彼女自身が可愛くて素晴らしい女優ということもあるんですけど、マシュー・ヴォーン監督の見事な普通の演出&アクション演出がさらにヒット・ガールというキャラクターを魅力的にしてまして。「可愛らしさ×強さ×いじらしさ=破壊力」の公式に当てはめると、「地上最強の男竜」ですら一撃で屠る攻撃力でしたよ!
11歳の女の子なのに悪党には驚くほど容赦ないヒット・ガール。こんなヒロインを待ってたぜ!
敵のアジトでの戦闘シーン。今年観た映画の中でもナンバー1のクオリティでしたぞ!
素顔も可愛い~。“ツインテール萌え”の野郎どものハートが次々と握りつぶされる音が聞こえる!
実際はこんな感じ。僕もすっかりロリおじさんですな…。
基本的にコメディなんですけどハードな描写もドッサリなので、例えばウチの奥さんと一緒に観たら「こんなのを観て笑ったりする人だとは思わなかった!」と間違いなく激怒されるような映画なんですが、この「キック・アス」、日本では12月18日に公開されるそうなので、みなさん、ぜひ劇場に観に行ってくださいな!!!!!!!!
で、映画を観た後は、町山さんと水道橋博士さんによる「FUCK-ASS」という“水野晴郎先生のゲイ疑惑を追求する映像”を観ながらのトークショーが行われまして。もう「キック・アス」の余韻が台無し(笑)。 内容に関しては「浅草キッド水道橋博士が大暴走!『故・水野晴郎さんのホモ疑惑を流したのは自分たち』と激白!!」を読んでもらうとよく分かるかと。昔、僕も「未来ナース」とか観てたんですけど、まさかボンちゃんの証言が聞けるとはなぁ…。スゲー面白かったです。
と、ノホホンとしていたら! なんと、この「FUCK-ASS」を巡っていろいろと論争が起きたりもしまして↓
「FUCK ASS」お笑いと差別とホモと
読んでみると、確かに僕も無自覚に笑っていたなぁと反省しましたよ。ゲイだなんだと笑い飛ばせる世の中になればそれが一番良いんだろうけど、常に傷つく人はいるというか、そうなったらそうなったで、それに乗じて差別する人も出てきそうだし…。ただ、水道橋博士さんは芸人という生き物なので、その姿勢自体は仕方ないと思います。風見鶏的な意見ですけど、やっぱり「どっちの言い分も分かる」というか。いや、難しい問題ですな…。
ということで、何だか神妙な感じになっちゃいましたが、何はともあれ、今回の記事で僕が一番言いたかったのは「『キック・アス』は最高の映画であり、ヒット・ガールは僕の理想のヒロインだった」ということです。ううむ、輸入版DVDを買っちゃおうかなぁ…。